減少する国際支援とシリア復興の未来を考える特別対談イベントを開催:UN-Habitatシリア事務所長高林博史氏と語る現状と展望
PR TIMES / 2024年10月1日 15時45分
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/95779/58/95779-58-0a29bf1396b13fbd5da80afdfa6afd2f-920x450.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
レバノン・ガザへの報道に集中する中、紛争と震災からの復興が進まずに国際的な支援も減少しているシリアは「戦争開始来の最も厳しい人道状況」とされています。
この現状を受け、NPO法人Piece of Syriaは、、来たる10月4日(金)にUN-Habitatシリア事務所 所長の高林 博史氏をゲストスピーカーに迎え、シリアの支援の現状と課題についてのリアルな声を伺い、代表・中野との対談で、未来への展望についてを考えます。
【タイトル】シリア支援の今と未来を語る~減少する国際支援の中で、私たちは何ができるか?~
【日時】10月4日(金)20:00~21:00(アーカイブ配信あり。10/31までの限定公開)
【申込・詳細】https://syria2024-un.peatix.com/
<こんな方におすすめ>
・シリアの復興支援に参加・貢献を考えている方
・シリアの支援の課題を知り、具体的なアクションを考えたい方
・すでに人道支援や国際協力に携わっている方、将来関わりたい方
・シリアの未来を応援したいと考える方
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⚫︎爆撃より辛いのが「忘れられてしまうこと」
現在、シリアの現状について報道される機会が減っており、その結果、世界からシリアに届けられる支援が大きく減少していく現状があります。この「忘れられた国」となりつつあるシリアに光を当て、改めてシリアの今を理解し、未来のために何ができるかを考えるために、本イベントを企画しました。
9/27(金)に、青山弘之教授をゲストにイベントを行いました。
東京外国語大学・青山教授は、2023年のシリア地震を受けて「サダーカ・イニシアチブ」を立ち上げ、分断を超えた震災支援を実施しました。現在、「シリとも(シリアの友ネットワーク)」と名称を変更し、食を通じてシリアを知る企画などを行なっています。
イベントでは、青山教授が代表を務める「シリとも」が行なう日本での活動紹介や、今年の夏に訪れたシリアの風景のご紹介から始まり、シリア国内の分断の現状と今後の展望についてお話いただきました。
2018年ころから膠着化してきたシリア国内の分断と各国との関係性について変化が生じており、その点を詳細に解説いただきました。シリアを実際に訪れて、現地の声として聞こえてきた変化についての解説は非常に興味深く、日本がどのようにシリアに関わっていくかを考えることができました。
憎しみや対立を生まないための教育やメディアリテラシーについての視点もご指摘があり、「平和づくり」の難しさと、そのためにできることを考える機会をご提供いただきました。
今もイスラエルからの爆撃が続くシリアですが、そのことはほとんど報道されていません。なので、爆撃以上にシリアの人たちを苦しめているのが「忘れられてしまうこと」だと話されていたのが印象的でした。
(青山先生のイベントは後日、Piece of Syriaの公式Youtubeにて公開します。
https://www.youtube.com/c/PieceofSyria )
⚫︎中東の平和は、日本の安定にも繋がっていくという視点を
きたる10/4(金)、UN Habitat シリア事務所・所長の高林氏に、シリアの首都ダマスカスからご登壇いただきます。シリア支援の最前線で実施されている成果と難しさ、そして、どんなことが必要とされているかについてを伺います。
事前の打ち合わせの際も、「かわいそうだから支援する、というだけでなく、中東情勢は日本とも繋がっています。ガザ・レバノンだけでなく、シリアを含めた中東が安定的になることが、日本にとっても必要なことなんだ、という視点にも、是非気づいてもらえると嬉しいです」と話されていました。
シリアを「忘れられた国」にしてしまわないためにも、最前線から届く声に耳を傾け、一人でも多くの方にシリアの実情を知っていただく機会となれば幸いです。
ぜひ、ご参加、そして取材をお待ちしております。
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【登壇者ゲスト】
⚫︎UN-HABITAT シリア事務所 所長 高林 博史 氏
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/95779/58/95779-58-2659f68a6562f6e88a10b532d6740a31-890x890.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1975年東京生まれ。国連人間居住計画(UN-Habitat)シリア事務所所長。青山学院大学卒。イギリスSussex大学環境開発政策修士、政策研究大学院大学国際開発研究修士。2001年より国際協力機構(JICA)にて、インドネシア事務所駐在を含め、主に東南アジアの日本政府開発援助に携わる。2015年に国連へ転職しUN-Habitatアフガニスタン事務所、ミャンマー事務所勤務、2022年よりシリア事務所で52名のスタッフと共に人道支援、紛争・地震後の復旧支援に携わっている。
【ファシリテーター】
⚫︎中野 貴行(NPO法人 Piece of Syria代表理事)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/95779/58/95779-58-4aa1b10e6716e6f1e294eb859a6c8b41-494x386.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2008-10年、青年海外協力隊としてシリアで活動。2015年から難民になったシリア人、シリア支援団体を訪ねて中東・欧州10カ国を訪問。2016年、「シリアをまた行きたい国にする」ことを目指して、シリア支援団体Piece of Syriaを設立。トルコのシリア人NGOと協働し、シリア国内避難民、トルコのシリア難民への教育支援を実施。2020年よりケニアでJICA専門家として働く妻の随伴家族としてケニア在住。2023年、ニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100」に選出。「好きな場所ではたらく」(お仕事ノンフィクション編集部編、岩崎書店、2023年)
■ Piece of Syriaの今までとこれから
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/95779/58/95779-58-f376879565b2997db09497358564ed54-736x387.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Piece of Syriaは、「シリアをまた行きたい国にする」ことを目指し、2016年に設立し、2021年にNPO法人化した、教育支援・平和教育を実施するシリア支援団体です。「支援が届きにくい地域に住むシリアの子ども達への教育支援」として、シリアの幼稚園・小学校、トルコ南部のシリア難民向け補習校を運営し、現在まで5万人超の子ども達に教育を届けてきました。また「シリアの今と昔」を伝えながら、平和について考えるきっかけを作る講演・写真展などを、日本全国の学校や地域、オンラインで実施しています。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/95779/58/95779-58-ec924110bdd25907a836bcb85d23eeee-1200x675.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
10月31日(木)までクラウドファンディングを実施しています。
目の前の問題解決だけでなく長期的な視点で「シリアをまた行きたい国」にすることを目指して、シリアの人たちが自分たちの力で復興・平和づくりをする土台である教育支援の活動を、さらに成長させるために目標金額1,000万円に挑戦します。集まったご寄付は、シリア幼稚園運営費・トルコ補習校運営費の一部として活用します。
━━【プロジェクト詳細】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
忘れ去られそうなシリアに未来を。教育支援で平和をつくる挑戦!
https://readyfor.jp/projects/syria2024
【目標金額】1000万円(All or Nothing)
【公開期間】10月31日(木)23時まで
【資金使途】シリアの教育支援事業・文化保護事業など
#教育がつくるシリアの未来
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団体SNS・HPリンク一覧
https://lit.link/pieceofsyria
【イベントに関する報道関係者からのお問合せ先】
担当:島彰宏(特定非営利活動法人Piece of Syria ファンドレイジング・マネージャー)
Eメール:contact@piece-of-syria.org
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