日本の物価は高い?物価高対策ランキング-回答者480人アンケート調査
PR TIMES / 2024年11月20日 17時15分
物価対策で意識していることは?
今回不動産メディア「幸せおうち計画」を運営する、株式会社AZWAY(本社:東京都新宿区、代表取締役:井口梓美)は、10代から60代以上までの480人を対象に「物価高対策として実践していること」についてアンケートを実施しました。
詳細はこちらにて公開。(https://azway.co.jp/news/4163/)
食料品に始まり、日用品やガソリン代、光熱費などあらゆる項目で値上げが止まらない現在。
「このまま物価高は続くのだろうか?」や「皆はどのような対策を取っているのだろうか?」と思っている方もいるのではないでしょうか?
今回、株式会社AZWAY(https://azway.co.jp/)が運営する、幸せおうち計画(https://azway.co.jp/media/)は、10代から60代以上までの480人を対象に「日本の物価」についてアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査対象:10代から60代以上までの480人
調査期間:2024年8月4日~9月21日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:480人(女性 298人/男性 182人)
回答者の年齢:10代0.6%、20代18.3%、30代30.6%、40代26.7%、50代15.8%、60代以上8%
調査結果サマリー
・日本の物価が高いと思っている人は9割以上、年収1,500万円以上の人でも7割弱
・今後物価高が続いていくと予想している人は9割以上、下がると考えた人はわずか1.3%
・物価高への対策ランキング:食費関連が上位、苦しい状況が伝わる声
日本の物価が高いと思っている人は9割以上、年収1,500万円以上の人でも7割弱
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/111955/59/111955-59-140edf6ced47da6211e6ed5e33b58b54-1200x742.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
10代から60代以上までの回答者480人に「現在の日本の物価が高いと思うか」について聞いたところ、「やや高いと思う」が56.7%、「高すぎると思う」が35.4%で、高いと思っている人が9割を超えていることがわかりました。ここ数年の値上げラッシュに、多くの人が物価の高さを感じていることがわかります。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/111955/59/111955-59-fb6b68185849ec4eaa7ed2c2c6594c01-1440x742.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
また、年収別に日本の物価について思っていることを分析したところ、300万円以下の人と年収1,500万円以上の人は「高すぎると思う」が「やや高いと思う」を上回る結果になりました。さらに、年収700万円以下の人では90%以上が「高すぎると思う」もしくは「やや高いと思う」を選んでいますが、それ以降は年収が高くなるにつれて高いと思う割合が減少傾向になっています。しかしながら、年収1,500万円以上の人でも66%以上の人が高いと思っており、食料品や日用品など、生活に直結するものの値上げが続いているため、不満や苦しさを感じている人が多いことがわかります。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/111955/59/111955-59-b59ca959c87f1dffcd4e65689e35efd4-1131x1600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
実際、「物価高を感じる場面」について聞いたところ、1位は「スーパーでの食品の値上がり」で454人、2位は「日用品の値上がり」で292人、3位は「光熱費の価格上昇」で279人という結果に。身近なものの値上げが続き、物価高を感じる人が多くいることがわかります。
今後物価高が続いていくと予想している人は9割以上、下がると考えた人はわずか1.3%
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/111955/59/111955-59-8daa81527f595839396661c88bb731e4-1456x742.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
