中村キース・ヘリング美術館が特別協力 松坂屋美術館(名古屋)で開催中の「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」は11月16日(土)まで。愛知県ゆかりの作品も出品!
PR TIMES / 2024年11月1日 17時15分
世界で唯一のキース・ヘリングの美術館である中村キース・ヘリング美術館(山梨県・小淵沢)は、松坂屋美術館(愛知県・名古屋)で開催中の「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」(会期:2024年9月28日[土]~11月16日[土])の特別協力として監修および約140点の作品を出品しています。
本展は、総作品数約150点で構成され、キース・ヘリングがアーティストとして活動した10年程の間に制作した作品の全容を概観する展覧会です。
本展覧会は6会場を巡回予定で、この後、静岡市美術館(静岡)、茨城県近代美術館(水戸)の2会場の巡回を予定しています。
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明るく、ポップなイメージで世界中から愛されているキース・ヘリング。
ヘリングは「アートはみんなのために」という信念のもと、1980年代のニューヨークで地下鉄駅構内やストリートなど、日常にアートを拡散させることで、社会へ強いメッセージを発信し、人類の未来と希望を子どもたちに託しました。ヘリングが駆け抜けた31年間の生涯のうち創作活動期間は10年程ですが、残された作品に込められたメッセージは、いまなお響き続けています。
見どころ
ヘリングを一躍有名にしたサブウェイ・ドローイングを一堂に
今回展示されているキース・ヘリングの名前が世界に広く知られるきっかけとなったサブウェイ・ドローイングプロジェクトの作品7点のうち、当館より2点の《無題(サブウェイ・ドローイング)》を出品しています。他5点はニューヨークから出品され、この巡回展で日本初公開となります。松坂屋美術館のエントランスをくぐると、まず、彫刻《セルフポートレート》が、そして、その後ろにヘリングがサブウェイドローイングを描く過程の写真を展示しています。サブウェイ・ドローイングプロジェクトによって描かれた作品が、コミカルで明るい表現から、社会への風刺を感じさせるものまで多彩な作風であったことや、ヘリングがすばやく作品を仕上げていく様子など臨場感をもってご覧いただけます。
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愛知県の陶磁器メーカーを訪れ、描いた「ポップショップ東京で販売された茶碗」を出品
本展覧会は6つの章で構成されており、最後の章「キース・ヘリングと日本」では、ヘリングが1988年にオープンした、ポップショップ東京で販売された茶碗を当館から出品しています。
日本の伝統を取り入れた作品をポップショップ東京で販売することにこだわりを持っていたヘリングは1987年の来日時には、日本各地でオリジナルグッズの制作を行いました。同年10月27日のヘリングの日記には、新幹線で名古屋に到着し、陶磁器メーカーの工房を訪れたことが記されています。茶碗の形を選び、陶磁器特有の釉薬に夢中になりながら4時間をかけて制作した茶碗を、陶磁器の歴史が深く、本作品と縁深い愛知県の会場でぜひご覧ください。
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All Keith Haring Artwork (C)Keith Haring Foundation
展覧会概要
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/22359/table/65_1_8c9dcf8257b13bd15706e3025a2d7d61.jpg ]
巡回情報
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/22359/table/65_2_68c74980de96e68c9da0b5dd4d9a04c5.jpg ]
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