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認定NPO法人ReBit、クラウドファンディングに挑戦。全国300校でLGBTQの子どもたちも、安心安全な学校環境づくりを目指す。(6/18~7/31)

PR TIMES / 2024年6月18日 15時15分

LGBTQの7割が、学校で困難を経験。現状を変え、LGBTQも安心安全な学校を全国に広げるための、クラウドファンディングに挑戦。学校環境での実践事例集「学校できることキット」開発と教員育成を目指す。



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47512/62/47512-62-6e45563827dfdf0c51ec9e9217535f21-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


認定NPO法人ReBit(東京都新宿区、代表理事:藥師実芳)は、6月18日(火)から、LGBTQの子どもたちも安心安全な学校環境を先生と一緒につくることを目指した、クラウドファンディングを開始します。
■クラウドファンディングサイト:https://camp-fire.jp/projects/view/768171
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47512/62/47512-62-54f44b277969defc4fff2732a31b34a4-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47512/62/47512-62-f439ced847ee968470de84d1d966d143-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「先生にカミングアウトしたら『あんたはおかしい』って言われて。不登校になった」こんな経験をする子どもを増やさないために、先生200名の声を元に作成した、学校環境づくりの実践事例や相談対応をまとめた「学校できることキット」の開発と教員育成を通じ、LGBTQも安心安全な学校を全国に広げます。
■「LGBTQ10代の2人に1人が、死にたいと思った」「LGBTQの7割が、学校で困難を経験」。でも、9割が先生には相談できていない現状が。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47512/62/47512-62-25b7252f0fe3ee2429424e8a89bf1b84-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


LGBTQは、約3~10%。30人クラスに1~3人はいると想定されます。
しかし、LGBTQの68%が学齢期にいじめを経験し、70%が過去1年で学校での困りごとを経験(*1)するなど、学校はLGBTQの子どもたちにとって安全な状況ではありません。

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47512/62/47512-62-61a2ab3b8ac2958a054eec9d97ce78f8-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


なのに、LGBTQ学生の93%が教職員にセクシュアリティ(性のあり方)に関する相談ができず、孤立しています(*2)。
このような状況は、10代 LGBTQの2人に1人が過去1年で自殺を考えたという、喫緊な状況につながっています。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47512/62/47512-62-b831a125ea55445e43446f3f590566ad-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47512/62/47512-62-ee7d27057f94cc6900858f1b77bd4be7-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■2024年度から全小学校教科書にLGBTQが掲載。「授業」だけでなく「学校生活」を変える、次の挑戦へ
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47512/62/47512-62-a53eb081d7f6fa4161cec4827ac75ae7-3900x3145.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ReBitのこれまでの授業の様子

団体設立時からの夢であった「すべての教科書に、LGBTQを」が叶い、2024年度から全小学校教科書に多様な性について記載されています。

義務教育のなかで「1コマの授業」が叶った今、次の挑戦は「学校での日常を、365日変える」こと。
LGBTQだからと、いじめられないこと。学びの機会を奪われないこと。
「男なんだから」「女らしくしなさい」と、自分らしさを奪われないこと。
先生にも、セクシュアリティについて安心して相談できること。
相談せずとも困らずに、毎日の学校生活をただただ楽しめること。

そんな、LGBTQもありのままで過ごせる学校を、今こそ全国に広げたいと願っています。

■学校環境を変えるのは、「ルール+ツール」。法律ができて、学校での取り組みが努力義務に。「でも、どうやって?」と悩む先生の背中を押したい。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47512/62/47512-62-4d2619ec31c81bede8ed1930cd8b5a6b-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


2023年6月に、「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」(通称、LGBT理解増進法)が制定され、学校でのLGBTQへの取り組みが、初めて努力義務と規定されました。
一方で、法律にも記載されている、学校での理解促進・相談対応・環境整備をどのように進めてよいか、国や行政から計画等が示されていないこともあり、「どう取り組んだらいいのかわからない」と学校や先生からたくさんのご相談が届いています。

