UL、ASEAN初のアプライアンスおよび冷暖房空調設備分野の試験所をタイに開設
PR TIMES / 2018年6月26日 14時1分
グローバル市場への迅速なアクセスを可能に
世界的な第三者安全科学機関であるULは、タイのサムットプラーカーン県に新試験所を開設しました。この試験所は、最先端の試験設備を備え、さまざまな産業で使用されるアプライアンスおよび冷暖房空調設備(AHVAC)の試験を行うULの地域拠点としての役割を担います。UL Inc. CEO兼プレジデントのキース・ウィリアムズ(Keith Williams)とUL LLCインターナショナル プレジデントのサジーブ・ジェスダス(Sajeev Jesudas)は、40名を超える政府高官ならびに同地域を代表する工業会や企業関係者とともに開所式に参加しました。
試験所開設について、ジェスダスは次のように述べています。「ASEAN(東南アジア諸国連合)が今日の世界経済の発展を牽引していることを考えると、ULがタイにASEAN初のAHVAC試験所を開設することは必然であり、当社の成長戦略にも沿った決断であったと言えます。今回の新試験所開設は、より多くのお客様に世界市場への参入の機会をもたらすだけでなく、今後も目覚ましい発展と国際化の継続的な進展が期待されるASEANの産業にとって、極めて重要な意義があると考えます。」
[画像: https://prtimes.jp/i/4222/62/resize/d4222-62-739835-0.jpg ]
ULがタイおよびASEANで事業拡大を目指す理由として、同地域でAHVAC業界が急速に発展していることが挙げられます。世界をリードする経済成長を背景に、近年、ASEANにおけるAHVAC分野の安全、エネルギー効率試験サービスに対する需要は高い状態が続いています。今回の試験所開設でULは、東南アジア第二位の経済大国であるタイに、高い技術力を持つエンジニアからなる戦略的拠点を置き、お客様がより安全で優れた製品を迅速に世界に向けて送り出すための支援を行います。
ASEANビジネスカウンシルの議長も務めるウィリアムズは次のように述べています。「タイは、ASEANの中で最も強固なAHVAC分野の生産拠点の1つであり、同業界でのリーダーとしての地位をますます確実なものとしています。世界銀行発行のタイに関するエコノミックモニターによれば、今年のタイの経済成長率は4%を超え、2012年以降、過去最高を記録することが予測されています。長期的な経済成長を維持することを掲げる国の公約に基づき、コンシューマ製品の試験サービスに対する需要が着実に伸びることを期待しています。この成長を支援するため、ULは、タイ、および、より広義ではASEAN地域全体をカバーする戦略上の中核的な拠点として新試験所を整備してまいります。当社の新試験所開設は、タイから特に中東や他のASEAN諸国、北米への製品輸出を検討している企業にとって、事業目標に適うものとなるでしょう。」
延べ床面積720平方メートルにおよぶ最新鋭の試験所は、安全、エネルギー効率、性能試験を一括で扱い、お客様の製品およびサービスのグローバル規制や検査基準への適合を支援します。
同試験所は、冷暖房空調設備(HVAC)製品試験用チャンバー(5トン用/10トン用)、洗濯機試験用チャンバーをはじめ、保護等級(IP)や冷媒漏洩、モーター拘束試験、電気・材料試験を実施する設備と体制を備えており、迅速かつ費用対効果の高い試験プロセスを提供します。試験対象製品には、住宅用および商用エアコン、洗濯機、タンブラー乾燥機、冷蔵庫、冷凍庫、モーターコンプレッサーなどが含まれます。
ULは2006年にタイにオフィスを開設し、これまでに設備の拡張とともに人員を倍増してきました。タイのAHVAC試験所開設は、ASEAN地域内の企業に対するサービスを拡充するというULの企業方針を反映したものです。インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、ベトナム、タイにオフィスと試験所を持つULは、継続的なサービスの拡充によって、今後、更なる地域との連携強化に努めてまいります。
試験所住所: 888 Moo 5, Samrong Nua, Muangsamutprakan, Samut Prakan 10270, Thailand
【ULの概要】
ULは、科学の活用によって安全、セキュリティ、サステイナビリティ(持続可能性)における課題を解決し、世界中の人々のために安全な生活/職場環境を推進します。ULマークがもたらす信頼が、先進的製品及び技術の安全な導入の可能にします。ULのスタッフは世界をより安全な場所にするという情熱を共有しています。その提供サービスは、試験・検査・監査・認証・検証・アドバイザリー/トレーニング・サービスなど多岐にわたります。また、安全とサステイナビリティに関するソフトウェア・ソリューションを提供することで、これらの活動を支援しています。詳細はウェブサイト(UL.com)をご参照ください。
【株式会社 UL Japanの概要】
株式会社UL Japanは、世界的な第三者安全科学機関であるUL の日本法人として、2003年に設立されました。現在、ULのグローバル・ネットワークを活用し、北米のULマークのみならず、日本の電気用品安全法に基づく安全・EMC認証のSマークをはじめ、欧州、中国市場向けの製品に必要とされる認証マークの適合性評価サービスを提供しています。詳細はウェブサイト(https://Japan.ul.com)をご覧ください。
以下のソーシャルメディアアカウントからもご覧いただけます。
UL Japan Twitter 公式アカウント: https://twitter.com/ul_japan
UL Japan Facebookページ:https://www.facebook.com/UL-Japan-573330289677204/
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