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水をつけて接着する「水貼りサーマルテープ」開発に成功

PR TIMES / 2024年7月3日 13時0分

印字ラベルと封緘テープが1つになった、物流資材のソリューション 離型剤シリコーン不使用で剥離紙がない環境配慮型製品

OSPグループの中核企業で、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促ツールまでをワンストップで製造する大阪シーリング印刷株式会社(本社:大阪市天王寺区、代表取締役社長:松口 正)は、環境配慮型製品「水貼りサーマルテープ」の開発に成功したことをお知らせします。
ラベルの接着面に水をつけて貼り付けるサーマルテープラベルで、接着剤は環境負荷の小さいアクリル樹脂不使用の糊を使用した環境配慮型製品です。サーマル紙なので印字可能な封緘テープとしても活用できます。また、商品ごとに合わせて外箱に印刷している表記を本製品に印字し、無地箱に貼ることで資材が共通化されコスト削減にもなります。剥離紙不使用により、廃棄物がなく環境配慮、巻き量が増えて作業時の交換頻度が減り、輸送と保管スペースの節減につながり作業効率改善というメリットがあります。表面コーティングに離型剤シリコーンを塗工しておらず印刷だけでなく筆記も可能です。段ボール封緘用の包装機が今秋に完成予定で、貼り機と本製品のセット販売に向けて生産体制の確立を進めてまいります。



[画像1: https://prtimes.jp/i/113373/63/resize/d113373-63-ae8fc7010fa692d0914d-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/113373/63/resize/d113373-63-6bd6dcce50146dcc7a5a-0.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/113373/63/resize/d113373-63-76ed9d8247795d5531b9-0.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/113373/63/resize/d113373-63-a6c4802e51254fbe0a4b-0.jpg ]


■コスト面においては3つのメリット
剥離紙がないため、ラベル使用後の剥離紙の処理にかかる廃棄代がなくなります。次に、テープに印字することで宛名ラベルと封緘テープが1つになり使用資材が減ります。そして、商品ごとに外箱に印刷している表記を本製品に印字すると、共通資材として無地箱に切り替えることができコスト減になります。また、荷物の梱包・発送作業時に貼り付ける工程が減ることで作業効率が向上し、人手不足の課題解決にもつながります。
[画像5: https://prtimes.jp/i/113373/63/resize/d113373-63-6f3e5cf260610784f7ec-4.jpg ]

■開発経緯
OSPグループでは、環境保全が重視されている社会のニーズにお応えすべく、CO2削減やSDGsなどの観点から、環境配慮型製品の開発に取り組んでいます。シール・ラベル事業を展開する企業として、社会的責任を果たすべく、伸長傾向の物流分野に着目して「水貼りサーマルテープ」の開発に着手しました。
 【環境に配慮した3つのポイント】
  1.剥離紙の廃棄物ゼロ
  2.剥離紙がない分、巻き量を増やすことができ輸送と保管スペースを節減
  3.非シリコーン塗工のため印刷や筆記が可能な上、被着体に貼ったままでもリサイクル可能

■社会的な開発背景
2022年の日本国内の消費者向け電子商取引市場規模は、22.7兆円(前年20.7兆円、前々年19.3兆円、前年比9.91%増)と拡大しています。また、同年の日本国内の企業間電子商取引市場規模は420.2兆円(前年372.7兆円、前々年334.9兆円、前年比12.8%増)と増加傾向にあり、商取引の電子化が引き続き進展しています。(出典元:経済産業省「令和4年度 電子商取引に関する市場調査 報告書 市場調査サマリー」より)。このEC利用の定着動向に比例して、配送伝票など物流分野の粘着ラベルも伸長傾向で安定しています。2023年のラベル出荷額は前年比1.1%増の917億円と予測。(出典元:ラベル新聞社「日本のラベル市場2023」P41物流分野より)。今後さらに需要が堅調に推移することが見込まれることから、環境に配慮した製品の開発に着手しました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/113373/63/resize/d113373-63-5160e45225376b857f28-5.jpg ]

■製造
大阪シーリング印刷と同じOSPグループで、シール・ラベルの印刷用原紙、フィルム加工品を製造・販売するOSPレーベルストック株式会社(印刷用タック紙、フィルム加工品の製造・販売)で行っています。


【大阪シーリング印刷 会社概要】
社名  :大阪シーリング印刷株式会社
所在地 :大阪府大阪市天王寺区小橋町1-8
代表者 :松口 正
創業  :1927年
事業内容:シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージの製造・販売およびラベリングシステムの販売
URL  :https://www.osp.co.jp/index.html

【OSPレーベルストック 会社概要】
社名  : OSPレーベルストック株式会社
所在地 :滋賀県米原市大清水613番地の3
代表者 :川上 健太郎
創業  :2021年
事業内容:シール・ラベルの印刷用原紙、フィルム加工品の製造・販売
URL  : https://www.osp-labelstock.co.jp/

[画像7: https://prtimes.jp/i/113373/63/resize/d113373-63-f7e115464472ab56997c-6.jpg ]

【OSPホールディングス 会社概要】
社名  :株式会社OSPホールディングス
所在地 :大阪府大阪市天王寺区味原本町6-8
代表者 :松口 正
設立  :1969年
事業内容:当該企業グループの経営企画・管理並びにそれらに付帯する業務
URL  : https://www.osp-holdings.co.jp/
OSPグループは、1927年に創業した計15社(国内9社・海外6社)を展開する総合パッケージ企業で、食品流通を主とした社会インフラの使命を果たすために全国18ヵ所に生産拠点を置いています。創業以来、顧客ニーズや社会環境など時代の変化に対応して事業範囲を拡大してまいりました。現在では、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促物の企画・デザイン、製造を通じて、社会とお客さまの生活を豊かにする製品やサービスを提供しています。また、高品質かつ安定供給を実現するために、グループ内で資材調達、シール・ラベルの印刷用原紙や印刷周辺機器の開発・製造、ラベリングシステムの設計、研究開発に至るまで多岐にわたり展開しています。

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