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塗料非汚染性に優れる 戸建て住宅用1成分形シーリング材発売

PR TIMES / 2014年11月27日 11時10分

~着色料後添加型で業界初のノンブリードタイプを実現~

 サンスター技研株式会社(本社:大阪府高槻市、以後サンスター技研と表記)は、ノンブリードタイプの戸建て住宅用1成分形変成シリコーン系シーリング材の新製品「ペンギンシール2570Type1-NB」(4リットル缶タイプ)を、主に戸建て住宅施工業者様向けに12月10日(水)より日本国内にて発売開始します。



 今回発売する新製品は、昨年秋に発売した戸建て住宅用1成分形シーリング材「ペンギンシール 2570Type1」(4リットル缶タイプ)をノンブリード化させた後継製品です。シーリング材に含まれる可塑剤(柔軟性や作業性を向上させる成分)が表面に染み出してくる「ブリード現象」を抑制するため、当社が独自開発した特殊可塑剤を配合しました。ブリード現象抑制により、シーリング材の上に塗料を塗る際のシーリング材と塗料との密着性が向上し、塗料の軟化・しわ・亀裂・はがれが起こりにくくなります。また、従来品と同じく塗装を塗らない外壁の目地にも使用可能でシーリング材を施工した際に、目地部分のシーリング材表面に塵埃が付着しにくくなり、汚れにくくなります。


◆その他の特長
1)薄層未硬化現象がなく、露出・塗装目地の両方に使用可能。
2)1成分形は比較的硬化速度が遅めですが、硬化促進剤・遅延剤の使い分けにより硬化速度を調整可能。
3)業界最多1200色の着色料(弊社従来品)を施工現場で添加可能。デザイン性、在庫ロス抑制に優れる。

◆戸建て住宅向け1成分形変成シリコーン系シーリング材「ペンギンシール 2570 Type1-NB」基本性状
主成分:変成シリコーン
外 観:(基剤)乳白色ペースト状、(着色料)弊社従来品MS2570用着色料の各色ペースト状
混合比(質量比):基剤:着色料=100:4.3
容 量:4リットル
密度(23℃):1.19          主な用途:窯業系サイディングボード目地、
有効期限:製造日から6ヶ月         押出成型セメント板の目地、各種サッシ目地
専用プライマー:US-5(容量500ミリリットル)

◆用語解説
シーリング材:建物外壁の外装材、タイル、サッシ取り付け部、コンクリートの隙間や継ぎ目に充填して、水や空気の侵入を防ぎ、継ぎ合わせた材料同士の膨張・収縮・変形を吸収して保持する材料。
サイディングボード:建物壁面に張るパネル式の外装材。外装材パネル同士の継ぎ目にシーリング材を施工。
プライマー:外装材とシーリング材の接着剤。外装材の隙間にプライマーを塗布後、シーリング材を施工。


【サンスター技研の接着剤・シーリング材事業と今回の新製品発売経緯】
 サンスター技研では、ケミカル事業として、建築用・自動車製造用の接着剤・シーリング材を扱っており、建築用の接着剤・シーリング材では、高層ビルから戸建て住宅まで幅広い用途の商品を販売、特に建築用シーリング材は業界トップクラスのシェア、技術を持っています。以前から主に高層ビル用途の接着性、耐久性に優れる2成分形シーリング材の開発を得意としています。
 一方、戸建て住宅外壁の窯業系サイディングボードの目地を埋める用途のシーリング材としては、応力緩和タイプの2成分形シーリング材を、約20年前に業界に先駆けて製品化し、広く事業展開を行ってきました。
2成分形は、作業前に基剤と硬化剤を混合・攪拌する必要がありますが、気温に対して感応性が低く冬場など低温時でも比較的短時間で内部まで均一に安定した硬化が可能です。今年4月に、戸建て住宅用2成分形変成シリコーン系シーリング材として業界初のノンブリードタイプを実現し、塗料非汚染性に優れる「ペンギンシールMS2570typeNB」(4リットル缶タイプ)を商品化しました。
 一方、戸建て住宅用途の1成分形シーリング材は、作業前の手間が少ないかわりに、気温に対して感応性が高く低温時には硬化速度が比較的遅い特徴があります。サンスター技研は、昨年11月に「ペンギンシール2570 Type1」で1成分形変成シリコーン系シーリング材の4リットル缶タイプに参入しました。着色料の添加が可能なほか、硬化促進剤、遅延剤添加により1成分形の弱点である硬化速度の調整ができ、後塗装も可能なため、新築・改修工事両方に使用できる製品となりました。今回の新製品「ペンギンシール2570Type1-NB」は、2成分形ノンブリードタイプシーリング材で確立したノンブリード化技術をもとに1成分形の「ペンギンシール2570 Type1」をノンブリードタイプ化した改良品で、「ペンギンシール2570 Type1」は廃番となります。


◆サンスター技研の建築用シーリング材 商品紹介ページ
http://jp.sunstar-engineering.com/business/construction/sealant.html

【サンスターの起源と事業の広がり】
 サンスターは1932年に自転車部品やパンク修理用ゴム糊を販売する会社として起業。金属チューブ入りゴム糊の製造技術を応用し、1946年に金属チューブ入り練歯磨剤を製品化、これが「サンスター歯磨」第1号で、その後主力製品となり、オーラルケア事業(ハミガキ・ハブラシなど)、ヘルス&ビューティ事業(健康食品、化粧品など)を展開しています。一方、自転車用部品・ゴム糊の事業をもとに、1961年以降オートバイ用部品(スプロケット、ブレーキディスクなど)、電動アシスト自転車ユニットなどのモーターサイクル事業を展開、1967年以降、自動車製造用・建築用の接着剤・シーリング材などのケミカル事業を展開しています。

【現在のサンスターグループについて】
 Sunstar SA(スイス)を中心に全世界26社で構成されています。このうち、モーターサイクル事業、ケミカル事業、および日本とアジアのオーラルケア事業をSunstar Singapore Pte. Ltd.が統括しています。一方、欧米のオーラルケア事業、ヘルス&ビューティ事業を、Sunstar Suisse SAが統括しています。サンスター技研株式会社は、Sunstar Singapore Pte. Ltd.傘下のグループ会社で、ケミカル事業(自動車製造用・建築施工用の接着剤・シーリング材など)、モーターサイクル事業(オートバイ用ブレーキディスク、スプロケットのOEM供給、市販部品の製造販売など)を行っています。

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