続いて、「今後3年間の日本の物価の変化」について聞いたところ、「1~5%上昇すると思う」が50.6%、「5%以上上昇すると思う」が40.6%となっており、上昇すると思っている人が9割以上いることがわかりました。また、「あまり変わらないと思う」が7.5%となっており、下落すると考えている人はわずか1.3%という結果に。大多数の人が今より安くなることはないと考えていることがわかります。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/111955/59/111955-59-1e31a968615901b98f09d2a07e7e8e9c-1388x742.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
また、年代別に今後の物価変化について分析したところ、10代では、大きな上昇を予想する声が多く、「あまり変わらない」「下落する」を選んだ人は一人もいませんでした。それ以降の年代でも、多少の差こそあれ、多くの人が物価の上昇を予想しています。
物価高への対策ランキング:食費関連が上位、苦しい状況が伝わる声
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/111955/59/111955-59-34fa39b9c9a63a9eafa3541cf1418c33-1131x1600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
最後に、「物価高対策として実践していること」について聞いたところ、1位は「自炊を増やす」で209人、2位は「スーパーの特売日を狙う」で207人、3位は「ポイント還元やクーポンの活用」で198人という結果になりました。自炊や買い物の工夫で食事にかかる費用を下げようと努力している人が多いことがわかります。それぞれの項目を選んだ人が、具体的にどのような実践をしているのか、見ていきましょう。
1位:自炊を増やす
・「物価が上がっているのに、賃金は据え置き、税金は増えていく、手取りは少ないまま、正直辛い。外食、コンビニは控えています。電車も安いルートを使う、一駅二駅歩いたりしています。朝は食パン1枚、昼なし、夜は自炊の生活です」(20代男性)
・「電気代など生活に必要なインフラは政府が補助をして値段を下げてほしいと思う。食費を抑える為自炊を心がけ、特売の日に買いに行くようにしている。エアコンも温度を下げすぎず風量をだしたり、サーキュレーターや扇風機も使って空気が冷えるのを助けるようにしている」(60代以上女性)
・「物価高に対して低所得者層に今までより手厚い給付金をお願いしたいと思います。元々外食を控えているので、それに加えてなるべく出来合いのお惣菜を買わず、おかずは手作りするように心掛けています。水道は水量をしぼって使うようにしています」(60代以上女性)
「自炊を増やす」を選んだ人からは、「外食やコンビニを減らすようになった」や「お惣菜を買わないようになった」などの声が上がっています。ただ、自炊により食費を減らすことができている一方で、外食産業の縮小も危ぶまれ、個人でできる小さな節約に加え、抜本的な改革が必要と言えそうです。
2位:スーパーの特売日を狙う
・「近年急激に物価が上がったので「高い」と感じるが海外ではもっと高いということは承知している。年金生活でもともとお金を使わない生活をしているので、できるだけ安い物を安いときに買うぐらいしか対策のしようが無い」(60代以上女性)
・「広告をこまめにチェックして食品や日用品はなるべく底値で買えるようにしています。後は、安くてもポイントがたまらない所では買わないようにし還元があるときにまとめて買うようにし、交通費のかからない近場で買い物をするようにしています」(40代女性)
・「まず食費を減らしたいと思って、毎週していた外食をできる限りしないようにしました。家で食べるのと外食することではかなり支出に差が出て、月に1万円くらいの節約になりました。また、買い物の際も、特売日を調べてその日を選んで行くこと、必要なもの以外は買わないことで節約しています」(30代女性)
「スーパーの特売日を狙う」を選んだ人からは、「広告をこまめにチェックし底値を狙う」や「必要なもの以外は買わない」といった声が上がっていました。また、特売日ではなく、賞味期限の近づいた値下げ品を狙って購入しているとの声もあり、少しでも安いものを買わなくてはならない苦しい状況がうかがえます。
3位:ポイント還元やクーポンの活用
・「原材料や人件費の高騰で仕方がない部分もあるが、もっと政府には物価高にならないような対策をしてほしいです。野菜類は、近くの直売所でなるべく買うようにしています。スーパーよりも量が1.5~2倍で、100円か200円で購入できて、購入頻度が減って節約になっていると思います。また、スーパーではポイントUPの日や商品を購入して、貯まったポイントは購入する際に利用しています」(50代女性)
