国連WFP、資金不足でシリア難民への食糧支援中断

PR TIMES / 2014年12月2日 15時38分

ローマ発-国連WFPは、資金不足により、シリア周辺国に暮らす170万人以上のシリア難民に対する食糧支援を中断せざるをえなくなりました。



国連WFPは、ヨルダン、レバノン、トルコ、イラク、エジプトに暮らす貧しいシリア難民に対して、食品店で食糧と引き換えられる券を配布していましたが、資金難により、この食糧引換券の支給の停止に追い込まれました。食糧引換券の配布がなくなることで、多くの家族がおなかをすかせることになります。すでに過酷な冬の中で避難生活を送っている難民にとって、今回の支援中断は悲惨な結果をもたらしかねません。

アーサリン・カズン国連WFP事務局長は、「食糧支援の中断により、難民の健康と安全が脅かされ、難民を受け入れている近隣諸国の不安定化を招く恐れがあります。」と述べました。

難民キャンプとそれ以外の場所で避難生活を送っている難民は、厳しい冬を乗り越える準備ができていません。中でもレバノンとヨルダンで避難生活を送る多くの子どもたちは、十分な服がなく、裸足のままでいます。テントは泥にまみれ、衛生状態も悪化しています。

カズン事務局長は、国連WFPがシリアで緊急支援活動を行うためには、早急に資金が必要だと述べました。多くの支援国から、まだ表明された拠出金が届いていません。国連WFPがシリア周辺国で暮らすシリア難民に支援を行うためには、12月だけで6,400万米ドルが必要です。

もし今月中に資金の提供を受けることができれば、電子食糧引換券の配布を直ちに再開することができます。この引換券により、近くの店で食べ物を買うことが可能です。この電子食糧引換券は、配布以来、シリア周辺の難民受入れ国の経済の活性化に約8億米ドル寄与しています。

国連WFPは、シリア危機が発生した2011年から、何百万という国内避難民、そして、レバノン、ヨルダン、トルコ、イラク、エジプトなどの周辺国に逃れた180万人のシリア難民に食糧支援を行ってきました。このような支援は、支援国からの長期にわたる資金提供とパートナー団体や難民受入れ国の協力があって行うことができました。今後もこのような支援・協力を必要としています。

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