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Synspective、米Rocket Lab社と今後10機の衛星打上げに合意

PR TIMES / 2024年6月22日 22時40分



 小型SAR衛星の開発・運用からSARデータの販売と解析ソリューションの提供を行う株式会社Synspective(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:新井元行)は、ロケット打上げサービスとスペースシステムのグローバルリーダーであるRocket Lab社(本社:アメリカ合衆国カリフォルニア州、CEO:Sir Peter Beck)が提供するエレクトロン・ロケットで、今後10機の衛星打上げを行うことに合意しました。本合意においては、当社代表取締役CEOの新井、Rocket Lab社CEOのPeter Beck氏、そしてビジネス代表団を率いて来日中のニュージーランド首相のChristopher Luxon氏が東京帝国ホテルで行われた調印式に参加しました。本合意は、Rocket Lab社にとって最大規模となりました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52943/58/52943-58-a9c3b1843d2ae8c0d68c19f2f6447df4-2449x1632.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
調印式の様子

 Rocket Lab社は、2020年以来、Synspectiveの小型SAR衛星によるStriXコンステレーション*構築に向けた打上げプロバイダーとして、同社のエレクトロン・ロケットで過去4回すべての打上げと軌道投入に成功しています。また、当社とRocket Lab社との間には、今回の合意の他、2回の打上げを予定しており、ニュージーランドの射場のComplex 1より今年中に打ち上げられる計画を立てています。なお、本合意の対象打ち上げは2025年から2027年にかけて行われるものです。

 今回、Synspectiveが本合意に至った理由は、同社による過去の実績はもちろんのこと、柔軟な打上げスケジュールと各衛星の正確な軌道投入などをコントロールできる点にあります。本合意により、よりスピーディーに事業の拡大化を図り、世界のパートナーとの関係強化や顧客へのサービス提供の拡充が可能となります。
*コンステレーション:複数の人工衛星を連携させて一体的に運用するシステム。

■ Synspective 代表取締役CEO 新井元行のコメント
 この度、Rocket Lab社と新たに10機の衛星打上げに合意できたことを嬉しく思います。Rocket Lab社は革新的な打ち上げプロバイダーであり、今後、コンステレーション構築を加速させてサービスを拡充する我々にとって、強固な基盤を得て、自信を深める合意となりました。ともに事業を前進させる重要な役割を担って頂けることに感謝します。私たちは引き続き、私たちの世代で、人類の経済活動を、地球環境と資源を考慮した持続可能なものにするために、SAR衛星によるコンステレーション構築から、全球の環境・経済活動の可視化と解析が可能なアナリティクスプラットフォームの構築を目指します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52943/58/52943-58-fed77696ac5af30224a50cb5c226b149-2449x1632.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■ Rocket Lab CEO Peter Beck氏のコメント
 私たちは、SynspectiveがRocket Labに衛星コンステレーションの構築を託していただけたことを光栄に思います。衛星10機の打ち上げは、Rocket Labにとって最大規模の打ち上げ合意となります。日本の宇宙産業は世界で最も急速に成長している産業の一つであり、米国のロケットとニュージーランドの発射場というユニークなコラボレーションを通じてこの成長を実現し、日本の小型衛星に前例のないレベルの軌道アクセスを提供できることを嬉しく思います。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52943/58/52943-58-e3641c1f05f917bfa13b3060245a00ae-2449x1632.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■ Prime Minister of New Zealand Christopher Luxon氏のコメント
 ニュージーランドの宇宙技術の革新により、この急成長産業において我が国の地位が急速に高まっています。私は、首相としての初めての日本訪問中に、この重要な協定の署名に立ち会えたことを大変うれしく思います。この合意は、両国間の貿易と繁栄を成長させる多くの機会を明確に示しているものです。宇宙産業が世界的な舞台でその可能性を最大限に発揮できるようにするには、国際的なパートナーとの協力が不可欠です。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52943/58/52943-58-7abf91b1609de6bb63781508f4f12345-2449x1632.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■ Rocket Labについて
2006年に設立されたRocket Labは、ミッションの成功で確固たる実績を持つエンドツーエンドの宇宙関連企業です。信頼性の高いロケットの打上げサービス、宇宙船の部品、衛星、その他の宇宙船、軌道上の管理ソリューションを提供し、宇宙へのアクセスをより早く、より手軽に、かつ手頃な価格で可能にしています。米カリフォルニア州ロングビーチに本社を置くRocket Labは、小型軌道ロケット「Electron(エレクトロン)」の設計・製造を行っており、2018年1月の最初の軌道打ち上げ以来、Electronロケットは米国で年間2番目に打ち上げ回数が多いロケットとなり、民間および公的機関のために180機以上の衛星を軌道に送り、国家安全保障、科学研究、宇宙デブリ問題の緩和、地球観測、気候モニタリング、通信などの業務を可能にしています。また、Rocket Labのスペースクラフトは、NASAの月や火星へのミッション、そして初の民間商業ミッションである金星探査の補佐を選ばれています。Rocket Labは、ニュージーランドの民間軌道発射場に2つの発射台とバージニア州に3つ目の発射台を有しています。
詳細は以下のウェブサイトをご覧ください:www.rocketlabusa.com

■ 株式会社Synspectiveについて
Synspectiveは、「この世代で、人類の経済活動を、地球環境と資源を考慮した持続可能なものにする」をミッションに掲げ、独自の小型SAR衛星の開発から、より高頻度な観測を可能にする衛星群を構築し、それらから得られるSARデータの販売、および、衛星データを利用した解析ソリューションを提供しています。私たちは、データに基づいた持続可能な経済・社会の実現を目指し、全地球規模の環境・経済活動の可視化と解析が可能なアナリティクスプラットフォームの構築から、持続可能な社会・経済活動を阻害する恐れのあるリスクを特定・評価し、専門性を持つパートナーとともにソリューションの開発・実装を行います。


設立:2018年2月
所在地:東京都江東区三好3-10-3
代表者:代表取締役CEO 新井元行
URL: https://synspective.com/


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