・「節約することよりも、ポイントを上手に貯めてお得に商品を購入したり、楽しく無理なくできるポイ活を日常的にするようにしています。お金やポイントで還元されるものだけに限定せず、商品やクーポン券をもらえるアプリをいくつかやっています」(30代女性)
・「物価高で給与のベースアップや最低賃金引き上げについて言われているが現状として変わっていないと感じるので、効果的な対策をしていただきたいです。日用品に関しては、我が家はポイント付与とクーポン利用ができるドラッグストアを活用したり、少し遠いですがディスカウントストアで購入するようにして出費をおさえています」(30代女性)
「ポイント還元やクーポンの活用」を選んだ人からは、「ポイント付与とクーポン利用ができるドラッグストアを活用」や「スーパーではポイントUPの日やポイントのつく商品を選んで購入する」などの声が上がっていました。少しでもお得になるよう、やりくりしている人が多いことがわかります。
4位:副業の開始・検討
・「物価上昇2%を掲げるのであれば、賃上げを加速してほしい。現状では賃上げが全く追いついていない為、子どもに食べたい物を我慢させたりと、子どもにも肩身の狭い思いをさせていて可哀想。また自分たちも副業を始めて仕事三昧で子どもに可哀想な思いをさせてしまっている。もっと賃上げを加速してほしい」(30代女性)
・「物価高により、消費者としては、出来る限り低価格のものを選択するようになっている。勤め先の給料も賃上げとはいかないので、今が耐えどきだと思う。本業以外に、副業を隙間時間に始めなければ、生計が立たないと思う」(40代男性)
・「給料は上がらないのに物価だけ上がって家計が苦しいです。ポイ活や副業を始めないとやっていけないくらいになっているので始めました。なるべく安価な食材で自炊するようにしています。電気代も高すぎるので電気を消しています」(20代女性)
「副業」を選んだ人からは、「副業を始めて子どもとの時間がない」や「副業をしなければ生計が立たない」などの声が上がっていました。普通に働いているだけではお金が足らず、残った時間も仕事に費やさなくてはならない苦しい状況がわかります。
5位:電気をこまめに消す
・「部屋の照明をオンにする時間をできるだけ短くしたり、使用しない家電製品のコンセントから外して通電しないようにしたり、できるだけ安価な食品を探して購入したり、車での移動距離を極力減らしたりなど、細々とした対策は行っていますが限界はあります。行政には、物価高の生活への負担軽減策をもっと積極的に行って欲しいです」(30代男性)
・「物価高に対する対策を政府には行って欲しい。昔より日本人の所得が減っていると聞いているが、それにも関わらず物価が高くなっているのはおかしい。生活ができなくなると思う。物価高対策としては、できるだけ無駄遣いをしない、電気をこまめに消して節電をする、外食をしないといったことを行っています」(30代女性)
・「光熱費の削減のために、クーラーはリビングでみんな集まって時間を過ごしたりして、何部屋もつけないようにしました。外食は安くて美味しいところにして、普段は、ガソリン代ももったいないので自転車で行けるところで安いところで買い物するようにしてます」(40代女性)
「電気をこまめに消す」を選んだ人からは、「使用しない家電製品のコンセントを抜く」や「クーラーは1箇所に集まってからつける」などの声が上がっていました。これまでは気にせずに使っていた人からも、少しでも光熱費を下げるために工夫しているという声も上がっています。
6位:不要な外出を控える
・「物価高に関しては、適性に物価が上がるのは良いのですが、今の日本は円安の影響も受けているので、単純に円の価値が下がっているのが大きいと思います。できるだけ不要な外出をしないようにして、預金を日本円だけにせずにアメリカドルでも持つようにして、都度レートを見ながら換金したりしています。異常な暑さからエアコンの使用を控えることは難しいので、設定温度を調節したり扇風機と併用したり、小さいことを行っています」(40代女性)
・「なるべく外出を控えて出費を減らしています。家計簿をつけることが苦手でしたが、毎日つけるようになりました。少しでも無駄な出費を無くして生活費に当てたいのでこのまま続けていこうと思いますが、なかなか厳しいです」(40代女性)
・「物価高には大変困っています。対策としては、外食や旅行を減らすようにしたこと、できるだけ安い食品を選び自炊をすることで食費を浮かすなどしています。最近は安くてお腹いっぱいになるもやしやえのきだけなどを活用して料理しています」(20代女性)
「不要な外出を避ける」を選んだ人からは「外食や旅行を減らすようにしている」や「外出を控えて出費を減らす」などの声が上がっています。消費活動の減少は、インバウンド需要がない場所では、産業が廃れていく原因にもなります。何かしらの抜本的な改革が求められると言えるでしょう。
7位:ポイ活やふるさと納税の活用
・「基本的に物価の上昇に賃金が追いついておらず、実質賃金が何年もマイナスの状態になっている現状なので、中小企業でも賃金が上がるような仕組みを国が行う必要が絶対にあると思います。自分ではポイ活などをして小遣い稼ぎをしています」(30代男性)
