看護師の手荒れケアを目的としたハンドクリームを3者共同開発

PR TIMES / 2014年8月29日 16時17分

~保湿力とべたつきにくさを両立、リラックスする香りを配合~

 静岡県立静岡がんセンター(静岡県駿東郡長泉町、総長:山口建、以下静岡がんセンター)、公益財団法人静岡県産業振興財団ファルマバレーセンター(同 長泉町、所長:植田勝智、以下ファルマバレーセンター)、サンスター株式会社(本社:大阪府高槻市、代表取締役社長:吉岡貴司、以下サンスター)は、看護師の手荒れケアを目的としたハンドクリームを共同開発しました。



 仕事柄、手洗いの頻度が高い(1日、20~30回)看護師は、およそ4人に3人が手荒れを感じています。
(注1)。手荒れは手指の皮膚常在細菌叢(注2)を変化させ、病原菌感染を蔓延・助長するリスクがあります。手荒れケアを行うことは、看護師のQOL(Quality of Life 生活の質)を向上させるだけでなく、院内感染コントロールの観点からも重要です。また、手荒れケアにより皮膚の状態を良好に保つことは、経皮感作(注3)によるアレルギーの予防にもつながります。
 そこで、2009年より静岡がんセンター研究所とファルマバレーセンターが中心となり、医療現場での使用に適し、手荒れケアを目的としたハンドクリームの開発に取り組みました。
 開発にあたり看護師約300名の意見をもとに、高い保湿力があること、べたつかず、直後の作業に影響しにくいこと、ほどよい香りで気分が和らぐこと、という要望を重視しました。そして、べたつきにくいハンドクリームの基本処方を設計し、看護の医療現場で看護師を対象に使用感評価を実施し好評を得ました。この基本処方を元に、2012年よりサンスターで製品化に向けた最終処方を設計し、手荒れを有する一般の被験者の方を対象とした連用試験(注4)による有用性評価、看護師を対象とした使用感評価において良好な結果を得ました。
 なお、今回開発したハンドクリームには、静岡がんセンターの病院としてのこだわりである「癒し」をイメージした香りを配合しました。静岡がんセンターの敷地内には、約300品種、1300本を越えるバラが植えられ、池や緑あふれる庭園を備えています。この庭園の数多くのバラの香りの中から、院内の評判がよかった白色のハマナス(バラ科)の花の香りを抽出し、再現した香料を配合することで、多忙な看護師の気分を和らげるようにしました。強い香りにより気分を害される患者さんへの配慮も必要なことから、看護師からの意見をもとに改良を繰り返し、香りをほどよく抑え、長く残らない調合を施しました。

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