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「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」2024年度キャラバンカフェ開催決定!

PR TIMES / 2024年7月2日 17時15分

神戸 9月20日(金)~10月6日(日)名古屋 11月1日(金)~11月17日(日) ~各エリアの外出困難者の遠隔就労を推進~

 「孤独の解消」を企業理念とし、分身ロボット「OriHime」(オリヒメ)などの開発・提供を手掛ける株式会社オリィ研究所(本社 東京都中央区、代表取締役 吉藤健太朗、笹山 正浩 以下オリィ研究所)は、 難病や重度障害などで外出困難な人が分身ロボットを操作して店員となる「分身ロボットカフェDAWN ver.β(ドーン バージョンベータ)」の期間限定地域キャラバンカフェを9月に神戸、11月に名古屋で実施します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/19066/64/resize/d19066-64-116db9ab6737a714230f-0.jpg ]

神戸開催は、2024年9月20日(金)から10月6日(日)までの16日間。会場は東遊園地内のアーバンピクニック ラウンジ (park kitchen WEEKEND 横)【兵庫県神戸市中央区加納町6-4-1】で行います。神戸の詳細と名古屋の開催については、公式サイト【 https://dawn2021.orylab.com/ 】で順次公開予定です。
 オリィ研究所はこのキャラバンカフェを2022年度は福岡・札幌、2023年度は広島・京都にて開催し、外出困難者が働ける事例を広く発信し賛同者を増やしてきました。この取り組みに関心を持つ障害当事者や雇用側となる地元企業にも「遠隔就労の可能性」を知っていただくことで、外出困難者の就労問題に一石を投じる活動となることを狙っています。
 今回もキャラバンカフェでは、バイオジェン・ジャパン株式会社の支援を受け、地元の特別支援学校の生徒が分身ロボットカフェで働く先輩達に教わりながら遠隔で接客の仕事体験を行う「遠隔就労体験プログラム」も実施します。肢体不自由の特別支援学校高等部の卒業生の就職率は毎年5~10%と言われています。この取り組みを通じ、障害者雇用を推進したい地元企業の視察も受け入れ、関西・東海エリアでの就労実績を広げていく計画です。また、引き続きこのキャラバンカフェをサポートし、障害者就労を推進したい地元企業の協賛も受け付けてます。
(協賛についてのお問い合わせ;担当 鈴木 meiza@orylab.com)

【分身ロボットカフェDAWN ver.β in Kobe】
[画像2: https://prtimes.jp/i/19066/64/resize/d19066-64-faab43b94f535300badd-2.jpg ]

<会場名> 
アーバンピクニック ラウンジ (park kitchen WEEKEND 横) 東遊園地内
https://urbanpicnic.jp/
<所在地> 兵庫県神戸市中央区加納町6-4-1 東遊園地内
<アクセス>
電車でお越しの場合⇒フラワーロード沿いを南へ
新神戸駅より神戸市営西神 山手線で市営地下鉄西神三ノ宮まで 東出口4より徒歩13分JR三ノ宮駅 西口より徒歩13分 阪急神戸三宮駅 東口より徒歩13分
阪神バス 西宮神戸線「神戸税関前」より徒歩4分

【オリィ研究所代表 吉藤オリィ コメント】
[画像3: https://prtimes.jp/i/19066/64/resize/d19066-64-2c6c06b30cbe93512927-7.jpg ]

