ノボ ノルディスク ファーマ、1型糖尿病患者の自転車競技選手 田仲 駿太さんのストーリー「『仲間と、ともに』 1型糖尿病を持つアスリートの物語」を、モーションコミックとして制作
PR TIMES / 2021年5月26日 14時45分
インスリン発見100周年特設ウェブサイト「A LIFE-SAVING DISCOVERY TURNS 100 YEARS ~インスリン発見100周年『糖尿病治療の過去、現在、未来』~」にて公開
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社 (代表取締役社長:オーレ ムルスコウ ベック、本社:東京都千代田区) は、インスリン発見から100周年の今年スタートした新プロジェクト「A LIFE-SAVING DISCOVERY TURNS 100 YEARS ~インスリン発見100周年『糖尿病治療の過去、現在、未来』~」の一環として、1型糖尿病とともに生きる自転車競技選手、田仲 駿太さんを主人公としたモーションコミック(*1)「『仲間と、ともに』 1型糖尿病を持つアスリートの物語」を制作し、本日、特設ウェブサイトに公開しました (https://www.club-dm.jp/100th-anniv-of-insulin/019.html?PRTIMES)。
*1 モーションコミック: 漫画のコマごとのセリフに合わせて、声優が音声を入れ、動きや音楽で演出した動画コンテンツ
[画像1: https://prtimes.jp/i/6756/63/resize/d6756-63-928509-0.jpg ]
本作品は、田仲選手が学童期に1型糖尿病の診断を受け、将来への不安に悩みながらも、大切な仲間と自転車競技に出会い、夢に向かって邁進する姿を描いています。また、1型糖尿病がどのような病気で、患者さんが日々どのように糖尿病と向き合っているかを知ることもできる内容となっています。(*2)
*2 患者さんの症状は個人によって異なりますので、あくまで一例となります。
ノボ ノルディスクは、長年にわたる糖尿病治療薬の開発に加え、患者さんの心理的・社会的な課題を解決するために、さまざまな活動に取り組んできました。本作中に登場する、選手全員が1型糖尿病患者で構成された世界初のプロサイクリングチーム「チーム ノボ ノルディスク (https://www.club-dm.jp/tnn/about-team-novo-nordisk.html)」は、まさにその活動の一つで、「糖尿病とともに生きる患者さんを元気づけ、治療に積極的に取り組み、それぞれの人生の目標に向けて生きていくことを応援する」ことをミッションとし世界中のレースに挑戦しています。田仲選手はノボ ノルディスク ファーマとのスポンサーシップ契約に基づいて、チーム ノボ ノルディスクの選手らと交流し海外のレースにも挑戦しています。
<田仲 駿太 選手のコメント>
[画像2: https://prtimes.jp/i/6756/63/resize/d6756-63-794410-1.png ]
今回このようなモーションコミックを通じて、皆さんへメッセージを伝えることができてうれしく思います。病気は、自分のマイナスな面となることが多いと思いますが、僕は発症から今までたくさんの仲間に勇気をもらい励まされました。そのおかげか、僕は現在病気を全くマイナスなものだと思っていません。1型糖尿病でも、目標に向かって頑張れるということ、活躍ができるということを皆さんにお伝えしたいです.