・「外食を控えていますが、食材の高騰でプチ贅沢を控えても月々の食費はUPしているのが現状です。複数のスーパーの広告を見比べて特売品のチェックは欠かせませんし、ポイ活で少しでも出費を抑えようと努力している毎日です」(40代男性)
・「ポイ活サイトをこまめに見るようになりました。電気はPCを以前は365日つけっぱなしだったのがこまめに消すようになりました。いろいろな買い物をするときににポイント還元などを意識するようになりました。自炊などでもやしや豆腐などを使ってかさましするようになりました。食事に関してはかなり食いしん坊で大食いでしたが、食べる量を減らしました」(30代男性)
「ポイ活やふるさと納税の活用」を選んだ人からは、「ポイ活でお小遣い稼ぎをしている」や「ポイ活で出費を抑えるよう努力している」という声が上がっていました。ポイ活で貯めたポイントを使って、少しでも現金の支出を減らそうとしていることがわかります。
8位:食料品のまとめ買い
・「日本は輸入に頼っていたことで、こんなに物価が上昇していると感じています。私がしていることは、まとめ買いです。週に一度だけ大型複合スーパーに行き、食料品や日用品だけでなく、洋服なども購入しています。その結果、大幅にコストダウンした生活を送ることが出来ています」(20代女性)
・「食品が物価高騰が一番世の中で悩まされていると思うので、もっと対策してほしいなと思います。食費を抑えるためにお昼とかも弁当を作って持って行ったりなど自炊を増やしています。食材も業務スーパーとかで量がたくさんある物をまとめて買って使わない分を冷凍しておくなど、買い物に行く回数も減らして余分な物を買わないようにしている」(20代女性)
・「物価高に対して私は安いときにまとめ買いをしています。また、夕方のセールの時間を狙って食品を買ったりしています。今の時代、食品だけでなく電気やガソリンも何もかもが高く生活は苦しくなる一方だということを政府の方々にはもっと理解して欲しいです。そして対策して欲しいです。このままでは遊びに行くことすらままならなくなります」(20代女性)
「食料品のまとめ買い」を選んだ人からは、「一度に買うことで無駄な出費を減らせた」や「安いときにまとめて買って冷凍しておく」などの声が上がっていました。まとめ買いをすることで、買い物にいく回数を減らし無駄な買い物を減らしていることがわかります。
まとめ
調査の結果、日本の物価が高いと思っている人は9割以上いることがわかりました。年収1,500万円以上の人でも、7割弱が物価が高いと思っており、全体的に物価の高さで苦労していることがわかりました。
また、今後物価高が続いていくと予想している人は9割以上で、下がると考えた人はわずか1.3%という結果に。今後も厳しい状況を予想している人が多いことがわかります。
最後に、物価高に対しどのような対策をしているか聞いたところ、食費関連が上位になりました。物価が上がっても収入は増えず、切り詰めても生活が苦しいという声も多く上がっています。また、仕事が一つでは生活が成り立たず、生きるために副業をしているという声も。子どもとの時間を削り、娯楽を削り、生きるためだけに働き続ける生活に、意味を見出せなくなっている声もあり、政治による抜本的な改革が求められていると言えるでしょう。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://azway.co.jp/news/4163/
幸せおうち計画ついて
株式会社Azwayが運営する不動産の総合情報メディア。不動産のプロである宅建士や建築士はもちろん、税理士やFPが専門性の高い記事を執筆・監修しています。
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株式会社AZWAYでは、「インターネットを通して誰かの暮らしを豊かに」を企業理念にライフスタイルに関するメディアの運営、及び不動産仲介事業を展開しております。
【主な運営メディア】
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マンション売却の道しるべ(https://realestatejp.xsrv.jp/)
家を建てる完全ガイド(https://housemaker.xsrv.jp/)
ハウスメーカー大辞典(https://fudousan.jpn.org/)
会社概要
会社名:株式会社AZWAY
代表者:代表取締役 井口 梓美
所在地:〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-29-1 ユースクエア高田馬場B1
設立:2016年9月
資本金:1,000万円
URL:https://azway.co.jp/
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