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日本生協連 平和の活動 vol.6(Final)

PR TIMES / 2025年1月22日 11時0分

~被爆・戦後80年の生協の取り組みについて~



 「平和とよりよい生活のために」―日本生活協同組合連合会(略称:日本生協連、代表理事会長:土屋 敏夫)は設立にあたって“協同組合は平和なくしては存立できない”との思いでこの理念を掲げ、様々な平和の活動に取り組んでいます。「被爆・戦後80年」となる2025年は、次世代へ被爆・戦争体験を継承することや、核兵器廃絶の世論を高めることを目指し、改めて全国の生協が連携を強化します。そこで、2025年に取り組む様々な平和の活動の一部をご紹介します。

全国の生協へ呼びかけていく取り組み


取り組み1. 平和宣言の採択
 日本生協連は1951年の創立にあわせ、現代の生協による平和活動の基点となる「平和宣言」を採択しました。2025年の第75回日本生協連通常総会では、この宣言を今日的な内容とした新たな「平和宣言(仮)」を採択することを目指します。2024年12月から、全国の生協の役職員・組合員の平和の思いを募っています。今後、同宣言の内容を検討し、2025年6月以降、社会に向けて発信をする予定です。


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40982/65/40982-65-2fc79eb2fbb435302a05ba802156c4a9-457x301.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1951年の日本生協連創立総会



取り組み2. 子ども平和新聞プロジェクト
 次世代を担う子どもたちに、ジャーナリズムの視点を学びながら、平和について深く考えるきっかけをつくることを目的として実施します。この取り組みを通じて、生協がこれからも戦争・被爆体験の継承に取り組む主体としての役割を果たし続けるとともに、その意義を広く社会に発信していきます。新聞社などにも講師役としてご協力を呼び掛ける予定です。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40982/65/40982-65-f7e9e060204e44455ef192fd19cc2a5f-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
コープぐんまが取り組む子どもたちによる新聞づくりの様子


取り組み3. 2006年以来の約20年ぶりとなる原爆の絵碑の建築
 原爆投下直後に生き残った被爆者が描いた絵をもとにした絵碑が市民団体の協力のもと、2024年5月現在、広島市内10か所に建立されています。2025年は被爆80年という節目を迎えることから、全国の生協からの募金をもとに、第11号碑の建築の計画を進めており、2025年7~8月の完成を目指しています。


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40982/65/40982-65-86314d8bfbf6269456df0c9295e504af-190x133.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
広島市内に設置されている絵碑の一例



 その他にも、2024年10月にノーベル平和賞を受賞した日本被団協を軸に構成されている「被爆80年のつどい(仮)」の実行委員会に日本生協連として参加し、協同でのイベント開催や、SNSでの発信強化などに取り組みます。


ピースアクション

 ピースアクションは、戦争・被爆体験の継承や、世界のさまざまな戦争や紛争、基地問題、憲法など、多角的なテーマで平和を考える生協独自の取り組みです。学んだことを参加者が地元に持ち帰り、くらしの中で平和について考える機会を広げていくことを目指しています。毎年広島、長崎、沖縄で学習講演会や、全国の生協組合員が集う交流会などを開催しています。被爆・戦後80年の2025年は全体キックオフと位置づけた、「2025ピースアクションキックオフ集会」をビキニデー前の2025年2月28日に開催予定です。その後、沖縄戦の実相や現在の沖縄が抱える基地問題を学び、考える機会としての「2025ピースアクションinオキナワ~沖縄戦跡・基地めぐり~」※を3月26日~28日の3日間、被爆体験の継承や核兵器のない世界を求める思いを共有する場としての「2025ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ」※は、例年以上の規模で8月に開催予定です。
※今後ご案内予定です。


 今後も日本生協連・各会員生協の平和の取り組みについて、発信していきます。


【バックナンバー】
日本生協連 平和の活動 vol.0 ~「非力であっても無力ではない」―戦後80年と生協がつくる平和~
日本生協連 平和の活動 vol.1 ~「ビキニ事件」をきっかけにまき起こった原水爆禁止署名運動。そのなかで生協が果たした役割と「第五福竜丸エンジン保存運動」~
日本生協連 平和の活動 vol.2~毎年春に開催「ピースアクション in オキナワ」全国から沖縄に生協組合員が集い、沖縄戦や基地について考える3日間~
日本生協連 平和の活動 vol.3~ピースアクションinヒロシマ・ナガサキが開催されるまで~原爆の日を前に、全国から生協組合員3,000人が被爆地に集まるのはなぜ?
日本生協連 平和の活動 vol.4~ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ開催報告~全国から生協組合員3,400名が集い、平和について考え・伝える
日本生協連 平和の活動 vol.5 ~日本生協連と日本被団協 核兵器廃絶に向けた協働の歴史~

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