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[ 屋外広告の日 ] x [ 人流データ ] 独自調査発表 その屋外広告は人の流れに触れているのか?

PR TIMES / 2021年9月10日 13時45分

~店舗、商圏、繁華街の人出の可視化で、企業のDX推進をサポート~

コロナ禍の影響により人が動くことを抑えなければならない中、一方で経済を動かすための取り組みとしてさまざまな企業が模索しながら経営努力を続けています。また、企業の経営効率の見直しの実施が叫ばれる中、多種多様なDX(デジタルトランスフォーメーション)活動が模索されています。
位置情報データ分析を中心にビジネスにおけるデータ活用のサポートを実施するクロスロケーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小尾一介)では、9月10日が[屋外広告の日]であることを鑑み、自社開発した位置情報ビッグデータ活用プラットフォーム「Location AI Platform(R)(以下、LAP)」分析メニューを活用して独自に分析した結果を発表いたしました。



屋外広告として、新宿3D猫はどのような人が見ているのか?
2020年のコロナ禍の流行で人々の行動や密集に注目が集まり、それを把握する方法として「匿名化された携帯電話位置情報ビッグデータの分析による人流(人出)の変化の情報」の可視化が、連日メディアでも報道されるようになりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/37476/64/resize/d37476-64-06a8becbbec72c50ab72-0.jpg ]


話題の場所で足を止めて[屋外広告]を見た人は
2021年7月12日、クロス新宿ビジョンに巨大な3D猫が現れて話題となり、多くの方がビルのサイネージに注目し、足を止め、その動向を見つめる方々がTwitter、その他SNSなどで共有されていたことは記憶に新しいです。以下のデータは新宿3D猫屋外広告を見ることができるクロス新宿ビジョン周辺をポリゴンで指定し、その人流の変化をグラフ化したものです。
2021年6月25日にクロス新宿ビジョンに存在する3D猫動画広告についてのテスト放送が開始されました。その後、巨大猫現る!等 海外含めてSNSで話題になったことがTVなどで報道され話題が浸透し、7月12日の本格運用に向けて特に週末の人出が増加していたことが確認できます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/37476/64/resize/d37476-64-02e0027a54679aabc78a-1.jpg ]

図1 クロス新宿ビジョン周辺に来訪した人の推計来訪数推移をグラフしたもの

弊社LAP上では計測ターゲットとなる対象施設そのものを建物ごと指定することができます(下図 : 青色線によって建物自体をポリゴンで指定)。
[画像3: https://prtimes.jp/i/37476/64/resize/d37476-64-4b4b35b36042d402434c-2.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/37476/64/resize/d37476-64-598b1ad33b017b77701d-3.jpg ]

さらに屋外広告において、人はその広告をどこから眺めているかという部分が重要だと考える場合、その広告を見るであろう場所を含めた形でポリゴンを設定することも可能です。今回のデータは新宿3D猫を見る可能性のある方々が含まれそうな場所を含めてデータ設定を致しました(上図 : 黄色で指定したエリア)。

新宿東口3D猫広告に触れる人と新宿南口のデモグラフィックにも差
同期間でこのエリアに訪れたデモグラフィックについても分析を実施しました。
新宿駅東口(3D猫)周辺に訪れた方の割合は20代が29.2%であるのに対し、同じ期間に新宿南口に訪れた20代は17%という結果となりました。同じ新宿駅であっても、新宿駅東口側に流れる来訪者と、新宿駅南口側に流れる来訪者には違いが出ることがわかります。これらの情報を鑑み、屋外広告などの設置や、屋外広告企画を考える場合これらのデモグラフィックを参考に設置期間やクリエイティブプランを練ることで、より広告効果や集客効果を効率的に運用することが可能になると考えます。(※図2、図3参照)
[画像5: https://prtimes.jp/i/37476/64/resize/d37476-64-e0d3c5c9b7d504e77309-4.jpg ]

図2 新宿駅東口(3D猫)屋外広告周辺に訪れたデモグラフィック

[画像6: https://prtimes.jp/i/37476/64/resize/d37476-64-52ac9a8f2e3062740f87-5.jpg ]

図3 新宿駅南口周辺に訪れたデモグラフィック

施設併用率を確認することでさらなるデータの深掘りも
LAPでは、そのターゲットエリアに訪れた方の[施設併用率]を同時に計測しています。この併用率が高い場所をさらに確認することにより、そのエリアに対するデモグラフィックのエビデンスとして深掘りすることも可能です。
新宿3D猫周辺のターゲットエリアに来訪した方の併用率が高い場所として近隣に存在するルミネエスト店がHot Placeランキング1位(LAP分析機能の1つ : 最も併用率の高いエリアを表示するHot Placeランキングを利用)として掲出されたことで新宿駅南口に比べて東口は20代の比率が高くなる裏付けができたと考えます。
[画像7: https://prtimes.jp/i/37476/64/resize/d37476-64-e942638b739a13530066-6.jpg ]

図4 LAP分析機能の1つ : 最も併用率の高いエリアを表示するHot Placeランキング

屋外広告はその看板や設置された場所にどのような方が訪れるかについて考え、設置を試みますが、このような位置情報データの解析を組み込むことで人々の未来の行動を予測し、広告の効率性を高め、よりインパクトのある掲示物を設置検討することが可能です。

クロスロケーションズでは、今後も位置情報ビッグデータの解析を通じて、地域の人々の生活に役立つ「人流の見える化」を可能とする開発を進めてまいります。

◼︎ Location Engine™ と Location AI Platform(R) とは
Location Engine™は、クロスロケーションズが独自に開発している、匿名位置情報ビッグデータと大量のPOI情報を結びつけてAIによりさまざまな解析を行うシステムです。Location Engine™をクラウド経由で利用して分析実行・視覚化・データ活用を行うLocation AI Platform(R)の基盤システムです。
Location AI Platform(R)は販売促進・マーケティング・需要予測などで活用できるプラットフォーム製品で、流通・小売、外食、不動産、金融などのさまざまな業種・業界を代表する企業で活用されています。

◼︎ クロスロケーションズ株式会社について
「多種多様な位置情報や空間情報を意味のある形で結合・解析・視覚化し、誰でも活用できるようにすること」をミッションとしています。位置情報ビッグデータをAIが解析・視覚化する独自技術である「Location Engine™️」の開発と、それをビジネスに生かすプラットフォームである「Location AI Platform(R)」の開発・提供により、‟ロケーションテック”を推進しています。

代表者:代表取締役 小尾一介
所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-2-9 小林ビル6F
事業内容:位置情報ビッグデータ解析エンジン「Location Engine™」の開発と、
ビジネス活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform(R)」の開発・提供
URL:https://www.x-locations.com/

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