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株式会社リンクス更なる新機能を備えたSCADA/IIoTソフトウェアプラットフォーム「zenon 14」を提供開始

PR TIMES / 2024年12月6日 17時15分



最先端の技術を世界中から発掘し、技術力と経験をもって製造現場に実装するテクノロジープロバイダである株式会社リンクス(所在地:東京都品川区、代表取締役:村上 慶 以下、リンクス)は、2024年12月6日(金)より、SCADA/IIoTソフトウェアプラットフォームの最新版「zenon(ゼノン) 14」の国内での提供を開始します。

リンクスは、2017年にCOPA-DATA社(Ing. Punzenberger COPA-DATA GmbH)と日本国内における総代理店契約を締結して以来、同社が提供するSCADA/IIoTソフトウェアプラットフォーム「zenon」を独占的に販売しています。zenonは生産現場に必要とされる機能群を備えたプラットフォームとして、自動車、食品・飲料、医薬品、エネルギー等、多くの業界のユーザーに長年定評を得ており、例えば、海外の自動車業界では、フォルクスワーゲン、BMW、アウディといったトップメーカでIIoTプラットフォームとして幅広く利用され、日本国内では、2019年にトヨタ自動車でのプロジェクトが開始、順次、生産現場への導入が進められています。また、医薬品業界では、FDA Part11をはじめとする各種規制に標準対応したシステムを備えており、装置メーカーからエンドユーザーまで、国内外で数多くの導入実績を有しています(https://www.copadata.com/en/industries/customers/)。

「zenon 14」では、新たなWeb配信機能であるWeb Visualization Serviceへの機能の追加や、プラグアンドプロデュースを実現するための規格であるModule Type Package (MTP)に対応するための機能が追加されています。さらに、Linux OSの対応を拡充し、より幅広くzenonをご活用いただけるようになりました。他にも、OPC-UAサーバーでのProcessGatewayの機能拡張、一部の通信プロトコルにおけるセキュリティ強化、開発環境の操作性向上など、これまで培ってきた、開発環境の使いやすさや豊富な標準機能群といったzenonの特長を、さらに強化しています。

zenon 14の新機能は以下の通りです。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64798/58/64798-58-f4313487ec281e715a9e4a686696a022-567x302.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


製品名:「zenon 14」
提供開始日: 2024年12月6日(金)
提供形態: 弊社Webサイトよりダウンロード(https://x.gd/XxQY7

【zenon 14更新内容】
■システム環境
使用されるSQL ServerのバージョンがSQL Server 2022(旧バージョン:zenon 12はSQL Server 2019)になり、他にも.NET8、Open SSL 3.0、CodeMeter8.00が採用されることにより、最新のテクノロジーと互換性が確保されています。

■クライアント(Web配信)機能
Web Visualization Serviceでサポートされるスクリーンタイプ(フェイスプレートやワールドビュースクリーン等)やスクリーンエレメントが追加され、また、アラームメッセージリストや監査証跡には表示項目が増え、自動ソート機能が追加されるなどの新機能が加わりました。
また、HTML Web Engineに自動再接続機能の追加、複数のプロジェクトがサポートされるなどの機能改善がなされ、Webベースでのエクスペリエンスが向上しました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64798/58/64798-58-29384bb9e2cfc362872399539cb23d2e-567x284.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
フェイスプレート

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64798/58/64798-58-4dbac9d14c903867bd5370c362b27267-1299x487.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ワールドビュー


■Linuxへの対応
zenon12から、一部機能がLinux環境のService Engineでの動作に対応しましたが、zenon14からさらに多くの機能が新たに対応されました。
- ファンクションの追加(アラームの確認、アーカイブの開始/停止、プロジェクトのオンラインリロード、Service Engineの終了 等)
- システムドライバー変数の追加(ロットの開始時刻、ロットの終了時刻)
- OPC UAプロセスゲートウェイでのヒストリアンデータの連携をサポート
- zenon Logicのフィールドバスドライバーの追加(PROFINET IOデバイス、PROFINET IO RTコントローラー 等)
- CLIによる自動ライセンス付与用機能追加



■データ収集機能(ドライバー機能)の拡張
下記のドライバーにて、機能拡張が行われました。
- EUROMAP63
- LS_XGT32
- MELSECA
- OPCUA32
- S7TIA - S7 driver for S7-1500/1200
- System driver
- stratonNG



<リンクスについて>
株式会社リンクスは、最先端の技術を世界中から誰よりも早く発掘し、技術力と経験をもって製造現場に実装する、テクノロジープロバイダです。2021年8月より、「世界の天才たちの夢を、ビジネスに。」というミッション、そして、「工場から人を消す」というビジョンを掲げ、画像処理・AI、ロボット・AGV、IIoT(Industrial IoT)、SoCをベースとした組込システム開発等の分野で、世界中の市場から、技術革新のタイミングを的確にとらえ、最先端の技術や製品、サービスを国内の顧客に提供しています。

<COPA-DATAについて>
1987年にオートメーションソフトウェア専業メーカーとして設立されたオーストリアのCOPA-DATA(コパデータ)社は、工場内の様々なコントローラーからのデータを一括して収集する、SCADA/IIoTソフトウェアプラットフォームの「zenon(ゼノン)」を開発・提供し、すでに世界50ヵ国以上で導入されています。株式会社リンクスは、2017年10月にCOPA-DATA社と日本国内における総代理店契約を締結し、主に自動車、食品・飲料、製薬、エネルギー等の業界で、ファクトリーオートメーションやプロセスオートメーションを図る企業を対象に「zenon」を販売しています。

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