また、このモーションコミックが同じ1型糖尿病の方に勇気を与えられるものとなれば嬉しいです。
プロフィール:田仲 駿太 (たなか しゅんた)
1999年12月9日生まれ (21歳)、鹿屋体育大学自転車競技部 選手。8歳の時に1型糖尿病と診断される。高校で自転車競技を開始し、国民体育大会 (愛媛) チームスプリント 4位、ケイリン 優勝、ニュージーランド サウスランド トラック チャンプス 男子ケイリン優勝、男子スプリント 3位など、数々の成績を残し活躍している。2018年よりノボ ノルディスク ファーマとのスポンサーシップ契約に基づき海外レースへの挑戦、チーム ノボ ノルディスク選手らとの交流、糖尿病に関する講演活動を行っている。
<モーションコミック 作品概要>
・作品名:
「『仲間と、ともに』 1型糖尿病を持つアスリートの物語」
・公開ウェブサイト:
インスリン発見100周年「A LIFE-SAVING DISCOVERY TURNS 100 YEARS ~インスリン発見100周年『糖尿病の過去、現在、未来』~」特設ウェブサイト
(https://www.club-dm.jp/100th-anniv-of-insulin/019.html?PRTIMES)
■インスリン発見100周年プロジェクト 「A LIFE-SAVING DISCOVERY TURNS 100 YEARS ~インスリン発見100周年『糖尿病の過去、現在、未来』~」について
インスリン発見から100周年の節目の年である2021年に、ノボ ノルディスク ファーマが開始した新プロジェクトです。本プロジェクトでは、インスリンの100年の歩みのほか、糖尿病患者さんやそのご家族が日々の生活で生かせるアイデアや実践的なアドバイス、また糖尿病にあまり詳しくない一般の方にも理解が深まるようなオリジナルコンテンツを、100周年にちなんで100本、特設ウェブサイト上で順次公開しています。本プロジェクトのコンテンツは、ノボ ノルディスク ファーマ公式TwitterおよびYouTubeチャンネルでも順次お知らせ・公開しています。
・インスリン発見100周年特設ウェブサイト「A LIFE-SAVING DISCOVERY TURNS 100 YEARS ~インスリン発見100周年『糖尿病治療の過去、現在、未来』~」:
https://www.club-dm.jp/100th-anniv-of-insulin.html?PRTIMES
・ ノボ ノルディスク ファーマ公式Twitter: https://twitter.com/novonordiskjp
・ノボ ノルディスク ファーマ公式YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/channel/UCwrns6qLjLnDq3tvMkbbqFg
■インスリンについて
インスリンは化学信号のように膵臓から分泌されるホルモンです。インスリンはブドウ糖を血中から体内の細胞へ移動させ、移動したブドウ糖はそこでエネルギーとして利用されます。インスリンがなければ体内でブドウ糖を利用できず、ブドウ糖は血中にとどまります。高い血糖値が続くと、深刻な急性および慢性合併症につながる場合があります(1)。内因性インスリン (すなわち、自身の膵臓から分泌されるインスリン) は、夜間や食間に血糖値を非常に狭い範囲に維持します。健康な人の体内では、常時基礎インスリンを分泌して血糖値を調節していますが、食事中には追加のインスリンが一度に分泌され、食事から吸収されたブドウ糖を体内の細胞へ素早く移動させます(2)。1型糖尿病患者さんは内因性インスリンを自身でほとんど作れないため、発症早期からインスリン療法が必要です。2型糖尿病患者さんは、経時的に膵臓の機能が低下し内因性インスリン分泌が低下または枯渇してしまった場合などにインスリン療法を始めます。
■糖尿病について(3)
糖尿病とは、インスリン作用不足による慢性の高血糖状態を主徴とする代謝疾患群です。
1型糖尿病では、インスリンを合成・分泌する膵ランゲルハンス島β細胞の破壊・消失がインスリン作用不足の主要な原因となります。2型糖尿病は、インスリン分泌低下やインスリン抵抗性をきたす素因を含む複数の遺伝因子に、過食 (とくに高脂肪食)、運動不足、肥満、ストレスなどの環境因子および加齢が加わり発症します。
参照資料
1.Ramachandran A, Snehalatha C, Nanditha A. Classification and diagnosis of diabetes. Textbook of Diabetes JohnWiley & Sons Ltd, Chichester. 2017:23–28.
2.Jones PM, Persaud SJ. Islet Function and Insulin Secretion. In: Textbook of Diabetes.2010:85–103.
3.一般社団法人日本糖尿病学会、糖尿病治療ガイド2020-2021、株式会社文光堂、2020年4月30日、p.14
ノボ ノルディスクについて
ノボ ノルディスクは、1923年創立のデンマークを本拠とする世界有数のヘルスケア企業です。私たちのパーパスは、変革を推進し、糖尿病および肥満症、血液系希少疾患、内分泌系希少疾患などのその他の深刻な慢性疾患を克服することです。その目的達成に向け、科学的革新を見出し、医薬品へのアクセスを拡大するとともに、病気の予防ならびに最終的には根治を目指して取り組んでいます。ノボ ノルディスクは現在80カ国に約4万5,800人の社員を擁し、製品は約170カ国で販売されています。日本法人のノボ ノルディスク ファーマ株式会社は1980年に設立されました。詳細はウェブサイトをご覧ください。(www.novonordisk.co.jp)
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