ヤマハがコロンビアの公立初等学校23校で、リコーダーを活用した音楽教育の試験導入を開始。IGSの非認知能力可視化ツール「Ai GROW」で教育効果を検証
PR TIMES / 2024年6月18日 16時15分
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/54457/61/54457-61-cd0145f4eb76a35a2d913109c7ca29a1-2444x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
左:コロンビアの公立初等学校でリコーダーのパイロット授業を行っている様子。右:現地の情報端末配布状況を受けて、児童が紙で「Ai GROW」を受検している様子。
Institution for a Global Society 株式会社(本社・東京都渋谷区、代表取締役社長 福原 正大、以下「IGS」)の提供する非認知能力可視化ツール「Ai GROW(アイ・グロー)」は、ヤマハ株式会社(以下「ヤマハ」)がコロンビア共和国(以下「コロンビア」)の公立初等学校23校で実施するリコーダーを活用した日本型音楽教育のパイロット授業の教育効果を検証するために、この度、現地での「Ai GROW」の受検を開始したことをお知らせします。ヤマハによるリコーダーを使った日本型音楽教育が、コロンビアの児童のどのような「非認知能力」を育むのかを明らかにするため、授業期間(2024年5月~11月)の事前・事後でIGSの「Ai GROW」で測定を実施し、その教育効果を検証いたします。
概要及び「Ai GROW」導入背景
ヤマハが2015年より新興国を中心に展開している「スクールプロジェクト」は、音楽・楽器演奏の楽しさを伝えるため、公教育における音楽と楽器を使った活動の普及を目指したプロジェクトです。これまでに7か国で累計302万人(2024年3月末)の子どもたちに音楽・楽器演奏を楽しむ機会を提供してきました。このたび試験導入を開始するコロンビアは、マレーシア、インドネシア、ベトナム、インド、ブラジル、アラブ首長国連邦、エジプトに続き8か国目の展開国となります。
コロンビアにおける活動は、文部科学省による「令和5年度第2回日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)応援プロジェクト」に採択されており、在コロンビア日本国大使館・現地地方教育局などの関係機関と成果や課題について検証・共有しながら日本型教育の展開を進めていきます。
これらの活動に貢献するため、IGSは児童・生徒向け非認知能力可視化ツール「Ai GROW(アイ・グロー)」を提供し、その教育効果を検証することで、日本型音楽教育の有効性の検証、エビデンスの収集、そしてコロンビアの公立初等学校における教育の質の向上に寄与してまいります。
グローバルサウスの教育機会・質の向上へ
IGSは、事業戦略として、国内事業に加え、グローバルサウスへ質の高い教育機会を提供することを目指しています。ヤマハのコロンビアにおける「スクールプロジェクト」での採用を皮切りに、海外現地における「Ai GROW」導入から効果検証までの知見やネットワークを培い、今後のサービス開発やグローバルサウスでの展開へ活かしてまいります。
ヤマハと共にコロンビアにて調査を行った、取締役 COO 中里忍のコメント
「コロンビアは世界的にも所得格差や教育格差が大きい国と言われています。そのような中で、非認知能力の育成は極めて重要です。リコーダーを手にした子どもたちの輝く瞳や楽しそうな笑顔がとても印象的でした。このプログラムが、子どもたちのさまざまな能力の向上にどのように寄与するかを見守っていくことに、大きな責任と誇りを感じています。IGSは、これから約半年間にわたるこの教育プログラムの効果を検証していきます。」 APPENDIX
■プレスリリース「ヤマハのコロンビアへの日本型音楽教育導入に関する事業で、IGSの子ども向け非認知能力可視化ツール「Ai GROW」が採用決定」(2024年2月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000054457.html
■文部科学省による「EDU-Portニッポン」とは
「EDU-Portニッポン」は、関係府省や国際協力機構(JICA)、日本貿易振興機構(JETRO)、地方公共団体、教育機関、民間企業、NPOなどが協力して、世界から高い関心を集めている日本の教育を官民協働のオールジャパンで海外展開を推進していく事業です。ヤマハの本事業は、今回7件目の採択となります。
■ヤマハの「スクールプロジェクト」概要
https://www.yamaha.com/ja/about/activities/school_project/
■IGSの「Ai GROW」とは
○児童・生徒同士の評価にAIの補正を加え、非認知能力を含む25種類もの能力を公正に評価
IGSは、児童・生徒一人ひとりの強みを可視化・育成するための評価ツール「Ai GROW」を2019年4月にリリースし、国内外の小学校・中学校・高等学校350校以上、43都道府県への導入を進めてまいりました(2024年6月10日現在)。
「非認知能力」は、現代の不確実で変化の速い時代を生き抜き、幸せな人生を切り拓くために必要な力と言われています。一方で、知識や正解を問う従来の学力テストに比べ評価基準が曖昧になりやすく、多様な能力を含むため測定が難しいとされてきました。そのため、教育現場においても、先生が生徒一人ひとりの能力を正確に把握することの負荷が高いことが課題とされています。
「Ai GROW」は、児童・生徒の自己評価に加えて、児童・生徒同士が評価をする「相互評価」の方法を取り入れています。さらに、人が人を評価するうえで生じやすい、忖度や性格の甘辛などの不要な評価の偏りをAI(人工知能)が補正することで、非認知能力を含む25種類もの能力を、公正に可視化することができます。
・「Ai GROW」サービスサイト:日本語 https://www.aigrow.jp/aigrow
英語 https://event.aigrow.jp/aigrow_en
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/54457/61/54457-61-0ccafb954f97bfbb080ab83b7722cac8-3532x1775.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「Ai GROW」の受検画面イメージ 英語版
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/54457/61/54457-61-c4edeb24249e958ef91563c3861f55cb-1385x989.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「Ai GROW」の生徒向けレポート 英語版
■Institution for a Global Society(IGS)株式会社 会社概要
多様な「評価」と、新たな「お金の流れ」で、世界中の「教育」を変えるテックカンパニー。社会で活躍する際に重要な「非認知能力」などを測定できる評価ツール「GROW」シリーズを、学校や企業に提供しています。また、「非認知能力」を伸ばす教育コンテンツ「GROW Academy」や、NFTを活用した無償教育・採用一体型サービス「ONGAESHI」も提供しています。
2021年12月29日に東証マザーズ市場(現・グロース市場)に上場。
・所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-11-2 4F
・設立:2010年5月
・資本金:97百万円
・コーポレートサイト: https://www.i-globalsociety.com/
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