【7/9発表会リポート】彩る影をデザインする照明器具「RGB_Light」の製品発表会を開催@渋谷100BANCH
PR TIMES / 2019年7月10日 19時40分
パナソニック、カフェカンパニー、ロフトワークが共同運営する実験区「100BANCH」のプロジェクトから製品化。影に彩りを与える新感覚シーリングLEDライト「RGB_Light」発表会を7/9に開催
「100BANCH」(東京都渋谷区)では常識にとらわれないイノベーティブなアイディアの実現を支援する様々なプロジェクトを行っています。このたび、そうしたGARAGE Programの一つである、グラフィックデザイナー河野末彩氏発案による影をデザインする照明器具「RGB_Light(アール・ジー・ビー・ライト)」の製品化が決定。先行予約の開始に伴いプレス向け発表会を開催しました。
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2019年7月9日に東京都渋谷区にある、100年先の世界を豊かにするための実験区「100BANCH」にて、「RGB_Light」の製品発表会を開催しました。会場には発起人であるグラフィックデザイナー 河野末彩氏をはじめ、株式会社Shiftall(シフトール)代表取締役CEO 岩佐琢磨氏、パナソニック株式会社マニュファクチャリングイノベーション本部 マニュファクチャリングソリューションセンター所長 中田公明氏、100BANCHのオーガナイザーでパナソニック株式会社コーポレート戦略本部 経営企画部の則武里恵氏ら、開発に携わった主要人物が集まり、プロジェクトのはじまりや製品化の意義などについてトークを行いました。
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「RGB_Light」は3つのLED光源を搭載したシーリングライト。光の3原色の原理の応用を前提に、それぞれの光源から別々の色を照射することで、明かりや影の色を自在にコントロールできることが特長です。例えば、赤、緑、青をそれぞれ照射した場合は、すべての光が重なる部分は白い光が視認でき、それぞれの光を受けてできた影は個別に現れ、色とりどりの陰影が確認できるといった具合です。
発案者であるグラフィックデザイナーの河野末彩氏はそのアイディアの源流は学生時代に遡るといいます。
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「プロダクトデザイン科の学生だった頃に、白い光を分解するというところから逆算して考えた照明で、周りの反応も面白いなというものでした。ところが社会に出て10年以上経ってみても、このアイディアをまだ誰も製品にしていなかった。光の歴史を考える上で、あってしかるべきプロダクトだと思っていたので、自信を持って活動を続けてきました」
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学生当時の作品はレフ球を使ったアナログな照明で、色の変更もできなかったそうですが、「RGB_Light」ではLED化したことで、多種多様な色の表現を獲得。光源の色変更は専用のスマートフォンアプリから行え、明かりや影の色彩を自由自在に調整可能となっています。自動で色を変化させるモードも搭載しており、時間とともに移り変わる光と影が織りなす彩りを楽しむことができます。
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また、レトロフューチャーなイメージを際立たせているシェードはUFOをイメージしたものでアルミ素材を採用しており、へら絞りという手法で加工されています。「ただプラスチックで安価に作るよりも、例え高価になっても職人の温かみが感じられるプロダクトを送り出したい」というこだわりが込められています。
製品化に向けた設計・開発から販売までを担っているのは株式会社Shiftall。代表取締役CEOで製品化ディレクションを担当した岩佐琢磨氏にとって「RGB_Light」は、まさに“コロンブスの卵”だったと語ります。
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「単純な原理でできているのに、誰もやっていなかったっていうのが面白い。ずっとアートの文脈で活動してきた人が製品化したいという思いをもったときに、それをサポートできる座組みを実現できたことも意義があったと思います」
試作段階では、パナソニック株式会社 マニュファクチャリングイノベーション本部マニュファクチャリングソリューションセンター所長 中田公明氏もサポートを実施。影を分解するという発想はこれまでの照明器具の常識にとってはありえないものだったといいます。
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「照明を作る際には、色を均一にするとか、影は一つにするという発想でしかやってこなかったので、とても新鮮。技術的には難しいことはなかったのですが、発想の転換を得られたということは大きかったです」
こうしたイノベーティブな製品は、パナソニック、カフェカンパニー、ロフトワークが共同運営する「未来をつくる実験区 100BANCH」内で育まれました。
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「色を正しく再現することが照明の価値であるという常識で考えていたら、この価値には気が付けなかったと思います。少しずらすことで新しい価値に出会えるという発見は、パナソニックにとっても意義ある気付き。こうした挑戦的な試みを世に出していけてこそ、100BANCHを実施していく意味があると考えています」と、「100BANCH」を立ち上げたパナソニック株式会社コーポレート戦略本部経営企画部 則武里恵氏は、プロジェクトの意義を語りました。
「RGB_Light」の発売は年内を予定しています。予価は15万円。一般家庭はもちろんのこと、店舗用やスタジオ照明としての活用をメインターゲットに販売を進めていきます。
◆RGB_Light先行予約サイト
https://www.md-k.net/rgblight
未来をつくる実験区「100BANCH」とは
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「100年先の世界を豊かにするための実験区」というコンセプトのもとに、これからの時代を担う若い世代とともに新しい価値の創造に取り組む活動です。再開発の進む渋谷川沿いの倉庫を1棟リノベーションして作られた空間で、1階はカフェ・カンパニーが企画・運営する未来に向け新たな食の体験を探求するカフェスペース「KITCHEN」、2階は35歳未満の若いリーダーのプロジェクトを推進するアクセラレーションプログラム「GARAGE program」などがメインで行われるワークスペース「GARAGE」、3階はパナソニックが次の100年を創り出すための未来創造拠点であり、夜や休日にはワークショップやイベントが行われるコラボレーションスペース「LOFT」から構成されています。ホームページ:http://100banch.com/
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