第22回 日本抗加齢医学会総会にて、(一社)予防医療研究協会・苅部淳会長が「ザンシゲンサプリの摂取による体脂肪率の変化」を発表。
PR TIMES / 2022年7月22日 9時45分
2022年6月19日、一般社団法人予防医療研究協会「苅部淳」会長が大阪国際会議場(グランキューブ大阪)・ WEB併用にてダイエットに関する研究発表を行った。
当協会「苅部淳」会長が内臓脂肪や体重の増減などデータの変化がみられるかどうかサプリメントの効果を確かめました。測定にはフュートレックスという近赤外分法を用いた体脂肪測定器を使用し、患者の体重・体脂肪・BMI・除脂肪量・基礎代謝率を測定し、男女比、年齢に応じて増減の分析を行いました。その結果、体重・体脂肪・BMIに関して、投与後にはほぼすべての方で減少傾向が見られました。徐脂肪量や基礎代謝率に関しては明らかな変化は見られませんでした。
【ザンシゲン 先行研究例】
ザンシゲンの遺伝子毒性と90日間の継続的経口毒性を確かめる調査が行われた₍ (Toxicological assessment of Xanthigen(R) nutraceutical extract combination:Mutagenicity, genotoxicity and oral toxicity)
・調査方法
エームス試験にてハムスターの卵巣細胞、マウスへの90日間の継続摂取
250・500・1000mg/kg/日以上の摂取による変化の調査
→体重・食物摂取量の減少が統計的に見られた
遺伝毒性・亜慢性毒性ともに問題ないと評価された
【調査目的】
ザンシゲンは、褐藻から抽出したフコキサンチンとザクロ種子オイルのプニカ酸を含む植物性食品。フコキサンチンはカロイドの一種で海藻類に多く含まれる色素成分です。海藻の中ではわかめ・昆布といった褐藻類に含まれている。フコサンチン体重を減少させ、プニカ酸は中性脂肪を低下させる働きが報告されている。さらに中性脂肪の低下に役立つオメガ3脂肪酸も含まれている。
アメリカのAbidov.Mらの報告ではザンシゲン600mgによって4ヶ月で体重が6.3kg減少したというデータもあり、内臓脂肪や体重の増減などデータの変化がみられるかどうかサプリメントの効果を確かめた。
今回、苅部医師が行った調査は、
・患者の体重・体脂肪・BMI・除脂肪量・基礎代謝率を測定。
・男女比、年齢に応じて増減の分析を行った。
・測定にはフュートレックスという近赤外分法を用いた体脂肪測定器を使用。
のフローで行った。
・原理は、すべての有機化合物が近赤外域に特有の吸収帯を持つことを利用し、近赤外線の試料に照射したときの吸収スペクトルを分析することにより、その物質の組成を定性・定量化する。サプリメントはネスレより販売されているサンティトリウムを用い、(ザンシゲン(わかめ、ザクロ種子油300mg/大豆レシチン/チャ抽出物150mg)を一日2回2錠を食後に内服し、4か月継続した。
それぞれP値は有意水準である0・05より大きな値であると言えるため、体重、腹囲、BMR、肥満度指数について有意差がないと言える。
■T検定を用いたデータ分析結果(一回目と三回目比較)
[画像1: https://prtimes.jp/i/56329/61/resize/d56329-61-6c9dc37b813a8bb401ed-2.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/56329/61/resize/d56329-61-de634c48cbdc53815a9e-3.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/56329/61/resize/d56329-61-7e44ed7e86ddd32e2f2e-4.png ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/56329/61/resize/d56329-61-43b9c1643218cd7a3651-5.png ]
【結果・考察】
■結果
体重・体脂肪・BMIに関して、投与後にはほぼすべての方で減少傾向が見られた。徐脂肪量や基礎代謝率に関しては明らかな変化は見られなかった。
■考察
運動や食事習慣には一人一人ばらつきがあり、サプリメントのみの統計学的有意性を示すのは難しい。今回はサプリメントのみでも体重や体脂肪の減少があり、効果が認められた。先行研究でもラットにザンシゲンを経口投与したところ、有意に体重が低下した 結果や二重盲検プラセボ対照試験で、フコキサンチン群では、プラセボ群と比較して、体重と BMIが有意に低下したことが先行の研究で示されている。脂肪代謝の作用機序として、脂肪細胞 の分化を制御する転写因子PPARγの発現を低下させることや、白色脂肪 組織で安静時代謝量 (REE)を増加させる脱共役タンパク質UCP1の発現量を増加させることなどが示され、更なる研究・成果が待たれる。
