ピジョンが赤ちゃんにやさしい未来の実現を目指す「Baby Friendly Future Project」を発足 プログラム「赤ちゃんを知る授業―赤ちゃんにやさしい未来のために―」を中学生へ提供開始
PR TIMES / 2021年10月7日 16時15分
赤ちゃんに関する学びは「早期から」が重要に
ピジョン株式会社(本社:東京、社長:北澤 憲政)は、「赤ちゃんにやさしい未来」を実現するために社会全体で考え、行動につなげる取り組みとして「Baby Friendly Future Project」(ベビー フレンドリー フューチャー プロジェクト)を開始します。その一環として、全国の中学生向けに、「赤ちゃん」への興味・関心を持ってもらい、社会の一員として自らができることを考え、行動につなげる教育プログラム「赤ちゃんを知る授業―赤ちゃんにやさしい未来のために―」の提供を2021年9月下旬より順次開始し、2022年3月末までに約130校での実施を予定しております。
「赤ちゃんを知る授業―赤ちゃんにやさしい未来のためにー」の教育プログラム発足の背景
[画像1: https://prtimes.jp/i/48454/64/resize/d48454-64-44f7481e814b68ea88dc-0.png ]
ピジョンは、存在意義に「赤ちゃんをいつも真に見つめ続け、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にします」を掲げ、様々な商品やサービスの提供、情報発信をしています。赤ちゃん一人ひとりが尊ばれ、社会全体で協力して子育てができる「赤ちゃんにやさしい未来」の実現に向けた取組みの一環として本プログラムを発足いたしました。
出産育児を取り巻く環境は難しい状況にあります。育休の取得率の問題や男性の育児参加率の問題などは根強く、悩むママやパパがたくさんいます。そして、その根底にあるのは「周囲の育児に対する理解不足」であると考えられます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/48454/64/resize/d48454-64-26a147d9ef52f86f62b9-3.png ]
周囲の育児への理解不足を生んでいる要因として、日本では核家族の増加や少子化の影響により、赤ちゃんが身近にいない環境で育つ方が増えており、赤ちゃんや育児について触れる機会が少なくなっています。また、男性による育児に対する考え方・関わり方等も時代と共に変わる一方で、中には自分の父親が子育てや家事をする姿を見てこなかったようなケースもあると考えます。
ピジョンは、こうした育児への理解不足を生んでいる状況を根本的に解決するためには、父母の支えを認識し、人生を模索し始める中学生の時期に、自分の将来にも関わるであろう赤ちゃんや育児への理解を深めるとともに、子育てをしているママやパパの課題を知ることで、自身や周囲の意識変化が必要だと気付くことが、赤ちゃんにやさしい社会の実現につながると信じています。
今、教育現場に求められている社会との連携。十分とは言えない赤ちゃんや育児についての学びの機会。
少子高齢化や地域のつながりの減少による地域の教育力の低下などを背景に、学校が抱える課題が複雑化・多様化する中、学校だけではなく社会全体で子どもの成長を支えていくことが求められています。また、グローバル化やIT化による目まぐるしい環境変化への対応も、教育における大きな課題となっています。
これに伴い、文部科学省では、2020年からの新学習指導要領において、「よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創る」という理念を学校と社会が共有し連携・協働しながら未来の創り手となるために必要な資質・能力を育む「社会に開かれた教育課程」を推進しています。
一方で、赤ちゃんや育児についての貴重な学びの場である家庭科においては、学習指導要領に「幼児の特徴」や「子どもが育つ環境としての家族の役割」などの言及はあるものの教科書には詳しい記述がなく、赤ちゃんの特徴を知り、社会の一員として自分なら何ができるのかを考え学ぶ機会が少ないのが実情です。
さらに、慢性的な教員の業務の多忙化が授業の準備に充分な時間を割きづらい状況を生んでいるほか、直近では、コロナ禍により教員の業務範囲が拡大したり、子育て経験者を招いての授業や保育園・幼稚園での体験型の実習などの実施が難しくなったりと、子どもたちが赤ちゃんについて学ぶ機会がますます少なくなっています。
ピジョンは、「Baby Friendly Future Project」および「赤ちゃんを知る授業―赤ちゃんにやさしい未来のために―」の取り組みが、こうした教育現場の課題解決にも貢献できることを願っています。
「赤ちゃんを知る授業―赤ちゃんにやさしい未来のために―」の概要
生徒が「赤ちゃん」について学び、興味・関心を持ち、赤ちゃんにやさしい未来の実現のために今できることを自ら考え、行動につなげる機会を提供するべく、ピジョンが日本全国の中学校に授業の提供を行います。先生方が授業を実施するための教材を無料で提供し、また一部の学校には、「出前授業」としてピジョンの社員が学校に赴き、授業を行う予定です。初年度は約130校へ教材が提供される予定で、本年度については、すでに想定を上回る数のご応募をいただき、募集は締め切っております。次年度以降についても本プログラムは継続し実施していく予定です。
授業の内容
■「赤ちゃんだった頃を振り返る」
赤ちゃんだった頃の印象的な出来事やエピソードを思い返し、かつては生徒自身も赤ちゃんだったことを改めて認識する。
■「赤ちゃんが生まれるということ」
赤ちゃんは、様々な状態や環境で生まれてくるが、みんなかけがえのない存在であること、たくさんの人たちに支えられて成長することを知る。
■「赤ちゃんの行動について、その意味や特徴を理解する」
赤ちゃんはなぜ泣くのか?なぜよく寝るのか?など、その行動について特徴や意味を理解し、赤ちゃんとのコミュニケーションに不可欠な知識を身につける。
■「今、自分にできることを考える」
一過性の授業で終わらせるのではなく、社会の一員として、生徒が主体的にできることを考え行動に移すきっかけを与える。
[画像3: https://prtimes.jp/i/48454/64/resize/d48454-64-90a8877be01de7b3b78c-1.png ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/48454/64/resize/d48454-64-f146e5add1543892dcc5-2.png ]
Baby Friendly Future Projectとは
「この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にしたい」という考えのもと、そのために社会全体で考え、行動につなげるためのプロジェクトです。今回の教育プログラムをはじめとした、様々な活動を今後も積極的に展開していきたいと考えています。
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※本件に関する学校・教育関係者の方からの問い合わせ先
株式会社ARROWS Email: info@arrowsinc.com
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