入院も退院も時間の余裕なし!夏場に増える「高齢者の入院・退院」に関する実態調査をLIFULL 介護が実施
PR TIMES / 2024年8月2日 11時45分
6割が「急な入院」と回答、退院日が伝えられたのは退院の「数日前」が最多。経験者に聞く、突然の入院に必要な備え1位は「入院費用」
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事業を通して社会課題解決に取り組む株式会社LIFULLのグループ会社で、業界最大級の老人ホーム・介護施設検索サイト「LIFULL 介護」を運営する株式会社LIFULL senior(代表取締役:泉 雅人)は、65歳以上の家族、親族の入院、退院のサポートを行った方を対象に、アンケート調査を行いました。
▼調査背景
一般的に気温が大きく変化する夏と冬は、入院する人が多い時期と言われています。特に高齢者の場合、熱中症などにより夏は体調を崩しやすい季節です。
高齢者は入院をきっかけに要介護状態になる方も多く、介護サービスを契約する、あるいは介護施設を探すなど退院後の生活の段取りが必要になるケースも珍しくありません。そこで今回は、実際にサポートを行った方にアンケートを行い、高齢者の入・退院の実態を調べました。
▼サマリー
- 家族の入院は「急な入院だった」と答えた人が6割。また入院をきっかけに要介護認定を申請した人も4割にのぼる
- 退院後、約半数は「自宅以外」の場所へ。
- 退院日が伝えられたのは退院の「数日前」が最多。過半数が退院まで一週間もない
- 34.8%が、退院後の段取り期間「足りなかった」と回答。また退院後に介護施設に入居したケースの30.5%が、施設の見学に行ってない
- 身近な人が入院する前に備えておくと良いことは「入院費用」「費用助成制度の知識」「親との話し合い」がTOP3
家族の入院は「急な入院だった」と答えた人が6割。また入院をきっかけに要介護認定を申請した人も4割にのぼる
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65歳以上の家族や親族の退院のサポートを行った方にアンケートを実施したところ、6割は予兆もなく「急な入院だった」と回答しました。
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また、入院をきっかけに本人の要介護認定を「申請した」と答えた人は39.5%と約4割にのぼりました。元々要介護認定を取得していた人でも、入院をきっかけに介護度が「重くなった」と答えた人は43.1%になり、高齢者は入院をきっかけに体の状態が悪化しやすいことがわかります。
退院後、約半数は「自宅以外」の場所へ
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退院後の行き先をたずねたところ、「元々住んでいた自宅」に戻った人は51.8%で、「リハビリ病院」(11.8%)や「介護施設・ホスピス」(23.2%)など専門的な介護、医療サービスが受けられる場所に転居した人も少なくないことがわかりました。
高齢の家族の入院は突然発生し、入院をきっかけに大きく生活が変わり、転居を含む退院後の生活の段取りが必要になることは、稀ではないと言えるでしょう。
退院日が伝えられたのは退院の「数日前」が最多。過半数が退院まで一週間もない
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では退院までの期間に余裕はあるのでしょうか?退院が告げられたのは退院日のどのくらい前だったかをたずねたところ、最も多い回答は「数日前」で26.4%でした。
また、一週間以下の回答を合計すると51.3%で、過半数が退院まで一週間も猶予がなかったことがわかりました。
34.8%が退院後の段取り期間「足りなかった」と回答。また退院後に介護施設に入ったケースの30.5%が見学に行ってない
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退院後の生活の段取りをする期間が十分だったかを聞くと、34.8%の人が足りなかった(「足りなかった」「やや足りなかった」計)と回答していました。
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時間の足りなさは介護施設の見学数にも現れており、病院から介護施設やホスピスに入居したケースのうち、複数施設の見学に行った人は33.5%と約1/3に留まりました。
複数の施設を見比べて入居先を決められるのがベストですが、実際はそのような余裕がないようです。
身近な人が入院する前に備えておくと良いことは「入院費用」「費用助成制度の知識」「親との話し合い」がTOP3
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49958/60/49958-60-d2c68cef937ea551491de522e2f1c418-1000x707.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
家族や親族の突然の入院には何を備えておけば良いでしょうか?
回答率の高い順にランキングにまとめたところ、1位は「入院費用の蓄え」(35.2%)、2位「高額療養費制度など助成制度の知識」(34.2%)、3位「治療や介護、終末期に関する話し合い」(32.7%)という結果になりました。
日頃から、もしもの時に備えて知識を身につけ、親の意思などを確認しておくことが大切なようです。
LIFULL 介護編集長小菅秀樹(こすげひでき)のコメント
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LIFULL 介護編集長 小菅秀樹
高齢期になると、治療やリハビリを終えても要介護状態となり、自宅に戻ることができず、そのまま老人ホームに入居するケースは少なくありません。
また、退院の数日前に突然退院を告げられることもあり、家族が短期間で適切な老人ホームを探すのは容易ではありません。
このような場合は、病院の医療相談室にいるMSW(メディカルソーシャルワーカー)に相談し、退院後の住まい探しを協力してもらいましょう。
施設探しで特に難しいのは、相性の良さそうな施設を見極めることです。
見極めには、家族がどのような生活を望んでいて、どんな嗜好を持っているかを把握しておくことが大切です。そのため、元気なうちから老人ホームを「住まいの選択肢の一つ」と捉え、どんな生活を望んでいるのか元気なうちに話し合っておきましょう。また、急な入院に備えて健康保険証や預金通帳の保管場所を確認しておくとさらに良いでしょう。
早めの準備と情報収集をしておけば、いざという時にスムーズに対応できます。
退院後、短い時間の中での施設探しはLIFULL 介護入居相談室にお任せください
「LIFULL介護 入居相談室」にお問い合わせいただければ、差し迫った退院日に向けて、予算や立地、必要な医療行為などの条件にあった老人ホームをご提案できます。ご相談は無料です。
LIFULL 介護入居相談室はこちら
調査概要
調査主体:株式会社LIFULL senior
調査対象:65歳以上の家族・親族の退院サポートを行ったことがある 874人
調査期間期間:2024年7月5日~7月10日
調査方法:インターネット調査
※小数点第二位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
株式会社LIFULL senior について
「老後の不安をゼロにする」をビジョンに掲げ、ヒトとテクノロジーの力で、超高齢社会の課題を解決するさまざまな事業を展開しています。主な事業として、老人ホーム・介護施設検索サイト「LIFULL 介護」、遺品整理業者検索サービス「みんなの遺品整理」、介護施設向け買い物代行業務支援サービス「買い物コネクト」があり、今後も高齢者や関わる人々が抱える不安や課題に向き合って事業を拡大していきます。
株式会社LIFULL senior 概要
会社名:株式会社LIFULL senior(ライフル シニア)
所在地:東京都千代田区麹町1丁目4−4
代表取締役:泉 雅人
設立:2015年7月1日
事業内容:
老人ホーム検索サイト『LIFULL 介護』の運営
https://kaigo.homes.co.jp/
遺品整理業者検索サイト『みんなの遺品整理』の運営
https://m-ihinseiri.jp/
介護施設向け買い物代行支援サービス『買い物コネクト』の運営
https://lp.kaimonoc.jp/
自治体向け買い物弱者支援ツール『買い物コネクト』の運営
https://lp-g.kaimonoc.jp/
介護当事者一歩手前の世代に向け、介護や老後に関する最新情報や体験談を発信するウェブメディア『tayorini』(たよりに)の運営
https://kaigo.homes.co.jp/tayorini/
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