ベトナム国内への事業展開に向けたNGSC社の株式取得（連結子会社化）に関する基本合意のお知らせ

ベトナム国内で総合的なIT支援事業を展開するNGSC社を子会社化し、国外マーケットへの進出を推進



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　日本とベトナムのリソースを活用したハイブリッドなシステム開発を行う株式会社ハイブリッドテクノロジーズ（本社：東京都中央区、代表取締役社長 CEO：チャン バン ミン、証券コード：4260、以下「当社」）は、2024年12月16日開催の取締役会において、ベトナム国内でITコンサルティングから、開発・導入支援、トレーニングやオペレーションサポートなど総合的なIT支援事業を展開するNGS Consulting Joint Stock Company（以下、NGSC社）の株式を取得することに関する基本合意書の締結を決議いたしましたので、お知らせいたします。
　なお、本基本合意では、当社がNGSC社の総議決権数の40%を保有する筆頭株主となると共に、他の主要株主とは当社の意思を反映した会社運営を行うことにつき合意しております。加えて、当社がNGSC社の取締役の指名権を持つことなどの条件を定めており、これらによって、実質支配基準によるNGSC社の連結子会社化を見込んでおります。
１．株式取得の理由
　当社は、2024年11月14日に発表した2024年9月期決算発表、及び2024年11月29日に公開した「事業計画及び成長可能性に関する事項」にて定義した新たな成長戦略として、
- 既存事業における開発対応領域の拡大
- 顧客に提供するソリューションの拡大
- サービスを提供するマーケットの拡大

の3つの軸で事業拡大を図り、「グローバルIT総合サービス」の提供を目指すこととしています。

　今回、当社が株式を取得する予定のNGSC社は、後述するNGS Telecommunication and Equipment Joint Stock Company（以下、NGS社）の子会社であり、ヴィエティンバンク（銀行）や、ベトナム航空等、各業種のベトナム国内大手顧客に対する、ERP、クラウド、CRMなどの幅広いソリューションを用いた開発・導入支援、トレーニングやオペレーション支援等の豊富なコンサルティング実績を誇っております。
　同社は、2018年の設立から、顧客の需要に合致するシステムの導入コンサルティング領域を軸に事業領域の拡大を続け、現在は500名規模の事業体制を構築しております。MicrosoftやDell、SAP、Wolters Kluwer、FINASTRA等の世界的に展開するソリューションプロバイダのパートナー認証を取得し、その豊富な実績からMicrosoft Partner of the Year賞やBest Success Factors (HXM) Partner賞を受賞するなど、プロバイダからも高く評価されております。このような幅広いソリューションの提供体制のもと、同社はエネルギー、銀行・金融、航空、製造業などを中心に、各業界のベトナム国内大手企業に対し、150件以上の支援実績を有しております。
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NGSC社が取り扱う豊富なソリューションの一例（NGSC社の株式取得（連結子会社化）に関する補足資料_6p）

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NGSC社の主要顧客（NGSC社の株式取得（連結子会社化）に関する補足資料_7p）

　顧客に提供するソリューションの拡大、及び日本国外マーケットへの進出を目論む当社が、ベトナム国内で様々なソリューションの提供実績を有するNGSC社の株式を取得することで、当社の成長を力強く推進することができること、また、日本国内への事業展開を目指しているNGSC社にとっても当社グループの事業ネットワークとの協業が有効に機能すると見込まれることから、両社の成長戦略を相互にサポートできる有力なパートナーになり得ると考え、今回の基本合意に至りました。

　株式取得の対象会社であるNGSC社、及び取得の相手先であるNGS社の会社概要等につきましては、2024年12月16日に開示した「ベトナム国内への事業展開に向けたNGSC社の株式取得（連結子会社化）に関する基本合意のお知らせ」及び「NGSC社の株式取得（連結子会社化）に関する補足資料」をご参照下さい。
２．今後の見通し
　本基本合意の締結後、当社はNGSC社、並びに同社の主要株主であるNGS社及びPham The Truong氏との間で本株式取得の詳細な条件等について合意形成が完了次第、株式譲渡契約及び株主間契約の締結、並びに株式譲渡を実行いたします。
本書発表時点で、本件が当社の今期業績に与える影響は精査中であります。今後、開示すべき重要な事項が発生した場合には、速やかに情報を開示いたします。
　また、本株式取得の完了後、当社グループはベトナム市場におけるコンサルティングサービスの提供を開始することとなり、同国内事業の管理体制の強化が、当社グループの非連続的な成長に必須であると考えております。これに対応するため当社は、本株式取得を主導してきたチャン バン ミンが、今後一層ベトナム国内における事業管理体制の強化、及び市場の開拓に注力できる体制を築くため、2024年12月16日開催の取締役会において、チャン バン ミンが代表取締役を退任し海外事業を管掌する取締役会長に就任すること、及び現 取締役CFOの平川和真が新たに代表取締役に就任することの内定を決議いたしました。本件に関する詳細は、「代表取締役の異動及び役員の異動の内定に関するお知らせ」をご参照ください。

以上

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