加賀市と連携協定を締結するスタートアップ「emblem社」が「空への一歩」プロジェクト報告会を開催
PR TIMES / 2024年12月27日 17時45分
石川県加賀市(市長:宮元 陸)と連携協定を結び、加賀市のインキュベーションルームに入居するスタートアップのemblem株式会社(本社:東京都世田谷区、代表者:長濱 賢吾)は、2024年12月23日、「「空への一歩」プロジェクト報告会~JAXAベンチャー認定&NEDO事業採択~」と題した報告会を開催しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71698/59/71698-59-defada9c99d18783e0d6396d4038c983-2592x1728.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
左から、加賀市宮元市長、エンブレム和田取締役、同長濱代表取締役
両者は本年2月に「先端ヒト飛行技術を用いた空の新産業創出及び地方創生に向けた包括連携協定」を締結し、新産業創出と地域活性化に向けた取組とともに、「空への一歩」プロジェクトを推進してまいりました。推進にあたっては、同社は加賀市内の廃校跡地を活用しながら研究開発を行い、市内事業者からの部品調達など、市内で新しい供給網形成に向けた「空の産業集積」へ向けた、まさしく“第1歩”の取組を実施してきました。
また、会社設立1年目でありながら、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)より「JAXA ベンチャー」(※1)の認定を受けたほか、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)より NEDO 先導研究プログラムの採択(※2)を受けるなど、着実に実績を積み重ねてまいりました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71698/59/71698-59-8c762fc4dcf3419224ab6dbb0939b190-2592x1728.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1年間の取り組みを披露する長濱代表
加賀市はこの“夢”の「ヒト飛行」技術の実現に向け、また加賀市の「空の産業集積」に向け、これからも本プロジェクト及びスタートアップを、力強く応援してまいります。
(当日のコメント)
・宮元加賀市長
NEDOやJAXAなどしっかりした組織が評価した事業である。空の領域は、市場もブルーオーシャンで可能性に満ちあふれている。加賀市から日本の先導的役割を果たすという自負の元、これからも夢と希望を持って、一緒に空への一歩を踏み出したい。
・エンブレム株式会社様
人が脱着できる小型エンジンを使い、災害時の救助現場やインフラの整備現場で従事する人が空中で自由に移動できる「人が空を飛ぶ未来」の実現を目指している。現在開発中の技術は飛びながら地上に手を振ることもできるなど、飛行と身体の自由を両立させる計画である。今後数年以内に実際に空を飛ぶ様子を加賀市で見せることができたら、また2030年代には商用化を目指したいと考えている。
(その他関係者のコメント)
・ミズノ株式会社様 (NEDOプログラムでemblem社と共同)
ミズノでは、2019年に研究開発部(名称は当時)内に「人間拡張研究開発課」を新たに設立し、今後加速するであろう少子化や超高齢化、ライフスタイルの多様化といった大きな社会変化に対応するため、身体の限界を取り払うプロダクトやサービスについての研究開発にも取り組み始めました。その中で、人間が自らの身体を使った未来の移動手段を開発する領域にもチャレンジしています。
今回のプロジェクトではこれまでスポーツで培ってきた運動制御技術・フィッティング性能の技術をもとに、主に身体安定性や着用性の面で、ヒト飛行専用ウエアやシューズ開発に貢献していきます。
・株式会社スカイワード・オブ・モビリティーズ様 (NEDOプログラムでemblem社と共同)
本プロジェクトは「空を飛ぶ」というヒトの能力拡張を通じて様々な社会/事業課題に革新的なソリューションを与えるもので、先端技術とともに、まだ見ぬ未来を描き実現していく力とパッションが求められます。まだ見ぬ未来のうち、この革新的なソリューションを社会に届けるための適正な規制や標準規格は何か。それを描き、実現させるのが私たちの役割であり、多くの関係者との対話を通じて形づくっていきたいと考えています。
※1 JAXAベンチャー
JAXAの知見・知財を活用して事業を行う企業を認定する制度。創業者等の責任者が、JAXAの知見・知財について必要な知識を有していることが必要。これまで認定されたのは同社を含め14社。航空技術部門では同社で2社目。
(参考URL)https://aerospacebiz.jaxa.jp/venture/
※2 NEDO先導研究プログラム
脱炭素社会の実現や新産業の創出に向け、2040年以降(先導研究開始から15年以上先)に実用化・社会実装が期待される要素技術を発掘・育成し、国家プロジェクトを含む産学連携体制による共同研究等につなげていくことを目的とした制度。同社は会社設立1年目で早速、「非化石エネルギーの利用促進に向けた革新的な飛行モビリティに関する技術開発」に採択。JAXAやミズノなど大企業と連携して本事業を推進している。
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