マセラティ A6G 2000から70周年
PR TIMES / 2021年2月25日 8時45分
[画像1: https://prtimes.jp/i/49127/60/resize/d49127-60-580696-0.jpg ]
モデナ発 – マセラティが1947年から1956年にかけて生産したA6シリーズを代表するモデルのひとつ A6G 2000が、1951年2月の納入から70周年を迎えました。「A6G 2000」のネーミングは、マセラティ創始者のひとりであるアルフィエーリ・マセラティ(Alfieri Maserati)へのオマージュ、直列6気筒エンジン、鋳鉄(Ghisa)製のクランクケース、排気量2,000ccにちなんだもので、A6G 1500のスポーツモデルの後継として位置づけられていました。
当時イタリアにおいては、経済状況の改善の中で、より高性能なクルマを求める傾向が強まっており、マセラティはA6GCSの2リッターエンジンを改良し、A6のシャシーのポテンシャルを最大限に引き出すことに成功しました。
直列6気筒エンジンのボアとストロークの精密なエンジニアリング作業によって、排気量の増加が達成されています。
排気量1,954.3ccのアップグレードされたエンジンは、90~100psの出力を発揮し、最高速度180km/hを達成するなど、マセラティの上質なスポーツスピリットが明確に表れています。
1950年のトリノ・モーターショーで発表されたA6G 2000は、ピニンファリーナのデザインによる4シーター2ドアセダンとピエトロ・フルアがデザインしたコンバーチブルの2種類のバージョンでした。
1950年から1951年にかけて計16台が生産され、うち9台がピニンファリーナによる2ドア、5台がピエトロ・フルアによるコンバーチブルならびにクーペ、そして残る1台はアルフレッド・ヴィニャーレによるツートーンカラーのA6G 2000クーペで、彼の特徴であるスポーティなスタイリングが施されています。このアルフレッド・ヴィニャーレによる貴重な1台は現在も日本人オーナーによって保管されています。
後輪駆動、4速+リバースのギアボックス、ドライマウントのシングルディスク・クラッチ、独立懸架式フロントサスペンションとリーフスプリングによるリジッドアクスル式のリアサスペンションなどが、A6G 2000を特徴づけています。4つのホイールすべてに油圧式ドラムブレーキが装備され、ソリッドスチール製またはスポークホイールが採用されたことで、クラフツマンシップと技術革新の厳選された融合が完成し、当時のモータースポーツシーンにおいてアイコンとなりました。
独創性、スポーティさ、メイドインイタリーというキャラクターは、すべてマセラティのDNAの中核をなしており、それは今日でも、最先端のテクノロジーを駆使したニューモデルにも反映されています。
マセラティは、革新的な発想を持ちながらも、今後もブランドのルーツに忠実であり続けます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/49127/60/resize/d49127-60-869864-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/49127/60/resize/d49127-60-900362-2.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/49127/60/resize/d49127-60-498794-3.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/49127/60/resize/d49127-60-655675-4.jpg ]
Maserati S.p.A.
マセラティは、並外れた個性で全車種において即座に認識できる唯一無二の車を生産しています。そのスタイル、テクノロジー、そして、もって生まれた高級感により、マセラティは最も目の肥えた人々と、彼らの洗練された趣向を満たし、常に世界の自動車業界のベンチマークとなってきました。成功を収めた車の伝統は、デザイン、パフォーマンス、快適さ、優雅さ、安全性のそれぞれの観点からイタリアのスポーツカーを再定義し、現在70を超える国々で入手が可能です。現在のラインアップは、旗艦車・クアトロポルテ、マセラティ初の電動車となるハイブリッドを新たに設定することとなったスポーツセダン・ギブリ、そして、マセラティ初のSUVであるレヴァンテとなり、すべてのモデルに最高品質素材を使用し、卓越した技術を兼ね備えていることが特徴です。V6およびV8ガソリン、4気筒ハイブリッドおよびV6ディーゼルパワープラント、後輪駆動および4輪駆動を含む、全車種の威信は、強力な580ps V8エンジンを搭載した、ギブリ、クアトロポルテ、レヴァンテで構成される新しいトロフェオコレクションの導入によって、さらに強化されました。最高級の新型スーパースポーツカーMC20は、革新的なネットゥーノV6エンジンを搭載し、標準生産車のパワーユニットとして初めてF1由来のテクノロジーを採用しています。現在、マセラティシリーズは3つの工場で生産されています。ギブリとクアトロポルテはグルリアスコ(トリノ)のアヴォカート ジョバンニ アニエリ工場(AGAP)で、レヴァンテはトリノのミラフィオーリ工場にて。新型スーパーカーMC20は、モデナの歴史的なヴィアーレ チロメノッティ工場で生産されています。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
日米対決!?「世界一長い生産ラインのクルマ」とは? “バブル時代”ならではの珍車でしょ!
乗りものニュース / 2024年9月15日 17時12分
-
フェラーリ初のフルEVはまさかのハッチバック!? 生産開始は2025年後半か
レスポンス / 2024年9月13日 8時0分
-
「ええぇ!」“日産のV6エンジン”搭載の「マセラティ」登場!? 異例の「4ドア“セダン”」誕生の理由とは
くるまのニュース / 2024年9月10日 20時10分
-
マセラティの最新モデルが集結、新型『グランカブリオ・トロフェオ』も登場…英サロン・プリヴェ2024
レスポンス / 2024年8月27日 14時30分
-
4.4L「V6」搭載! スズキの「最強モデル」に反響多数!? 「すごい」「魅力的」 「350馬力DOHCエンジン」は精悍シルバー採用! 全高2m級の最上級機「DF350A」とは
くるまのニュース / 2024年8月23日 7時10分
ランキング
-
1ゆうちょ顧客情報を不正流用 日本郵便、かんぽの保険営業に
共同通信 / 2024年9月21日 18時30分
-
2「佐渡島の金山」世界遺産登録、経済効果585億円…政投銀が3年前の試算を上方修正
読売新聞 / 2024年9月21日 17時22分
-
3PAULの「3080円・高級モーニング」超正直な感想 フランス発ベーカリー・カフェチェーンの実力は?
東洋経済オンライン / 2024年9月21日 8時0分
-
4「うどんみたいな布団」が突如爆売れ、Xで16万いいね 「売れたらラッキーくらいに思ってた」と担当者
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月21日 7時40分
-
5渋谷・おしゃれ飲食街の「インフレ」が進む"裏事情" 立ち飲みのワイン1杯1200円も躊躇なく飲む若者たち
東洋経済オンライン / 2024年9月21日 9時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください