mui Lab、米 DSR Corporation と業務提携、通信規格を問わないスマートホームソリューションを拡充
PR TIMES / 2024年7月29日 16時45分
mui Lab株式会社(京都府京都市、代表取締役社長 大木 和典、以下「mui Lab」)と米国のDSR Corporation(米国コロラド州デンバー、Founder & CEO Anatoli Pechkov 以下「DSR」 )は、業務提携を締結しました。この提携を通じてスマートホーム世界共通規格「Matter」と、国内で浸透している通信規格「ECHONET Lite」の双方に対応したスマートホームコントローラーを共同開発します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30640/58/30640-58-0fc70640994bd7859326fe26f1e0a745-1080x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■ シームレスなスマートホームを実現する業務提携
mui Labはこれまで国内ハウスメーカーとの提携の元、ECHONET Liteに対応したスマートホーム向けのソリューションを提供してまいりました。
一方でDSRは組み込みやIoTソフトウェア業界のグローバルリーダーであり、Matterの策定・開発機関であるConnectivity Standards Alliance(CSA)の前身にあたるZigbee Allianceから規格策定に携わるなど、スマートホーム領域における通信技術に深く精通する企業でもあります。
現状ではECHONET LiteとMatterとの間に互換性がありませんが、今回の提携を通じてECHONET LiteとMatter両方の機器との通信ができるスマートホームコントローラーを共同で開発します。
■ 共同開発するmui/DSRプラットフォームについて
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30640/58/30640-58-b77cf6116db42a852461c8948fddf865-1080x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
カーム・テクノロジーを活用したユーザー体験を中心に、ハードウェアからクラウドサービスまで一貫して開発・サービス提供できるmui Labと、スマートホーム向け無線通信技術のグローバル企業であるDSRが連携することで、優れたユーザー体験を高品質で安定的に提供します。
エネルギーマネジメントやスマートホームなどの導入を検討されている不動産事業者様や電力事業様に対しては、通信規格を問わないスマートホームコントローラーをスムーズに導入できるだけでなく、優れた高いユーザー体験を通じて付加価値の高いサービスの提供が可能になります。
■ 日本でも普及が進むMatter
2024年5月29日にCSAの日本支部(Japan Interest Group)が設立され、Matter 技術部会 (Technical Interest Group)議長として当社CXOの佐藤宗彦が選出されました。
mui Labはスマートホーム世界共通規格「Matter」の規格策定に向けたワーキンググループに2021年から参画し、2023年には同規格のソフトウェアコンポーネント認証を世界のテック企業約10社と並んでいち早く取得しております。
「muiボード(第2世代)」は、DSRと新たに開発するスマートホーム制御システムを初めて搭載する製品として、2024年12月より出荷開始予定です。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30640/58/30640-58-dcde1bbbafd3d6e9c5a9da77b2790fee-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
muiボード(第2世代)の詳細については、こちらをご覧ください。
■ Matterとは
・米Connectivity Standards Alliance(CSA)によるスマートホーム機器間の相互利用を実現する通信統一規格。
・Apple、Google、Amazonの3社がデバイスの相互接続性に関して協調戦略に転換したことで誕生。
・安定した接続性やプライバシー保護に関する最新のセキュリティー対策を担保。
・Matter対応の機器同士は、クラウドを介さずローカルでの接続やコントロールが可能。
・今後、生活者は「Matter認証」のマークのついた機器を選ぶことで、メーカーの垣根を超えスムーズな相互接続や家電の操作を行うことが可能に。
■ カーム・テクノロジーとは
カーム・テクノロジーは、パロアルト研究所の技術主任であったマーク・ワイザーが提唱した設計思想で、電気のスイッチのように生活に溶け込み、人が無意識的に活用できる、『存在を意識されないほど深く日常の一部となっているテクノロジー』を意味します。
■ DSRについて
DSR Corporationは2001年設立のワイヤレス技術を中心に、AIを含むエッジ・システムの各種要素技術と、これに併せてデータ処理、クラウドのBE,FE及びセキュリティ技術を提供する総合ソフトウェアハウスで、エンドツーエンドのIoTパートナーとして、無線通信、組込みソフトウェア、アプリケーションレイヤー等の技術要請に対し、コンサルティングを通じソリューションを提案、オープンスタンダードに基づく柔軟な開発を通じて、多様なビジネスモデルに最適なソリューションを提供しています。
■ mui Labについて
mui Labは、京都発のカームテクノロジースタートアップです。フラッグシップであるスマートホーム・コントローラーの「muiボード」、をはじめ、「柱の記憶」などCalm UIを追求したハードウェアプロダクト、またそれを支える「muiプラットフォーム」を通じてスマートホーム市場での事業拡大を行っています。世界最大のテクノロジーショーケースCESにおいて、 イノベーションアワード」を3度受賞(2019年、2022年、2024年)イタリア、ミラノで開催のデザイン賞である「archiproducts DESIGN AWARDS大賞 」(2021年)を受賞し世界的な評価をテクノロジー、デザインの領域で獲得しています。https://muilab.com
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