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Aras、PLM を強化する新しいサプライヤー管理ソリューションを導入

PR TIMES / 2024年6月20日 10時15分

Aras Innovator との統合によってサプライヤーとの効率的なコラボレーションを可能に

製品ライフサイクルマネジメント(PLM)ソリューションおよびデジタルスレッド・ソリューションのリーダーである Aras(本社:米国マサチューセッツ州、CEO:ロッキー・マーチン、日本法人:アラスジャパン合同会社、本社:東京都千代田区、日本法人社長:久次昌彦)は、6 月 13 日(木)、Aras Innovator(R) 向けの新しいサプライヤー管理ソリューションの提供を開始したことを発表しました。この新ソリューションは、モバイルに最適化された設定可能な Web アプリケーションを通じて、デジタルスレッドにおける制御されたサブセットと PLM 情報への安全なリモートアクセスを可能にします。これにより、サプライヤーネットワークの調整、評価、サプライヤーや OEM との連携が効率化されます。



[画像: https://prtimes.jp/i/5077/65/resize/d5077-65-f88eca41dede7b79ba7e-0.png ]

■ 業界の課題に対処
プロダクトアウト志向の組織は、オペレーションの拡大にあたりサプライヤーやビジネスパートナーに依存しています。近年、サプライチェーンはコンプライアンス規制の厳格化、新たなサステナビリティの取り組み、透明性への重点化といったプレッシャーにさらされています。

欧州連合(EU)では、デジタル製品パスポート(DPP)の取り組みを通じて、2026 年から様々な産業を対象にガイドラインの順守状況の追跡と報告を義務付ける予定であり、サステナビリティ(持続可能性)と調達に関する透明性の向上に努める必要があります。しかし、多くの組織が時代遅れのシステム、パートナー情報の可視性の低さ、サプライチェーンパートナーとの一貫性のないコミュニケーションにより、そうした要求への対応に苦慮しているのが現状です。

Gartner(R) のアナリストであるソハード・アガーワル氏は、次のように述べています。
「製造業者、小売業者、規制当局が引き続きサステナビリティを優先事項とする中、製造業者はますますサプライヤーのサステナビリティに関するデータに依存するようになっています。サプライヤーは製品に最も大きな影響を与えますが、買い手にとってそれは間接的な影響にすぎません。労働条件(労働者の権利や賃金)やスコープ 3 排出量などの影響は製造業者や消費者には関係ないため、対応が非常に難しいです1」

■ Aras の一元化された安全な環境でサプライヤーネットワークの調整を効率化
Aras のサプライヤー管理ソリューションは、一元化された安全な環境でサプライヤーや OEM との効果的な連携を実現します。すべてのユーザーが単一のプロセスと最新データにアクセスでき、製品開発ライフサイクル全体でコミュニケーション、データ共有、接続が可能になります。これにより、可視性、データアナリティクス、効率性を高めることができ、在庫や経費の削減、品質管理の改善も可能です。

Aras のプロダクトマネジメント担当上級副社長であるジョン・スパーリングは次のように述べています。
「サプライヤー管理ソリューションと Aras Innovator の統合によって、設計、開発、調達、製造にわたる製品ライフサイクルの全体を管理する包括的なアプローチを製造業者にもたらされます。オートメーション、コラボレーション、データ主導のインサイトを活用することで、ビジネス管理における効率性や俊敏性の向上を図ると同時に、製品ライフサイクルにおけるコンプライアンスやサステナビリティの目標にも対応できます」

■ 主な機能およびメリット
アクセスの管理:サプライヤーと OEM との間で、PLM の情報に対し、安全なリモートからのアクセスを提供します。これにより、プログラムの遅延が減り、タイムリーなコミュニケーションが可能になり、すべてのユーザーからの信頼が高まります。



コミュニケーションの効率化:サプライヤーとの双方向のコミュニケーションやスレッド化されたディスカッションが容易になり、より迅速で優れた、透明性のある意思決定が可能になります。バイヤーに通知を送付し、リスク、出荷先の変更、会社方針についてサプライヤーに知らせることもできます。



設定可能なアプリケーション:カスタマイズされモバイルに最適化された Web アプリケーションで特定のビジネスニーズとサポートプロセスに対応でき、柔軟性、生産性、パフォーマンスが向上します。



ドキュメントの共有:CAD ファイルや製品仕様などの関係するサプライヤー文書を共有でき、すべてのステークホルダーが信頼できる単一の情報源から文書を入手できます。これにより、サプライヤーの価格設定、供給時期、品質が改善されます。



プラットフォームのセキュリティとコンプライアンス:サプライヤーチェーンのパートナー間で、安全かつ追跡可能な双方向の情報交換が可能になります。サプライヤーの品質管理とリスク管理のプロセスを自動化することで、コンプライアンスの課題や規制のリスクに効果的に対処でき、サプライチェーン全体で一貫性のある品質基準を維持できます。



サプライヤーのパフォーマンス測定:サプライヤースコアカードを使用してサプライヤーのパフォーマンスのモニタリングを行うことで、調達先を比較し、情報に基づいて決定できます。サプライヤー是正措置要求(SCAR)を発行し、コラボレーションのワークフローを通じて進捗状況を追跡することも可能です。



■ 提供状況およびリソース
Aras のサプライヤー管理ソリューションは現在提供中です。この新ソリューションについての詳細は、以下の最新のウェビナー「コラボレーションを強化:サプライヤーと製品データを安全に共有する」をご覧ください。
https://aras.com/ja-jp/resources/all/wbr-20240326-extend-digital-thread

[1] Gartner、『Quick Answer: Supplier Collaboration Platforms with PLM Advance Sustainability』、ソハード・アガーワル、2024 年 1 月 29 日。Gartner は、Gartner, Inc. および/または米国とその他の国におけるその関連会社の登録商標およびサービスマークであり、同社の許可に基づいて使用しています。無断複写・転載を禁じます。

Aras について
Aras は、製品ライフサイクルマネジメント(PLM)とデジタルスレッドソリューションのリーディングプロバイダーです。 Aras のテクノロジーは、強力なデジタルスレッドのバックボーンとローコード開発プラットフォーム上に構築され、拡張性が高く、柔軟かつオープンな PLM ソリューションを提供しています。Aras のプラットフォームおよび PLM アプリケーションは、製品ライフサイクル全体およびサプライチェーン全体を通じて、ユーザーをあらゆる部門や部署、機能を重要な製品データやプロセスと繋ぎます。Aras の情報については、公式ウェブサイトをご覧ください。また、SNS では、Aras に関する最新情報をご確認いただけます。

主要顧客:川崎重工業、クボタ、デンソー、日産自動車、日立製作所、富士フイルム、三菱重工業、村田製作所、ルネサス エレクトロニクス、Airbus、Audi、Microsoft 等

ウェブサイト : https://www.aras.com/ja-jp
ソーシャルメディア :
X : https://twitter.com/ArasJapan
Facebook : https://www.facebook.com/ArasJapan/
LinkedIn : https://www.linkedin.com/company/aras-japan

(C) Copyright 2024 Aras Corporation 及び関連会社, All rights reserved.(禁無断転載、不許複製)ArasおよびAras Innovatorは、米国および世界各国での登録商標です。記載されている第三者の商標は許可を得て使用されており、個々の商標はそれぞれの権利者に帰属します。

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