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日本酒事業を運営するClear、日本酒産業の持続可能な発展に向けて、「Sake Sustainability Vision」を発表

PR TIMES / 2021年9月21日 12時15分

日本酒事業を運営する株式会社Clear(所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:生駒龍史、以下「Clear」)は、日本酒産業の持続可能な発展に向けて、「Sake Sustainability Vision」を発表いたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/34181/58/resize/d34181-58-b5efd2633120e490b878-0.jpg ]

日本酒は水や米など、かけがえのない自然の恵みによって支えられています。持続可能な豊かな地球環境を次世代に引き継ぐことは、私たちの大切な責務です。「日本酒の未来をつくる」をビジョンに掲げる企業として、サステナビリティへの取り組みにおいても産業をリードしていく責任があると考え、本プロジェクト「Sake Sustainability Vision」の発表にいたりました。

当社は最高品質の商品・サービスをお届けすることで人々の豊かな生活文化に貢献すると同時に、多様性ある社会や美しい地球環境との共生を常に念頭に置き、持続可能な社会の実現を目指してまいります。

◆ Clear代表 生駒より ― 日本酒のサステナビリティに対する想い

[画像2: https://prtimes.jp/i/34181/58/resize/d34181-58-9dc699955b312326f880-1.png ]

「日本酒の未来をつくる」というビジョンを掲げ、日本酒産業に身を置き10年。日本全国、時には海外の酒蔵を巡り、また当社の事業活動を通じて日本酒は自然の恵みそのものであると実感しました。

地域に深く根ざす水のテロワール。肥沃な大地から生まれる米。醸造に多様な影響を与える気候風土。豊かな自然があってこそ、多様で魅力的な日本酒が存在し、人々の心を潤しています。 しかし、今その自然環境が脅かされています。地球温暖化による米の生育環境及び収量の変化、豪雨や猛暑などの自然災害、渇水・洪水リスクの増加など。根幹が揺らいでいます。

この地球規模の課題に当社は全力で向き合い、解決に貢献します。人々の生活の豊かさに寄与する日本酒がこれからも発展的に持続する未来のために。サステナビリティ経営は企業の付加価値と認識されていますが、私たちはそう捉えていません。サステナビリティは企業の本質的価値であり、経営戦略そのものであり、日々の意思決定・行動の前提に組み込まれる必要があります。

私たちは、積極的な情報発信や日本酒産業が環境に与える実態を把握する研究などを通じて、自社だけではなく、日本酒産業全体のサステナビリティに貢献していきたいと考えています。企業の成長によって外部不経済が起こることは、過去の企業活動の在り方です。私たちは、自然の自浄作用や政府の政策に加え、自社の努力によって解決していく。そんな活動が当たり前になる未来の実現に向けて取り組んで参ります。

そして、お客様はもちろんのこと、酒蔵・酒米農家をはじめとした日本酒産業のパートナーとともに、持続可能な社会を築き上げ、グローバルに成長を続ける日本酒企業として、更なる革新と挑戦を続けてまいります。


◆弊社のサステナビリティに向けた取り組み
1. 日本酒のライフサイクルのCO2排出量の可視化への取り組み
酒米などの原材料調達から醸造、出荷、ボトルなど資材調達を含めた日本酒のライフサイクルのCO2排出量の可視化を目指し、ライフサイクルアセスメント(※)の権威である東京都市大学環境学部の伊坪徳宏教授と「日本酒のライフサイクルのCO2排出量の分析及び計算」の共同研究を開始しております。
CO2排出量の可視化を行うことで、将来の自社のサプライチェーンの最適化へ生かすとともに、CO2排出量を抑制するための製造観点での提言や、環境配慮のある酒造りの基準策定など、日本酒産業全体のサステナビリティを推進していきます。
(※)ライフサイクルアセスメント:製品・サービスのライフサイクル全体またはその特定段階における環境負荷を定量的に評価する手法

2. SAKE HUNDREDにおける環境負荷に配慮したパッケージ資材への切り替え
ラベル・カートン・リーフレット等の資材において、地球環境への負荷の少ないFSC認証紙(※)を用いた資材への切り替えを行ってまいります。FSC認証製品を用いることで、森林保全の取り組みを広げていくことに協力いたします。さらにパッケージメーカーの協力のもと、環境負荷の少ない日本酒ラベル等の研究・開発も推進していきます。
(※)FSC認証:FSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会) が定めた規格をもとに、適切に管理された森林の木材やその他のリスクの低い原材料から作られた製品であることを証明するマーク

3. SAKETIMESにおける「日本酒とサステナビリティ」の連載開始
SAKETIMESの「日本酒とサステナビリティ」では、メディアとしての業界啓蒙を目的として、日本酒産業における「サステナビリティ(持続可能性)とは何か?」を考えるために、業界内で進んでいるさまざまな活動を紹介する情報発信を開始しております。
・SAKETIMES「日本酒とサステナビリティ」
https://jp.sake-times.com/sake_sdgs

当社は、今後も理想の社会実現をめざして更なる挑戦を続けてまいります。
■ Clearについて
『日本酒の未来をつくる』をビジョンに掲げる、日本酒に特化した事業を運営する2013年創業のベンチャー企業。2014年より運営する「SAKETIMES」は国内最大規模の日本酒専門WEBメディアで、月間読者は約55万人。2018年よりスタートしたラグジュアリー日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」は、会員登録者数約5万人。

[画像3: https://prtimes.jp/i/34181/58/resize/d34181-58-0fec12fe008395367f4b-2.png ]

Clearが日本酒に特化した事業を行うのは、日本酒が世界の人々の人生を豊かにすることを確信しているためです。日本酒には、国境や文化を超えて世界中に愛されるポテンシャルがあります。その可能性に挑戦し、未知の市場を切り拓くことで、より良い日本酒の未来をつくることがClearの使命です。

「SAKE HUNDRED」では、ラグジュアリーシーンで愛される日本酒ブランドを確立して新たな市場をつくることを、「SAKETIMES」では世界における日本酒情報のインフラとなることを、それぞれ目指しています。

■ 会社概要
会社名:株式会社Clear(https://clear-inc.net
所在地:東京都渋谷区渋谷2-4-3 2F
設立:2013年2月7日
代表取締役:生駒龍史
資本金:8.2億円
- 日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」(https://sake100.com)の運営
- 日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」(https://jp.sake-times.com)の運営
- 日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES International」(https://en.sake-times.com/)の運営

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