「学校を変えたい」と思う、先生たちの背中を押したい。
「一緒に考えていくよ」そう思っている大人たちの姿を知らせたい。
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47512/62/47512-62-f5bddb8f8b593c6dd6060f794a43775a-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


だからこそ、今、みなさんと一緒に「学校での日常を変える」という目標に挑戦したいです。今回のプロジェクトで、以下の2点を実現します。
1)先生200名の声を元に作成した、LGBTQの子どもも安心安全に学校に通える工夫を集めた実践事例集と相談対応集「学校できることキット」の開発・無償配布
2)「学校できることキット」を活用して学校を変えていく先生たちの育成・伴走

■クラウドファンディングの概要
今回のクラウドファンディングでご支援いただいた費用は、教職員の方向けの「学校できることキット」の開発や郵送費として使わせていただきたいと考えています。
・開発費 525万円 
・謝礼・委託費 100万円
・印刷製本費・郵送費 125万円
[ 合計750万円 ]
クラウドファンディングで満額を達成しても不足しておりますが、ぜひ、300万円を活用させていただきたく思います。

・クラウドファンディングサイト:https://camp-fire.jp/projects/view/768171
・実施期間:2024年6月18日(火)~ 2024年7月31日(水)
・目標金額:3,000,000円
■認定NPO法人ReBit代表理事 藥師実芳 の想い
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47512/62/47512-62-3b73056bcab2e426b6b9693f0f8365f6-1316x1234.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ReBitが設立した2009年、「全ての教科書にLGBTQを」というと「夢のまた夢だ」と笑われることも。しかし、2024年度より全小学校教科書に、2025年度より全中学校教科書にLGBTQが掲載され、この大きな夢を、みなさんとともに15年で叶えることができました。

社会を動かしたのは、さまざまな取り組みの総合力ですが、その一助となったのが、クラウドファンディングを通じて実現できた、学校でLGBTQについて教えることを体系化した教材集「Ally Teacher’s Tool Kit」だと思います。
このプロジェクトは「先生がすぐにLGBTQの授業ができる」ことをコンセプトに、小学校・中学校でLGBTQについて教える方法を体系化し、DVDや配布資料等の教材等10を超える教材を詰め込んだ教材集です。これまで17万部が無償配布・ダウンロードされ、広く全国学校で活用され、授業実践と効果測定を全国的に進めることができました。

次の夢は、「すべての学校を、LGBTQにとっても安全な環境にすること」です。
全国、どの学校であっても、どのクラスであっても。LGBTQであってもなくても、自分らしく学校に通えて、そして自分らしく大人になれると信じてほしい。
そのために、学校を安全な環境に変えていくためのキーパーソンは、学校の「アライ(支援者)先生」だと信じています。先生たちが、どのように学校を変えられるか、そして相談をどのように対応できるかをまとめた虎の巻集「学校できることキット」をつくりたい。そして、それをつかって学校を変えていく「アライ先生」たちとの全国的なコミュニティをつくって、いっしょに学校を変える旅路を伴走したい。そしてそれが事例となり行政・学校等に広まり、10年後にはこのキットがなくなっていい日を迎えたい。
次の10年間に向けた夢が、いよいよはじまります。
ぜひ、みなさんと共に実現できますと幸いです。
■認定特定非営利活動法人ReBit(りびっと)概要
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47512/62/47512-62-96ed9b45e931d537f05791b175a78a4e-3900x968.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


LGBTQもありのままで学び・働き・暮らせる社会を目指す、認定NPO法人。
学校・行政・企業でLGBTQやダイバーシティに関する授業/研修を約2,200回、22万人以上に提供。多様な性についての教材作成や、LGBTQの就活生ら約13,000名超のキャリア支援を行う。また、LGBTQなど多様性にフレンドリーな就労移行支援事業所を、渋谷区と大阪市で運営。
公式サイト:https://rebitlgbt.org/


*1:ReBit(2022)『LGBTQ子ども・若者調査2022』
*2:ReBit(2023)『学校における性的指向・性自認に係る取り組み及び対応状況調査』

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