Synspectiveが新たに70億円を調達
PR TIMES / 2024年6月24日 23時40分
第三者割当増資による累計資金調達額は281.9億円に
小型SAR衛星の開発・運用からSARデータの販売と解析ソリューションの提供を行う株式会社Synspective(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:新井元行)は、野村スパークス・インベストメント株式会社が運用する日本グロースキャピタル投資法人、ジャフコグループ株式会社が運用する投資事業有限責任組合、みずほキャピタル株式会社が運用する投資事業有限責任組合などから、シリーズCラウンドによる第三者割当増資により70億円の資金調達を実施したことをお知らせします。これにより、当社は創業以来、第三者割当増資による累計調達額は281.9億円、融資契約額は83億円を達成したこととなります。
[画像: https://prtimes.jp/i/52943/59/resize/d52943-59-d1bf8299e6051ef833fa-0.png ]
■資金調達の背景及び目的
Synspectiveは小型SAR衛星の開発・運用と衛星による観測データを活用したソリューションサービスの提供をワンストップで行う企業です。当社は、2024年3月13日、自社4機目の小型SAR衛星「StriX-3(ストリクス・スリー)」を打ち上げ、軌道投入と通信、アンテナ展開に成功しました。同社は、2020年代後半には30機の小型SAR衛星コンステレーション構築をすることにより、広範囲、高頻度の地上観測を可能にするシステムの構築・運用を目指します。今回新たに調達した資金は、主に小型SAR衛星の開発・製造・打上・運用、量産施設の本格稼働に向けた準備、および衛星データソリューションの開発とグローバル展開等に充て、更なる事業拡大を目指します。
■第三者割当増資引受先(順不同)
・野村スパークス・インベストメント株式会社が運用する日本グロースキャピタル投資法人
・ジャフコグループ株式会社が運用する投資事業有限責任組合
・みずほキャピタル株式会社が運用する投資事業有限責任組合
・株式会社エースタートが運用する投資事業有限責任組合
・大和ハウスグループ投資事業有限責任組合
・りそなキャピタル8号投資事業組合
・豊田合成株式会社
・トヨタ紡織株式会社
・高橋直司氏
・成毛眞氏
・その他(一部非公開)
■ 引受先コメント / 投資の背景・期待
<野村スパークス・インベストメント株式会社 代表取締役会長 内藤 慎治氏>
2022年の初回出資以降、社会インフラ管理や防災・減災、安全保障など社会の様々な分野において、Synspectiveの提供するデータ及びソリューションに対する社会の要請は強まっていると当社では考えております。当社は、Synspectiveが引き続き合理的に資本を配分することにより、小型SAR衛星によるデータ取得と利活用を通じて世界の人々の生活をより良いものに変えていき、日本発のグローバル企業として中期的に成長することを期待しております。
<みずほキャピタル株式会社 代表取締役社長 半田 邦雄氏>
宇宙産業は日本企業がグローバルで力を発揮出来る産業であり、特に衛星のデータ活用は安全保障・災害対策等からニーズが高まっている領域です。Synspective社は小型SAR衛星のグローバルでのトップランナーとして、着実に衛星開発を進め、4機の衛星打上に成功、データ解析のソリューション提供も開始しています。みずほキャピタルは創業間もない頃から複数回ご投資させて頂き、事業成長を支えてきました。更に今回、グロースパートナーズ1号及び成長支援第4号から、引き続き大きな可能性を期待してご投資させて頂きました。今後も弊社はみずほグループの総力を挙げてご支援して参ります。
<株式会社エースタート 代表取締役CEO 渡邊 一正氏>
SAR衛星データは、世界で需要が増大する中で圧倒的に供給量が少なく、今後飛躍的に成長が見込める分野です。シンスペクティブは既に4機の小型SAR衛星の打上・運用に成功してきており、いよいよ大きなコンステレーション構築のフェーズに入っていきます。さらに、同社は世界でも類を見ない、同時に高度なデータ解析ソリューションを提供できる技術集団でもあります。弊社は同社が設立された年から出資を継続してきましたが、これからも世界を変えていく道程を伴走させていただきます。
<大和ハウスベンチャーズ株式会社 代表取締役社長 鈴木 哲雄氏>
大和ハウスグループは、「人・街・暮らしの価値共創グループ」として、住宅・建設・不動産分野を中心に安全・安心な街づくりを進めています。近年の気候変動に伴う豪雨災害の激甚化や巨大地震の被害想定見直し等により、防災、国土強靭化においてはハード対策に加えてソフト対策の充実が求められるなか、建設・土木・防災分野におけるSAR衛星の活用可能性について検証を重ね、Synspectiveと共に安全・安心な街づくりに取り組んでまいります。
■株式会社 Synspective 代表取締役CEO 新井元行のコメント
Synspectiveは、この度、投資家の皆様のさらなるご支援を頂き、実証を重ね信頼性の上がった小型SAR衛星とアナリティクスを利用した事業拡大を進めます。当社は年内の量産工場稼働、ならびに増強されている衛星コンステレーションを利用したグローバル事業展開の本格化を進めており、この度の資金調達はこれらを力強く加速させるものです。投資家の皆様のご信頼に心から感謝するとともに、人類の経済活動を地球環境・資源を考慮した持続可能なものにするべく、使命感を持って事業に取り組んでまいります。
■ 株式会社Synspectiveについて
Synspectiveは、「この世代で、人類の経済活動を、地球環境と資源を考慮した持続可能なものにする」をミッションに掲げ、独自の小型SAR衛星の開発から、より高頻度な観測を可能にする衛星群を構築し、データに基づいた持続可能な経済・社会の実現を目指します。
私たちは、衛星データによる全地球規模の環境・経済活動の可視化と解析が可能なアナリティクスプラットフォームの構築から、持続可能な社会・経済活動を阻害する恐れのあるリスクを特定・評価し、専門性を持つパートナーとともにソリューションの開発・実装を行います。
設立:2018年2月
所在地:東京都江東区三好3-10-3
代表者:代表取締役CEO 新井元行
URL: https://synspective.com/
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