スカイディスク、マルエム商会と「最適ワークス」販売パートナー契約を締結
PR TIMES / 2023年2月28日 10時45分
製造業のクラウド化を、AI搭載のサブスクリプションサービスで支援。生産スケジューラの全国拡販を強化
国内製造業のDXを支援する株式会社スカイディスク(以下、スカイディスク)は、2023年に創業100周年を迎える株式会社マルエム商会(以下、マルエム商会)と、製造計画DXサービス「最適ワークス」の販売パートナー契約を締結しました。
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■パートナー契約締結の背景と目的
日本の製造業のデジタル化は喫緊の課題となっています。経済産業省が2018年に公開した「DXレポート」には、過去にオンプレミスで構築されたレガシーシステムに依存するリスクが言及されています。企業特有の仕様の複雑化や担当エンジニアの退職による仕様のブラックボックス化、また、システムで使用しているアプリケーションのサポート切れといった老朽化などの課題があることから、企業がこれらのシステムに依存し続ける場合、2025年以降最大12兆円にものぼる経済損失が発生すると指摘されています。
この様に、これからの製造業ではオンプレミス、フルスクラッチの開発に極度に依存したシステム利活用戦略から、クラウド、汎用的なシステムの利活用と、企業の優位性の基盤となる独自システム開発の両立に移管していくことが求められています。
加えて、製造業では近年、多品種少量の潮流により生産計画が複雑化しています。製造過程では製品ごとに異なる多くの製造条件を考慮して生産計画を立案する重要性が増しています。
しかし、スカイディスクが製造業従事者350名以上を対象に実施した「生産計画へのツール導入に関するアンケート」によると(※1)、実に80%以上が「未導入」「検討中」「過去に検討したが諦めた」と回答しており、本分野でのデジタルツール活用が進んでいない現状があります。また、ツールを既に導入した企業でも、その90%以上が「運用に課題がある」と回答しています。
スカイディスクは、AIを搭載したサブスクリプション型の生産スケジューラ「最適ワークス」の普及を通して、生産計画を起点とした製造業DXを推進しています。また、AIによりルーティンワークの効率化を図ることで、従業員に、新たなスキルを学ぶ機会を提供するなど、人的資本経営の実現も支援しています。
マルエム商会は、2023年に創業100年を迎える、総合技術商社です。取り扱い製品は、産業用ロボット、受変電設備、各種電機・機械機器、水処理・太陽光・空調機器など。多くのメーカーからお客様のニーズにあった製品を厳選してご提案しています。現在、東海地区を中心に全国8拠点を展開。各メーカーとの業務提携による高い技術力と旧製品にも対応できる柔軟性で、さらなる事業の拡大を目指しています。
今回、長年の経験を基に顧客の課題解決を目指すマルエム商会と、「最適ワークス」提供により製造業のDXを後押ししたいという当社の想いが一致し、パートナー契約締結に至りました。
■最適ワークスについて
最適ワークスは株式会社スカイディスクが開発・提供する、製造業向けAI×SaaS生産スケジューラ(生産計画自動立案システム)です。「いつまでに、何個、どの製品を」というオーダー情報から、AIが設備稼働・人員配置の割付け計画を立案します。
独自開発エンジンにより、マスター設定・修正にかかる手間を劇的に改善。製造業各社がスモールスタートでDXを推進することができるサービスを実現しました。
2022年4月に正式版をリリース、12月末時点で早くも70社を超えるお客様に導入いただいております。
製品サイト:https://saiteki.works/
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■株式会社マルエム商会 会社概要
本社所在地:愛知県名古屋市中区錦1丁目18番号22号名古屋ATビル8階
代表者:代表取締役 西岡 隆夫
創立:1923年10月1日
事業内容:FAシステム、電機設備、環境機器の販売
会社サイト: https://www.maruem.jp/
■株式会社スカイディスク 会社概要
2013年の創業以来、製造業を中心に約200社のお客様と450件を超えるDXプロジェクトに取り組んできました。そこで得た知見・ノウハウをサービス・プロダクトとして世の中に還元することが私たちの使命だと考えています。
「ものづくりを、もっとクリエイティブに」をミッションに、デジタルを活用し効率化を推進することで、人が人にしかできない創造的な仕事に打ち込む世界の実現に向けて、AIを活用したDX支援に取り組んでいきます。
本社所在地:福岡県福岡市中央区舞鶴2-3-6 赤坂プライムビル4F
代表者:内村 安里(代表取締役CEO)
設立:2013年10月1日
事業内容:AIを活用したDX支援
会社サイト:https://skydisc.jp/
※1 生産計画へのツール導入に関するアンケート…製造業従事者 352名を対象に実施(期間:2021年10月~2022年6月)。生産スケジューラの導入状況について、導入前(未導入・未検討:35.2%、導入検討中:27.6%)が6割超。導入の前後で課題にぶつかった企業(未導入・過去に検討したことがあるが諦めた:18.5%、導入済・運用に課題がある:17.3%)が約4割を占めました。「導入済・運用もうまくいっている」と回答したのは僅か1.4%に留まりました。
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