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新世代の豚肺炎ワクチン「インゲルバック(R)マイコフレックス」を新発売

PR TIMES / 2012年1月10日 19時58分

先進のアジュバントで、1回、1mLの投与で効果

2012年1月10日  日本/東京

新世代の豚マイコプラズマ ハイオニューモニエワクチン「インゲルバック(R)マイコフレックス」が、1月11日にベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ブルース・クイン)から新発売されます。その効能・効果は「豚マイコプラズマ性肺炎による肺病変形性抑制及び増体量低下の軽減」です。定められた用法・用量に基づき「3週齢以上の子豚に1mLを頸部筋肉内に1回注射する」ことで効果を発現します。投与2週間後から、少なくとも26週間という長期にわたり、豚マイコプラズマ性肺炎をコントロールすることで、有用性の高いワクチンプログラムを提供します。

インゲルバック(R)マイコフレックスは、先進のアジュバントテクノロジーにより開発されたインプランフレックスを使用しており、粘性が低く、1回の投与量も1mLに抑えられるなど、高い作業性を実現しています。豚サーコウイルスワクチンとして2008年3月に発売が開始され、現在も引き続き高い実績を誇る「インゲルバック(R)サーコフレックス」にも、このインプランフレックスというアジュバントは使用されています。アジュバントはワクチン製剤で使用される免疫賦活剤で、粘性や抗原の放出速度などをコントロールするための重要な因子となり、ワクチンの効果を最大化するのに重要な役割を果たします。インプランフレックスは、抗原を投与後速やかに、且つ、持続的に放出させることで、長期間にわたり効果を持続させることが出来る特性を持ちます。インプランフレックスは安全性も高く、問題となるような注射部位の異常や有害事象はほとんど報告されていません。ワクチンの1回投与を可能としたインプランフレックスへの高い評価は、インゲルバック(R)サーコフレックスが現在、日本で離乳する豚の半数以上に投与されている実績からも裏付けられています。

新発売されるインゲルバック(R)マイコフレックスは、実績あるインゲルバック(R)サーコフレックスと共に、インゲルバック(R)フレックスシリーズの一翼を担う製品です。

インゲルバック(R)マイコフレックスは、最初に2006年に北米(米国・カナダ)で上市されました。現在では中南米、欧州、アジア等にも発売地域を広げています。米国、ドイツ、デンマーク、オランダなどの主要な養豚生産国で豚マイコプラズマ性肺炎ワクチンとして売上げトップシェアを誇り、世界でもこの分野のワクチンとして最も広範に使用される製品の1つとなっています。北米、欧州などの海外の主要養豚地域で、インゲルバック(R)マイコフレックスは、インゲルバック(R)サーコフレックスとの混合投与が認可されています。両ワクチンの投与作業を1回で完了できるということは、高い簡便性だけでなく、作業コストの削減と豚がストレスを受ける回数の軽減にもつながります。さらに注射の回数を減らすことで疾病伝播のリスクも低減できます。このように生産性のより一層の向上を提供できるということが、本製品が世界で高い評価と業績をあげている要因のひとつであると分析しています。

ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン 代表取締役社長 ブルース・クインは、「日本でもインゲルバック(R)フレックスシリーズのラインナップにマイコフレックスを加えることで、我われは顧客に最大の価値を提供できることをとても嬉しく感じています。養豚農家において常に大きな課題である豚の健康管理や、生産性の向上に新しい解決策を提供することで、ひいては日本で高品質の食糧の自給率の維持、向上に貢献したいと考えています。」と述べました。

豚マイコプラズマ性肺炎は、浸潤率がきわめて高い病原体マイコプラズマによって引き起こされます。感染して肺炎が発生した場合、更なる2次感染のリスクを高め、豚の発育を悪化させ、高い治療費の必要も生じることなどから、この疾病の管理は養豚農家にとって深刻な課題です。ワクチンは、マイコプラズマによる肺病変を低減することで、感染による1次的、2次的な経済的被害を軽減します。

ベーリンガーインゲルハイムについて

ベーリンガーインゲルハイムグループは、世界でトップ20の製薬企業のひとつです。ドイツのインゲルハイムを本拠とし、世界で145の関連会社と42,000人以上の社員が、事業を展開しています。1885年の設立以来、株式公開をしない企業形態の特色を生かしながら、臨床的価値の高いヒト用医薬品および動物薬の研究開発、製造、販売に注力してきました。

2010年度は126億ユーロ(約1兆4,658億円)の売上を示しました。革新的な医薬品を世に送り出すべく、医療用医薬品事業の売上の約24%相当額を研究開発に投資しました。

日本ではベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社が持ち株会社として、その傘下にある完全子会社の日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(医療用医薬品)、エスエス製薬株式会社(一般用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン株式会社(動物用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム製薬株式会社(医薬品製造)の4つの事業会社を統括しています。日本のグループ全体で約3,000人の社員が、革新的な医薬品の研究、開発、製造、販売に従事しています。

ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパンは、日本の動物用医薬品市場で、豚、牛、家禽といった畜産分野、及び、コンパニオンアニマルの健康分野に注力し、製品の開発、マーケティング、販売を展開しています。
詳細は下記をご参照ください。
http://www.boehringer-ingelheim.co.jp


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