皆さんは家から出られず天井を眺め続ける生活を想像した事はあるでしょうか?
私は学校にも通えなかった昔、そのあまりに孤独な体験からもうひとつの身体が欲しいとずっと思っていました。
分身ロボットOriHimeはAIロボットではなく、人が遠隔から操縦する「分身」ロボットです。このOriHimeは入院している人が学校や社会とつながるためのもうひとつの身体、”心を運ぶ車椅子”として誕生しました。
2014年には頸髄損傷のため寝たきりの当事者社員をOriHimeで仲間として雇い、2018年にはOriHimeを使った更なる働き方の開拓を目的として10人のOriHime操作者が参加する世界初の「分身ロボットカフェ」を開催。その後も実験を重ね、2021年6月に東京・日本橋に「分身ロボットカフェDAWN ver.β」常設実験店をオープンしました。当初10人だったパイロットも80名近くまで増え、今ではカフェでの接客業務だけでなく、たくさんの自治体や企業にも導入され、ご案内業務や商品のご説明、図書館での読み聞かせなど、皆で活躍の場を拡げています。外出困難、たとえ寝たきりでも、人は仲間と働く事ができるのです。
こうした取り組みを東京だけでなく日本全国に広めるべく、2022年度から全国を巡る「キャラバンカフェ」を開催。福岡、札幌、広島、京都の各エリアのみなさまにご覧いただいたことで実際にOriHimeを使った社会参加機会を作る事につながっています。今年度は念願だった神戸市、名古屋市での開催が決まり、今までと同様に各エリアでの障害者の社会参画の機運が盛り上がることを期待しております。
私達は皆、いつかは移動困難になります。将来私達が寝たきりになったとき、どんなキャリアを描けるでしょうか?どのように人に喜ばれるでしょうか。
ぜひそんな目線で、一緒に当カフェを楽しんでいただけると嬉しく思います。
      オリィ研究所所長 吉藤オリィ

■協賛(ナショナルスポンサー)
[画像4: https://prtimes.jp/i/19066/64/resize/d19066-64-ccfb344f1db488382ec0-9.jpg ]


■協賛(ナショナルスポンサー)
[画像5: https://prtimes.jp/i/19066/64/resize/d19066-64-2ffe37aea180ab67288d-10.jpg ]


■協賛(神戸エリアゴールドスポンサー) 
募集中

■協力
一般社団法人リバブルシティイニシアティブ
株式会社 ROMAN CREATE

【 分身ロボットカフェDAWN ver.βとは】
 分身ロボットカフェDAWN ver.βとは「人類の孤独を解消する」を理念に掲げる株式会社オリィ研究所が運営する実験カフェです。重度肢体障害、難病患、家族の看護や介護などの理由で外出や移動が困難な人々が、分身ロボットOriHimeを遠隔操作し、オーダーや配膳、お客様との会話など接客を行うなどし、新たな働き方を開発しています。
 2018年から4回の短期イベントを経て2021年6月、東京日本橋に常設実験店を開店。移動困難で就労を諦めていた方たちが分身で働く方法を確立しました。「OriHimeパイロット」として働くのはALSをはじめ難病や重度の障害、様々な事情で今まで就労の機会を得ることができなかった人々です。身体が動かなくてもテクノロジーを導入することで自宅や病院に居ながらにして社会に参加し、人と出会い、誰かに必要とされる新たな方法と、社会多様性のありかたを提唱してきました。
 この取り組みの中で「分身ロボットカフェ」でトレーニングを積んだOriHimeパイロットが企業就労を打診される事例が多く生まれたことから、オリィ研究所ではOriHimeパイロットら当事者らと共に、2020年からいち早く遠隔就労にフォーカスを当てた人材紹介を事業化。2023年にはテレワーク特化型人材紹介サービス「FLEMEE」をリリースしました。
 たとえ重度障害があっても自分らしく働きたい当事者、障害者法定雇用率を達成したいと考える企業、障害者雇用問題に悩む地方自治体などからの問い合わせが増え、実際に就労に繋がったOriHimeパイロットは延べ100名を超えました。現在、日本電信電話株式会社の総合受付、モスバーガー原宿表参道店、 神奈川県横浜市「cafeツムギstation at Yokohama Kanai」、和歌山県白浜町「アドベンチャーワールド」、新潟県長岡市「米百俵プレイス ミライエ長岡」、東京都小平市「医療法人社団晃悠会 むさしの病院」など全国各所で分身ロボットOriHimeを使った就労が広がっています。
 このプロジェクトを機に「分身ロボットを活用したテレワーク」という新たな社会参加の形をさらに広く社会実装するため、2022年から各協賛企業の支援を得て全国でのキャラバン形式のカフェ開催に踏み切りました。
(分身ロボットカフェ公式サイト https://dawn2021.orylab.com/

