ペッツファースト 当社獣医師によるブリーダー向け往診事業について
PR TIMES / 2025年1月27日 13時15分
ペットの健康を出生前から守る取り組み
“Pets always come first”を理念に掲げるペッツファーストホールディングス株式会社(本社:東京都目黒区、代表:正宗 伸麻、以下ペッツファーストグループ)は、適切な動物の管理と疾病予防、動物の愛護及び管理に関する法律の順守、そして健全なペットショップの運営のため、ブリーダー向けの往診事業を実施しております。
■ブリーダーおける往診の重要性について
往診とは、獣医師が直接家庭や施設を訪れてペットの健康診断やワクチンなどの予防医療、その他、体調がすぐれない場合に必要な医療行為を提供するサービスです。特にブリーディング施設のような複数の犬・猫がいる場合は、その施設内で診察を受けることで、動物へのストレスも軽減することが可能です。
獣医師によるブリーダー向けの往診は日々の健康管理はもちろんのこと、動物の愛護及び管理に関する法律(以下、動物愛護管理法)といった法令順守の観点からも非常に重要となります。
現在、動物愛護管理法において、ブリーダーなど、動物を取り扱う業は「動物取扱業」とされ、その中で、
・「1年以上継続して飼養又は保管を行う犬又は猫については、年1回以上の獣医師による健康診断を受けさせ、診断書を5年間保存すること」
・「繁殖の用に供する個体は、雌雄ともに繁殖の適否に関する診断を受けさせること」
といった動物の疾病に係る措置や健康管理等について基準が設けられており、特にブリーディング施設においては定期的な獣医師による診察、処置が必須となっております。
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こういった健康診断によって、親犬・親猫の健康を守ることは、将来生まれてくる子犬・子猫の健康を守ることにもつながります。そして、親犬・親猫に負担のかかる、みだりな繁殖を繰り返さないためにも、繁殖に適否に関する判断を獣医師により定期的に実施することも同様の意味があると考えます。
また、ブリーディング施設に直接、獣医師が赴くことで、その場の気温や湿度、消毒の実施状況等の環境的な部分についてもアドバイスすることが可能であり、集団飼育をする上で起こりやすい感染症の蔓延を未然に防ぐことも可能です。こちらも、生まれたばかり、もしくは、これから生まれてくる免疫力の未熟な子犬・子猫の健康を守ることにもつながります。
こういった観点からブリーダー向けの往診は重要な役割を担っていると考えております。
■当社におけるブリーダー向け往診事業について
当社では、「何よりもペットを第一に考え、ペットの健康を心身ともに最優先する」という当社の理念に共感いただけるブリーダーとのみ直接契約の上、ペットの取引を実施しております。それとともに上述の動物愛護管理法の順守状況はもちろんのこと、コンプライアンスの徹底を行っております。
上述の動物愛護管理法の順守やブリーダーの下で飼養されている動物の健康管理のため、当社所属の獣医師(ブリーダー管理事務局所属獣医師:4名)が東京・大阪・広島・福岡のウェルネス管理センターや営業所を拠点とし、そこから全国の各ブリーダーのもとへ往診に向かっています。当社の契約ブリーダーのみならず、契約外のブリーダーへの往診も実施しており、これまで延べ700件ほどのブリーダーのもとにお伺いをしています。
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当社の往診事業の特徴として、往診料は頂かず、1頭からでも往診にお伺いしているという点が挙げられます。これも、すべてのペットの健康を第一に考え、その命に責任をもつため、気軽に往診サービスをご利用いただき、適切な予防医療の提供や病気の早期発見・早期治療につなげたいという思いが存在しています。
実際に往診にて実施しているサービスとしては以下となります。
1. 疾病予防や健康管理
混合ワクチンや狂犬病の接種による感染症の予防、親犬・親猫の繁殖可否の判断、子犬・子猫の体調の確認をはじめとする健康診断、マイクロチップの挿入等を実施しています。
