【挑戦×交流】役場は住民とともに運営する時代へ。島根県海士町に生まれた“共創型”役場
PR TIMES / 2024年11月28日 12時15分
新庁舎エリアの愛称は「あま丸」に決定。未来共創スペース「しゃばりば」の運営をスタート!
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海士町新庁舎1階 未来共創スペース「しゃばりば」
海士町役場(町長 大江 和彦)は、2024年11月23日(土)から新庁舎1階に、町民とともに運営する未来共創スペース「しゃばりば」を設置し、運営を開始しました。
海士町民とともに未来に漕ぎ出す船「あま丸」
新庁舎とその周辺エリアで構成される海士町新庁舎エリアは、海士町がたくさんのつながりを生み出しながら町民とともに未来へ漕ぎ出す船であるということを表現するために、愛称を「あま丸」と名付けました。この「あま丸」の中で、海士町らしさにこだわった注目のスペースが、未来共創スペース「しゃばりば」です。
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海士町新庁舎エリア:あま丸
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海士町新庁舎外観
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=9wbsGcE1Y8g ]
未来共創スペース「しゃばりば」とは?
新庁舎エリアのコンセプトは「つながる×つなげる~時とともに進化する だれにも開かれたチャレンジシップ~」。「しゃばりば」はその象徴となる場所として、新庁舎の1階に生まれました。住民の意見を行政に幅広く取り入れるための場、住民同士で様々な交流を行い未来共創を目指す場、誰もが気軽に集える場所として運営を開始しました。
海士町民に限らず、訪れた方であればどなたでも、コワーキングスペースのような作業場としても、誰かと打ち合わせをするスペースとしても使用できます。海士弁の「しゃばる(引っ張る)」と「場」から「しゃばりば」と名付け、そこにいる誰かを「しゃばる(ひっぱる)」場、新たな視点で物事が進み出す、みんなで団結して「しゃばる(島を引っ張る)」ことで未来を共に創っていく、という想いを込めています。従来の町役場の機能にとどまらない、人や情報が混ざり合い繋がり合う場所になることを目指しています。
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「しゃばりば」のロゴデザイン
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「しゃばりば」デザインスケッチ
未来共創スペース「しゃばりば」の運営体制
未来共創スペース「しゃばりば」は、海士町役場内のスペースではありますが、海士町の住民を巻き込み、官民連携により共創・運営する全国的にも珍しい運営体制となります。これまでのまちづくりの中で醸成された文化があり、町の方針が浸透している海士町だから実現できた運営体制です。
また、未来共創スペース「しゃばりば」では、ここからつながりが生まれ、海士町の未来をより良くするため、運営方針に「人の還流をつくる(つながる・しゃばる)」、「新しい価値観や物事を知る場(しる・まなぶ)」という二つを掲げています。
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未来共創スペース「しゃばりば」の機能
「しゃばりば」をつくるプロセスでは、これまで海士町が育んできた価値観「ないものはない※1」を体現するように、数多くの住民参加型ワークショップにより「場づくり」に島内外から多くの人が参加しました。
例えば、庁舎建て替えで処分するはずだったおよそ360点の古くなった備品は、ワークショップ等を通してリユース・リメイクされ、ほとんどの備品(300点)は処分せずに再利用します。さらに、島内に眠っていた家具などを回収してリユースしたり、その過程で子どもたちがものづくり職人の技術や想いに触れる機会が生まれたりと、「しゃばりば」の場づくりそのものが未来共創の取り組みとなり、島の団結力を高めることとなりました。
「しゃばりば」をつくる過程について、海士町noteにで起こったエピソードや映像などを海士町noteにてご覧いただけます。
https://ama-town.note.jp/m/m220745593951
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[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73479/62/73479-62-12e0d82d3f4ff68ab4d642d9df9306ea-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※1ないものはない
「ないものはない」は、海士町を象徴する言葉、島らしい生き方や魅力、個性を堂々と表現する言葉として2011年に生まれました。「ないもの」はなくていい。大切なものごとはすべてここにある。という2つの意味があります。
未来共創スペース「しゃばりば」を「海士町」との出会いのきっかけに
未来共創スペース「しゃばりば」は2025年4月以降の本格稼働にさきがけ、11月23日から運営を開始しました。「しゃばりば」の運営により、町民の生活の質や団結力を高めることに留まらず、海士町に携わる人の増加、移住者や関係人口の増加にも繋がる未来を想像しています。
そして、「しゃばりば」を海士町役場が町民とともに運営するという、海士町流の未来共創のあり方を広く発信し、共感いただける方々と繋がるキッカケになることを強く願っています。
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海士町(島根県隠岐郡)について
持続可能な島づくりを目指して海士町は、「自立・挑戦・交流 × 継承・団結」を町政の経営指針に掲げ、「ないものはない」を合言葉に、島国であるが故の価値や生き様を島内外に発信しながら、様々な分野で島の生き残りをかけた挑戦を続けています。
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これからも引き続き、島の歴史や伝統文化を「継承」し、島に根付いた半農半漁の暮らし、地域の絆や信頼から生まれる支え合いの気持ちを大切にしながら、「団結」して、みんなでしゃばる(方言:強く引っ張るの意)島づくりを目指していきます。
海士町らしい価値観
「ないものはない」
なくてもよい、大事なことはすべてここにある
https://naimonowanai.town.ama.shimane.jp/
海士町LINE公式アカウント
島との距離は離れても、気持ちはいつも近くに。海士町に関する様々な情報を配信中!
アカウント名:海士町
LINE ID:@amacho
https://page.line.me/929kznku
海士町公式X(旧Twitter)
https://twitter.com/town_ama
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