経営者・起業家が使用する生成AI「OpenAI・マイクロソフト連合」が上位独占。創業手帳が独自調査
PR TIMES / 2023年12月20日 17時45分
起業家・経営者を支援する創業手帳では、会員の起業家に対しOpenAIの提供するChatGPT(各バージョンを含む。以下ChatGPTと表記)の使用と活用の独自アンケートを実施し562件の回答(方法:WEBフォーム。実名回答)を得ました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/13517/63/resize/d13517-63-ac3c9fd1fc57ccc5cbb6-0.png ]
昨今、ChatGPTは様々なニュースやネットなどのメディアに取り上げられてよくその名を聞くようになりましたが、ChatGPTは生成AIの一部であり、他にも様々な生成AIツールが開発されています。
起業家・経営者を支援する創業手帳では、ChatGPT以外の生成AI利用について、独自アンケートを実施しました。
【調査概要】
アンケートの目的:ChatGPTの利用状況と活用方法に関する実態調査
実施者:創業手帳(起業家・経営者の支援事業)
対象者:会員112,762件
方法:メールからアンケート回答フォームに誘導。実名必須
回答数:562件
実施時期:2023年10月
ChatGPT、Bing、コパイロットの「OpenAI・マイクロソフト連合」が上位独占。Bardも健闘
[画像2: https://prtimes.jp/i/13517/63/resize/d13517-63-d85a06e534a88a00a446-1.png ]
ChatGPT以外に「Bing(ビング)」「Google Bard(グーグルバード)」「Microsoft 365 Copilot(コパイロット)」の使用について質問してみたところ、352件の回答があり、6割ぐらいの人がChatGPT以外の生成AIも使用している事がわかりました。
そのうち「Bing(ビング)」が226件、「Google Bard(グーグルバード)」が124件、「Microsoft 365 Copilot(コパイロット)」が65件という結果になり、アンケート回答の総数562件に対して、約40%の人が「Bing(ビング)」も使用していることがわかります。
Bing、コパイロットは事実上ChatGPTですので、4強のうちgoogleのBardのみが3位でChatGPT系以外で食い込んでいます。
生成AIツール2つ以上使いこなしている人も多数。LINEの「AIチャットくん」も手軽に使えるとの声も
2つ以上の生成AIを使用している回答数は82件で、「Bing(ビング), Google Bard(グーグルバード)」が40件、「Microsoft 365 Copilot(コパイロット), Bing(ビング), Google Bard(グーグルバード)」3つとも使用している人の回答が20件ありました。
他に「その他」のツールを使用されているという回答も146件あり、どのようなツールを使っているのか聞いてみたところ、「Adobe Firefly」や「Stable Diffusion」、「Canva」などの画像生成AIツールなどのほか、資料に使う文章のたたき台にする時にLINEの「AIチャットくん」が、LINEと同じ要領で手軽に使えるので便利という声もあがりました。
画像生成AIは、イラストが書けない人であってもテキストでイメージを伝えるだけで、それなりの画像を作り上げてくれるため非常に便利なツールです。また最新のChatGPT-4Vにおいては、画像をアップロードし解析してもらうことで、その商品がどこのメーカーのものなのかまで判断できるようになっています。
このように、生成AIはテキストのみならず、画像や音声といった領域までにも対応しはじめており、これらを活用するか否かが今後のビジネスの発展に大きく関わっていくと思われます。
Google「Gemini」など新しい生成AIもどんどん出てきていますので、今後どのようにシェアが変わっていくか注目していきたいと思います。
▼今回の独自調査についての詳細は下記ページで公開しています
https://sogyotecho.jp/chatgpt-questionnaire3/
創業手帳では、代表である大久保幸世が、実際に「ChatGPT」に触れ、あらゆる視点で分析をしまとめた「ChatGPT 生成AIガイド 2023」を無料でお配りしています。
また、創業手帳では内閣府の起業家アンケートなどにも協力し官邸ホームページや新聞社にも取り上げられており、起業家を網羅している件数と信頼性が評価されています。今回のアンケートにおいても起業家の声を届けるためのプラスになれば幸いです。
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
創業手帳株式会社 広報担当
メールアドレス:editor@sogyotecho.jp
【マスコミ・記者の方へ】
起業の傾向について、創業手帳は創業を支援・啓蒙する立場から、マスコミや官公庁に積極的に起業関連の情報提供しており、内閣府や新聞などでデータやコメントが取り上げられている他、起業家の紹介などもしています。
創業、スタートアップは起業家や扱うテーマがユニークなものが多い他、ますます関心の高まっているトレンドです。会社設立直後に創業手帳を登録した起業家の中には、その後社会的にユニークな取組や、メディア掲載、大型資金調達や上場した会社も多くあります。そうした日本の成長点であり、ホットな人達である創業者・起業家が日本で最も多く集まっているのが創業手帳です。
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