近畿大学とイオンディライトによる実証実験を開始
PR TIMES / 2024年10月8日 18時15分
五感に響く次世代機能性空間をつくる
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60460/64/60460-64-820957933beead23aee7c82f81aabb3f-3900x2194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アカデミックシアター1階ラウンジ(自習室前)の実証実験空間
近畿大学(大阪府東大阪市)のアカデミックシアタープロジェクト「ディスカッションラボ」*1とイオンディライト株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼社長執行役員 グループCEO:濱田和成、以下、「イオンディライト」)は、五感への刺激を通じて、利用者の生産性や快適性に資する空間づくりを目指し、2024年10月15日(火)から11月8日(金)まで、次世代機能性空間の実証実験を実施します。
日本では、人手不足が深刻化する中、働き方改革を通じたワークライフバランスの改善を図るためにも、労働者の生産性向上が大きな課題となっています。こうした中、イオンディライトでは、近畿大学と協業し、本実証実験に取り組みます。
近畿大学東大阪キャンパスのアカデミックシアター1階ラウンジ(自習室前)において、利用者の五感に作用する映像、匂い、音を実装した空間をつくり、利用者のフィードバックを通じてその効果の検証を行います。
近畿大学と、イオンディライトの研究・開発部門であるAD研究所*2を中心とする実証実験の場の設計や施工により、産学連携で社会課題解決に向けた検証に取り組んでいきます。
*1…詳細は「5.ディスカッションラボ」をご参照ください。
*2…詳細は「7.イオンディライト株式会社」をご参照ください。
1.本件のポイント
●近畿大学とイオンディライトが、利用者の生産性や快適性に資する次世代機能性空間づくりに取り組みます。
●学生がプレ実証を通じて創出した提案の中から優れたアイデアを選定し、実際の空間に再現します。
●空間を体験した方々からのフィードバックを基に、生産性や快適性に関する効果を検証します。
●本実証実験を通じて、科学的根拠に基づいた利用者の生産性や快適性に資する空間づくりの実現に繋げていきます。
2.本件の内容
イオンディライトは、日本・中国・アセアンを活動領域に、施設の管理運営に関する様々なサービスを提供するファシリティマネジメント(以下、「FM」)事業を展開しています。また、FM事業を担うサービスの一つとして、多様なワークスタイルに合わせたワークプレイスづくりなどの内装デザイン設計も手掛けています。
近畿大学アカデミックシアターでは、学生が主体となって教職員、企業、地域住民と協働しながら新たな社会価値を生むことを目指して、毎年学内公募でプロジェクトを募集・採択しています。
今回、イオンディライトと近畿大学アカデミックシアタープロジェクト「ディスカッションラボ」に所属する学生は、人口動態から労働人口の減少が加速する日本において、生産性の向上が課題であるという認識のもと、その解決に向け、五感に響く空間づくりをテーマとしたアイデアを考案しました。学生たちは様々な材料を用いてプレ実証を行い、そこから得た着想を基に、各チームが独創性や実現の可能性を重視したプレゼンを実施。複数のアイデアの中から、イオンディライトが優れたアイデアを一つ選び、五感に作用する映像や匂い、音、内装を実際の空間に再現します。体験する方には脳波を測定するデバイスを装着してもらうことで、空間が実際に利用者にどのように作用するのかを科学的に検証し、持続可能で快適な環境設計に関する新たな知見が得られることを期待しています。なお、本実証実験の結果は2024年12月に発表する予定です。
イオンディライトでは、本実証実験で得られた結果をもとに、科学的根拠に基づき生産性や快適性に資する内装デザイン設計への提案に繋げていくことを企図しています。
3.開催概要
期間:2024年10月15日(火)~11月8日(金)
場所:近畿大学東大阪キャンパス アカデミックシアター1階ラウンジ(自習室前)
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
対象:学生、教職員
4.実証内容
近畿大学アカデミックシアター1階ラウンジ(自習室前)の内装や什器を変え、空間が利用者にもたらす作用を検証します。
学生が提案した「森林」をテーマに、天井面には「垂れ下がりフェイクグリーン」、
壁面には「森」の映像、床面には人工芝を敷くなどにより、快適性や生産性の向上を誘発する空間を演出し、実際の効果を検証していきます。
(内装概要)
・天井面:垂れ下がりフェイクグリーン
・壁2面:映像投影
・床面:人工芝+フローリング
・その他:インテリア
効果検証にあたっては、アンケート調査に加え、イヤホン型脳波収集デバイスを活用し、利用者の脳波データの分析を通じて、科学的に検証する予定です。
5.ディスカッションラボ
議論の場(アイデアソン)を創ることで、社会や企業の課題を解決すること、議論を通して0→1を生み出し、社会に新しいモノ・コトを生み出すことを目的に、学生が主体となって実施しているプロジェクト。学生のファシリテート、アイデア発想、プレゼン技術、コミュニケーション等といったディスカッションに必要なスキルの向上を図り、世の中に質の高いファシリテーターを輩出することも目指しています。
6.近畿大学
15学部49学科、医学から芸術まであらゆる学問分野を網羅する西日本最大規模の私立総合大学です。2025年で創立100周年を迎えます。
所在地:大阪府東大阪市小若江3丁目4番1号
学長:松村 到
設立:1925年
学部:法学部、経済学部、経営学部、理工学部、建築学部、薬学部、文芸学部、総合社会学部、国際学部、情報学部、農学部、医学部、生物理工学部、工学部、産業理工学部
ホームページ:https://www.kindai.ac.jp
7.イオンディライト株式会社
本社:東京都千代田区神田錦町1-1-1 帝都神田ビル
代表者:代表取締役社長 兼 社長執行役員 グループCEO 濱田 和成
創立:1972年11月16日
資本金:32億3,800万円
従業員数:4,326名 グループ合計:21,209名(2024年2月末日)
事業内容:ファシリティマネジメント事業
ホームページ:https://www.aeondelight.co.jp/
※AD研究所
イオンディライトの研究所で、ファシリティマネジメントに関わる最新技術の
研究・開発を行っています。
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