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【大阪工業大学】未利用熱を有効活用「熱電発電」の新素材を開発

PR TIMES / 2024年9月6日 18時40分

本学ホームページ連載「研究力」No.2を配信 応用化学科 村田理尚准教授

 大阪工業大学(学長:井上晋)は本学の時代に先駆ける研究をホームページの「研究室VOICE!」内で紹介する連載「研究力」の2回目を本日配信しました。今回は応用化学科 村田理尚准教授が登場し、排熱の有効活用につながる熱電発電について紹介しています。



1. 教  員:村田理尚准教授(むらた・みちひさ)
2. 所  属:工学部応用化学科
3. テ ー マ:未利用熱を有効活用「熱電発電」の新素材を開発
4. U R L:https://www.oit.ac.jp/japanese/voice/pickup/2_K-murata.html
[画像: https://prtimes.jp/i/140284/59/resize/d140284-59-3852849c5bb1e5240f57-0.png ]

             村田理尚准教授      村田研究室で開発したn型熱電フィルム 

【研究の概要】
 熱から電気を生み出す「熱電発電」は社会から出る排熱を有効活用できるため、カーボンニュートラルの実現に貢献すると関心を集めています。発電装置となる「熱電変換素子」にはn型半導体とp型半導体が使われており、効率よく発電するための素材開発が進められています。このうちn型半導体は、安定した品質で作ることが難しく、十分に研究が進んでいません。村田准教授は塗布・製膜できるタイプのn型半導体の開発に取り組み、世界的に注目される性質を示す新素材を生み出し、熱電フィルムを作製しました。インクのようにプリンターを使って半導体を製造できるので、従来に比べてコストを抑えることが期待できます。また、熱電フィルムという形態は人間の腕などに巻き付けて使えるため、体温を電源とするヘルスケア用品などへの利用も可能となります。

【WEB連載「研究力」】
● 会話形式の平易な文体に図や動画を多用し、先端の研究を分かりやすく説明
● 本学の200研究室から毎月1教員を紹介

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