抗悪性腫瘍剤「アブラキサン(R)点滴静注用100mg」胃癌および非小細胞肺癌の効能追加承認のお知らせ
PR TIMES / 2013年2月21日 15時26分
大鵬薬品工業株式会社(本社:東京、代表取締役社長:小林 将之)は、抗悪性腫瘍剤「アブラキサン(R)点滴静注用100mg」〔パクリタキセル注射剤(アルブミン懸濁型)、2010年9月24日発売〕(以下、本剤)が、本日、胃癌および非小細胞肺癌の効能追加承認を取得したことをお知らせ致します。
本剤は、2005年1月に米国で乳癌の承認を取得し、日本においては2010年7月に乳がんの治療薬として承認されました。
また、2013年2月現在、米国、欧州各国を含む世界42ヵ国で承認されています。
今回の承認は、胃癌では世界初となり、非小細胞肺癌は米国に次いで2番目の承認となります。
大鵬薬品は、本剤が患者さんや医療関係者により広く貢献できる薬剤となることを期待し、今後も情報活動を行って参ります。
【アブラキサン(R)点滴静注用100mgについて】
本剤は、人血清アルブミンにパクリタキセルを結合させ平均130 nmにナノ粒子化したパクリタキセル製剤です。また、本剤は、過敏症を予防するためのステロイドや抗ヒスタミン剤の前投薬が必須ではなく、点滴時間の短縮などの利便性が得られています。
なお、海外では欧米を中心に40ヵ国以上でセルジーン社により販売されています。
製 品 情 報
【製品名】
アブラキサン(R)点滴静注用100mg(一般名:パクリタキセル注射剤(アルブミン懸濁型))
【効能・効果】(下線部追加)
乳癌、胃癌、非小細胞肺癌
【用法・用量】(下線部追加)
乳癌、胃癌にはA法を使用し、非小細胞肺癌にはB法を使用する。
A法:通常、成人にはパクリタキセルとして、1日1回260mg/m2(体表面積)を30分かけて点滴静注し、少なくとも20日間休薬する。これを1コースとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
B法:通常、成人にはパクリタキセルとして、1日1回100mg/m2(体表面積)を30分かけて
点滴静注し、少なくとも6日間休薬する。週1回投与を3週間連続し、これを1コースとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
【包 装】
アブラキサン(R)点滴静注用100mg:1バイアル
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