■一般社団法人日本抗加齢医学会について
HP : https://www.anti-aging.gr.jp/
2001年日本抗加齢研究会設立時には、すでに予見されていた超少子高齢化社会と老人医療費の増大。 国民皆保険制度を有する我が国の福祉政策は、いずれその転換を迫られるといった状況でありました。そのような中、医師ならびに医生物研究者らが中心となって設立した目的は、加齢現象や老化の研究が進む中、老化の病的プロセスを予防する抗加齢医学を積極的介入する方法を基礎医学的、臨床医学的に追求して実践することにより、生活者のQOL(Quality of Life)の向上を図る。そして抗加齢医療の提供により健康長寿を国民が享受し、老人医療費増加度の抑制、生産人口年齢の延長、労働力の確保といういわば国家戦略的な目的であります。医学界ならびに社会で認められるために、抗加齢医学に関する正確なデータを集積し、正しい情報を伝え、科学的根拠・事実に基づいた医療としての確立を目指していくと同時に、人々に受け入れられる医療となることを目指し活動を続けてまいります。
※引用元:一般社団法人日本抗加齢医学会 / 本学会について / 設立趣旨 より https://www.anti-aging.gr.jp/about/
■苅部淳プロフィール
[画像5: https://prtimes.jp/i/56329/61/resize/d56329-61-e6a2cadff996bfb348a5-0.jpg ]
■【苅部淳Instagram】 https://www.instagram.com/dr.jun_/
■【苅部淳YouTube】 https://youtube.com/channel/UC-4assorK-poJFZeH-nU_Ug
■オンラインサロン「予防医療大学院」
HP : https://lounge.dmm.com/detail/3590/
【職務経歴】
順天堂大学医学部卒業
東京大学附属病院臨床研修医 修了
東京大学附属病院形成外科 入局
埼玉医大総合医療センター 形成外科・美容外科 助教
福島県立医大付属病院 形成外科 助教
寿泉堂総合病院 形成外科
山梨大学附属病院形成外科 助教・医局長
医療法人社団FAM理事長
BiotopeClinic白金 院長
麹町皮ふ科・形成外科クリニック 名誉院長
【所属学会】
日本形成外科学会正会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本美容皮膚科学会正会員
日本顔面神経学会正会員
日本マイクロサージャリー学会正会員
日本抗加齢医学会正会員
日本再生医療学会正会員
アメリカ形成外科学会正会員
アメリカ抗加齢医学会正会員
日本東洋医学会正会員
日本人類遺伝学会正会員
日本アロマテラピー学会正会員 予防医療部会 部会長
日本マインドフルネス学会正会員
【所属協会】
一般社団法人 予防医療研究協会 会長
一般社団法人 日本ブレインケア・認知症予防研究所 理事
一般社団法人 ロコモ認知症予防療法協会 参与
■Biotope Clinic
住所 : 東京都港区白金台4-9-10 グリーンリーブス2階
TEL : 03-5422-9901
HP : https://biotopeclinic.com/
Instagram : https://www.instagram.com/biotopeclinic/
■麹町皮ふ科・形成外科クリニック
住所 : 東京都千代田区平河町1-4-5 平和第一ビル地下1階
TEL : 03-6261-2458
HP : https://kojihifu.com/
Instagram : https://www.instagram.com/kojihifukeisei/
■一般社団法人予防医療研究協会とは
一般社団法人予防医療研究協会は医食同源の考えを推進する団体。食の大切さを伝えるため腸内細菌学・栄養学の資格発行を行う他、良質な製品製造を啓発するためスキンケア、サプリメント等の監修にも注力しています。
HP : https://yobouiryou.or.jp/
Instagram : https://www.instagram.com/yobouiryou/
Facebook : https://www.facebook.com/groups/1071587792994969/
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