モビリティの新時代へ:ヴァレオ、2016パリモーターショーで最新技術を披露
PR TIMES / 2016年9月30日 11時53分
より安全で、よりクリーンで、より自動化され、より接続された車に。私たちはかつてない自動車革命の夜明けを迎えています。ヴァレオは、2016パリモーターショーで、このモビリティの新時代に貢献する最新のイノベーションを披露します。
ヴァレオが設計・開発した先進技術の数々は、世界19カ所の研究センターと35カ所の開発センターで働く12000人近いエンジニアのハードワークの賜物です。
ヴァレオCruise4U、実際の交通状況の中で自動運転が可能な技術を搭載したプロトタイプ。
[画像1: http://prtimes.jp/i/4446/65/resize/d4446-65-775214-0.jpg ]
ヴァレオCruise4Uは、市街地でも高速道路でも、ハンドル操作、加速、減速など運転に必要な全ての操作を安全にとりおこなうことができます。周辺環境をリアルタイムで検知し、得られたデータを瞬時に処理することにより、ヴァレオCruise4Uは高い安全性を提供します。3つの異なるタイプのセンサーからのデータを結合することで、ヴァレオCruise4Uは、昼も夜も、晴れでも雨でも霧が出ても、道路状況を把握することができます。ヴァレオは、カメラ、レーダー、レーザーLiDARを組み合わせることにより、10センチから200メートル以上遠くまでを検知します。これは人の目では常にできているとはいえないレベルでしょう。センサーの情報を基に正しい決定が行えるように、強力なアルゴリズムを搭載したソフトウェアプログラムで解析されます。
ヴァレオのセンサー類と強力な分析ツールの組み合わせにより、ユーザーは事故の主な原因となっているヒューマンエラーのリスクから解放されます。米国のNHTSAによると、2015年に米国で発生した交通事故の94%の原因がヒューマンエラーによるものでした。
車載のドライバーモニタリングカメラが、昼も夜もドライバーの表情を捉えており、注意力の低下などが起きていないかをチェックしています。ヴァレオのドライバーモニタリングシステムは、以下の機能を備えています。
・注意が散漫になったり、居眠りをしたりしている時にドライバーに警告
・ドライバーを認知することで、キーやカードタイプのアクセスシステムより高いセキュリティレベルを提供
・ドライバーによるマニュアルドライブモードに移行できる状態であるかを常に確認-半自動運転の自動車にとって重要な機能
ヴァレオの48V e4Sportは、これまでは相いれないと思われていたことをもたらす電動ソリューション
CO2と汚染物質の排出量削減は、もっとも重大な社会的なニーズの一つです。パフォーマンスを高めながらこのニーズを満たすというこれまでは両立できないと思われていたことを成し遂げるために、ヴァレオはパワートレインを電動化することによって、エネルギー消費量を抑えながら、エンジンパワーを高めるという画期的な技術を開発しました。
[画像2: http://prtimes.jp/i/4446/65/resize/d4446-65-212658-2.jpg ]
2016パリモーターショーで、ヴァレオは48V e4Sportを世界初公開します。エンジンのパフォーマンスを高めながら、燃料消費とCO2排出量を低減させる新しいソリューションです。ヴァレオの48V e4Sportは、ブレーキングの回生エネルギーを最大限回収し、48Vバッテリーに貯めて、さまざまな目的に再利用します。たとえば、
・スターター・ジェネレーターによるエンジントルクの増大(統合式ベルト式スターター・ジェネレーター iBSG)
・電動スーパーチャージャーによる走り出しと再加速の際のエンジンパワーの最大化(48V電動スーパーチャージャー eSC)
・完全電動モードでのドライビングと、低グリップ路面で後輪軸を48V電動後輪駆動(eRAD)
に接続することで、効率のよい四輪駆動を実現
車両の電動化が進む中、48V e4Sportは、48Vソリューションの世界的なリーダーであるヴァレオの豊富なハイブリッドに関するイノベーション群を補完するものです。この中には、48Vスターター・ジェネレーターによる廉価なハイブリッドソリューションHybrid4Allと、電動スーパーチャージャーとスターター・ジェネレーターを組み合わせたe4Boostなどが含まれます。
安全性を高めるスマート・ライティング・エクスペリエンス
[画像3: http://prtimes.jp/i/4446/65/resize/d4446-65-192230-3.jpg ]
ヴァレオは今年のパリモーターショーで来場者がスマート・ライティング・エクスペリエンスのソリューションを体験できる場を提供します。これは、「ハイ・デフィニション・ライティング」と「ヴァレオ・キネティック・システム」の2つの革新的なライティングのイノベーションです。これらの2つの画期的なテクノロジーにより、自動運転モードで走行中の車がヘッドランプやリアランプが投影したり表紙する光によってさまざまな状況を伝えて周囲とコミュニケーションを取ることができ、安全性を高められるのです。
[画像4: http://prtimes.jp/i/4446/65/resize/d4446-65-281228-1.jpg ]
「キネティック・リア・ランプ」は、アイコンやカスタマイズされたメッセージを表示することで周辺に状況を伝えます。キネティック・システムを搭載した車は、自動運転モードで、緊急ブレーキをかけた車が前にあることや歩行者が道路を横断しているなど、センサーが危険な状況を検知したことを後続車に伝えることができます。
パリモーターショー・ヴァレオプレスキット
http://prtimes.jp/a/?f=d4446-20160930-2803.pdf
自動車部品サプライヤーであるヴァレオは、世界の全自動車メーカーのパートナーです。高い技術力を持つヴァレオは、CO2 排出量の削減と直観的なドライビングの発展に貢献する革新的な製品とシステムを提供します。
2015年度のヴァレオグループの売上高は約145億ユーロであり、OEM売上の10%以上を研究開発に投資しました。ヴァレオは、32カ国に148カ所の工場、19カ所の研究センター、35カ所の開発センター、15カ所の物流センターを構え、約88,800人の従業員を擁しています。
ヴァレオはパリ証券取引所に上場しており、CAC40指数に採用されています。
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