【OriHimeパイロット】
2018年に実施した第一回分身ロボットカフェDAWNで、接客を担当したのは10名のOriHimeパイロットでした。期間限定の社会実験として開始された当プロジェクトも、お客様にあたたかく迎えていただきながら、仮説検証を繰り返してきました。仲間を徐々に増やし2024年現在、約75名の公認パイロットが在籍しています。
[画像6: https://prtimes.jp/i/19066/64/resize/d19066-64-9f9ef61b6e8468e03e12-11.jpg ]


【分身ロボットカフェDAWN ver.βでのOriHimeを使った接客の様子】

[画像7: https://prtimes.jp/i/19066/64/resize/d19066-64-40ceb1494081e16671ac-3.jpg ]


ご注文のドリンクをOriHime-DでOriHimeパイロットがお席までお持ちします。
※写真は東京・日本橋店
[画像8: https://prtimes.jp/i/19066/64/resize/d19066-64-cf09da4b3661f7bf1029-4.jpg ]


遠隔就労体験の研修を受ける特別支援学校の生徒の様子
[画像9: https://prtimes.jp/i/19066/64/resize/d19066-64-e6a37275b241c2c4ea5c-8.jpg ]



先輩パイロットから、接客の研修を受ける特別支援学校のOriHimeパイロットの様子
[画像10: https://prtimes.jp/i/19066/64/resize/d19066-64-05f06a8e9a2ce4bba854-5.jpg ]


【当プロジェクト受賞歴】
2020年6月:D&AD awards 2020
デザイン・トランスフォーメーション部門ウッドペンシル、フューチャーインパクトペンシル(日本初受賞)
2020年10月:ACC賞2020
クリエイティブイノベーション部門/総務大臣賞ACCグランプリ、デザイン部門/総務大臣賞ACCグランプリ、ブランデッドコミュニケーションC部門(PR)/ACCブロンズ

2021年3月:第24回文化庁メディア芸術祭
エンタテイメント部門 ソーシャルインパクト賞
2021年11月:2021年度グッドデザイン賞 グッドデザイン大賞
2022年6月:S+T+ARTS Prize 2022 Honorary Mentions(入賞)受賞
2022年7月:Prix Ars Electronica2022 デジタルコミュニティズ部門 ゴールデンニカ(最高賞受賞)受賞
他、国内外の賞を多数受賞
     

[画像11: https://prtimes.jp/i/19066/64/resize/d19066-64-844d5668a34cd8dcc7a4-5.png ]

【株式会社オリィ研究所について】
「人類の孤独を解決する」を創業理念とし、それを実現するリレーションテクノロジーの研究開発を行う。
代表的なものとして遠隔操作でありながら「その場にいる存在感」を共有できる分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」の開発・製造販売を行う。 OriHimeのほかに、テレワークでの肉体的社会参加を可能にする分身ロボット「OriHime-D(オリヒメディー)」、重度障害があっても目や指先などの僅かな動きだけでコミュニケーションを可能にする意志伝達装置「OriHime eye+Switch(オリヒメアイプラススイッチ)」などをリリース。
2021年6月に分身ロボットOriHimeがサービスする初の「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」常設実験店を日本橋にオープン。2023年には、テレワークに特化した障害がある方の就労サポートサービス「FLEMEE」を開始。
公式HP: https://orylab.com/

※「OriHime」「分身ロボットカフェ」は、株式会社オリィ研究所の登録商標です。





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