往診のため、使用できる機器は限られますが、便検査 ・皮膚検査 ・耳垢検査等を実施し、ブリーダーの施設内での感染症蔓延を阻止し、罹患動物の早期での治療を目指します。往診の範囲内での処置が難しいと獣医師が判断した場合には、かかりつけや近隣の動物病院への受診を促しています。
2. 疾病や予防についての啓発活動
当社の契約ブリーダーに向けてフィラリア症の予防や薬剤耐性菌の発生を防止するための抗生剤の適正使用、適切な消毒薬の使用などの情報をメルマガやLINEを通じて発信しており、正しい知識の普及とともに適切な動物の飼養管理へとつなげています。
3. ブリーダー以外のペット取り扱い事業者向け往診サービスの実施
ブリーダーのみならず、猫カフェ等といったその施設で飼養されている動物と一緒に食事等を楽しむことのできる場所も昨今、増加をしています。そういった施設にいる動物たちも適切な医療を受けることが必要であり、集団飼育における感染症の蔓延を防止することもペット業界に身を置く企業の使命の一つであるとも考えております。そのために、当社獣医師がそういった施設に往診の上、診察も実施しています。また、Pʼs-first以外のペットショップへの往診も定期的に実施をしております。(※東日本、西日本の一部エリア限定)
こういったサービスを通じて、実際に当社の往診をご利用いただいております当社契約ブリーダーの皆様から以下のようなお声も頂戴しております。
◆とても丁寧な診察で、1頭からの往診依頼も受け付けてくれるので、とても満足しています。
◆ワンちゃんごとにすごく考え、柔軟に対応していただけるのでとても助かっています。ありがとうございます。
◆いつも笑顔で明るく気さくに対応してくれ、お話しながら楽しい時間を過ごさせてもらってます。もちろん仕事も完璧です。
その他、当社契約ブリーダーにおいては子犬・子猫における遺伝子病や先天性疾患等の発生に関するフィードバックを随時行うなど、今後も互いに情報共有を密に行い、より理想的なブリーディング環境の実現に向けて協業してまいります。また、日々の衛生・飼養管理に欠かすことのできない消毒薬やフードの販売なども当社で行っており、親犬・親猫のみならず、生まれたばかりの子犬・子猫、そしてこれから生まれてくる子犬・子猫の健康を守るための取り組みも引き続き実施してまいります。
当社は健全なペットショップの運営や法令順守の徹底のみならず、これからも往診事業をはじめとするブリーダー向けの取り組みを通じて、適切な動物の飼養管理を推進し、ペット業界全体の健全化にもつなげてまいります。
■往診事業概要
・対象:動物取扱業取得の全国のブリーダー様(※その他動物取扱業の方は別途ご相談ください。)
・往診可能エリア :東北、関東、関西、中四国、福岡・熊本、宮崎・鹿児島、沖縄、山梨・静岡
(※エリアについてはご相談ください。状況によりお受けできない場合もございますのでご了承ください。)
・提供メニュー:往診による健康診断、マイクロチップ挿入、各種混合ワクチン・狂犬病ワクチンの接種、フィラリア検査・顕微鏡検査(便検査・皮膚検査・耳孔検査)、GM1遺伝子検査 等
(※GM1遺伝子検査および当社における遺伝子病に対する取り組みについてはこちらを参照ください。)
・往診可能曜日: 原則平日(エリアによって土曜も可能)。詳細はお問合せください。
・所属獣医師:4名
・費用:ブリーダー管理事務局(TEL:03-5741-2471 平日10~18時)もしくは問い合わせフォームよりお問合せください。往診料、交通費はいただいておりません。
期間限定で対象往診メニュー(犬6種混合ワクチン、猫3種混合ワクチン、狂犬病ワクチン、健康診断、便検査、フィラリア検査)の中から3つを選択いただき、ブリーダー様限定の特別価格にてご案内しております。(予約期間:~2025年1月31日(金)まで 対象往診期間:2025年3月1日(土)~2026年2月28日(土))詳細は以下よりお問合せください。
お問合せ|ペッツファースト公式サイト
■当社巡回獣医師コメント
