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株式会社システム・ケイ社員がKaggleコンペティション「The Learning Agency Lab - PII Data Detection」にて金メダルを獲得

PR TIMES / 2024年6月17日 13時15分

 サクサグループにおいて映像・AIを生かした事業を展開する、株式会社システム・ケイ(北海道札幌市 代表取締役 鳴海鼓大)の深見裕治(以下、深見氏)を含むチームが、世界最大級のデータ分析コンペティションプラットフォーム「Kaggle」で2024年1月18日~2024年4月24日に開催された「The Learning Agency Lab - PII Data Detection」(※1)(以下、本コンペ)において、2,048チーム中5位となり、金メダルを獲得しました。深見氏は、2023年5月に「Kaggle Master」(※2)の称号を獲得しており、本コンペで2個目の金メダル獲得となります。



 本コンペは、学生の文章から個人情報(personally identifiable information (PII))をAIモデルにより自動的に抽出する精度を競うものです。従来は文章にある個人情報を手作業で抽出して、個人を特定できない情報に変更していました。この作業を自動化することにより、教育データセットの公開にかかわる費用が削減され、学習科学の研究や教育ツールの開発を支援することとなります。


■深見氏のコメント
 今回はアイディアが上手くいき金メダル獲得につながりました。2023年にMasterの称号をいただきましたが、今回はチームにも貢献できたため、これまで以上にMasterであることを実感しています。言語処理はKaggleへの挑戦を始めてから学習した領域のため、まだおぼつかない部分もありますが、ChatGPTに代表されるLLM(大規模言語モデル)にも関わることなので、今後も積極的に参加していこうと思います。以前から勉強している画像処理関連のコンペも面白そうなのがあれば挑戦していきます。
 また、会社の資源であるGPUマシンを使わせてもらうなど会社からのサポートも大変助かっています。ありがとうございます。


■代表取締役 鳴海鼓大のコメント
 Kaggleのコンペティションには世界トップレベルのデータサイエンティストや機械学習エンジニアが多数参加しており、この度の受賞はシステム・ケイのエンジニアのデータサイエンス分野における技術力の高さを証明したものと考えられます。システム・ケイは画像、言語処理にかかわるAIの研究開発に注力しており、本コンペにおいても会社の資産の活用を認めていました。会社に於いてもKaggleで培った知見を研究開発に応用していく所存であります。


【Kaggleとは】
Kaggleとは、世界最大級のデータ分析コンペティションプラットフォームで、企業や団体からコンペティション形式で出題された課題に対し、「Kaggler」と呼ばれるKaggleに登録するユーザーたちが分析モデルの精度を競います。コンペティションの成績により順位がつけられ、上位者には金メダル・銀メダル・銅メダルが与えられ、メダル獲得数によって「Grandmaster」「Master」「Expert」「Contributor」「Novice」とランク分けされます。
Kaggle 公式サイト:https://www.kaggle.com/


※1:https://www.kaggle.com/competitions/pii-detection-removal-from-educational-data/leaderboard
本コンペにおいては、上位14チームに金メダルが付与されました。
※2:https://www.kaggle.com/rankings
2024年6月時点で、Kaggleのコンペティションに参加している約20万人のうち、Kaggle Masterは約2,100人で、これは上位約1%に相当します。

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