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ブリーダー管理事務局 獣医師 廣岡理紗
ペッツファーストの往診の特徴は、「すぐ来てくれる」「1頭から対応可」という気軽さだと思います。また、各エリアの獣医師がみな一生懸命で、「ペット最優先、そしてブリーダーの皆様に寄り添いたい」という思いを持ち、お宅にお伺いをしています。
ペットの健康に携わるプロ同士ではありますが、あまり気負いすることなく些細なことから衛生管理についてなど、往診の際は気軽にご相談いただけるような雰囲気づくりを心掛けております。環境省の指針や動物愛護管理法に準拠するようなものは、往診にて一通り対応しておりますので、その他ご要望もご相談ください。
今後は疾病予防にも力を入れていく予定で、フィラリアなど寄生虫予防の更なる啓発や、感染症検査キットのメニューも盛り込んでいこうと検討中です。また、アンケートなどを用いて、ブリーダーの皆様の細かなニーズにも柔軟に対応していきたいと考えています。
今後のブリーダーの皆様のもとのペットやこれから生まれてくるペットの健康のために尽力してまいります。
■会社案内
【会社名】ペッツファーストホールディングス株式会社
【所在地】〒153-0063東京都目黒区目黒1-24-12 オリックス目黒ビル9F
【資本金】1億円
【代表者】代表取締役社長CEO 正宗伸麻
【従業員数】1,218 名(うち獣医師66名 愛玩動物看護師61名※業務委託含む)2024年12月末時点
●公益財団法人日本補助犬協会と連携し13頭の聴導犬と1頭の介助犬を育成しユーザーへ提供
●動物病院URL(https://pfirst-ah.jp/)
●ニュースレターアーカイブページ(https://www.pfirst.jp/newsletter.html)
<本掲載関連記事>
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・vol.1 ペットの命を守るための取り組み~売れ残ったペットはどうなるのか
・vol.3 ペッツファースト初の医療センター「ペッツファースト動物病院 代官山高度医療センター」を開院
・vol.4 「ペッツファースト動物病院 福岡大野城医院」開院~なぜ動物病院を拡大するのか~
・vol.5 第1回譲渡会を開催~なぜペットケア&アダプションセンター日光を開業したのか~
・vol.6 私たち動物病院グループの高度医療への取り組み
・vol.7 日本獣医生命科学大学との猫の難病FIPの共同研究の取り組み~不治の病を治る病気へ~
・vol.8 ペットの遺伝子病対策の取り組み~重篤な遺伝子病で苦しむペットを生み出さないために~
・vol.9 2023年マンスリーペットレポ―ト総括~売れ残りを一頭も出さない、病気や死亡事故根絶のための取り組み~
・vol.10ペット販売の生後8週齢(56日齢)規制に対する私たちの考え方~生後60日齢での取引基準への引き上げに関するお知らせ~
・vol.11ペット業界におけるペットオークションやブリーダーなどの日齢偽装問題への対策~「生後60日齢以上への取引基準引き上げ」に関する進捗報告~
・vol.12 すべてのペットが幸せな生涯を送るための取り組み~いわゆる衝動買いや飼い主を失うペットをゼロにするために~
・vol.14 ペッツファースト動物病院「FIP予防検診」開始のお知らせ~不治の病から治る病気へ、そして予防できる病気を目指す~
・vol.15 獣医師監修 社内資格制度「ペッツファースト社会化トレーナー」の導入について~子犬・子猫の社会化のために~
●マンスリーペットレポート (https://www.pfirst.jp/protected_monthlyreport.html)
■お問い合わせ先
【本掲載内容について】
ペッツファースト株式会社 広報部
電話番号 03-6417-3503/E-mail pr@pfirst.jp
担当者 粕谷・西河・小野
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