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ジャフコ グループ、事業共創カンパニーのRelicと共同で『JAPAN CVC Report 2024』を公開

PR TIMES / 2024年6月26日 14時45分

シナジーと財務的リターンのバランスを重視する投資戦略がシナジー創出に効果的



ジャフコ グループ株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:三好啓介、以下「ジャフコ」)は、日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する株式会社Relic(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:北嶋 貴朗、以下「Relic」)とともに、国内でスタートアップ投資業務に関わる方々を対象にコーポレートベンチャーキャピタル(以下、CVC)によるスタートアップへの投資に関する調査やインタビューを実施し、『JAPAN CVC Report 2024』を公開しました。

『JAPAN CVC Report 2024』は下記よりダウンロードいただけます。
https://jafco.co.jp/event/archive/002266.html
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/57515/65/57515-65-6399d02bb685d3a344e009cfbba5d6b8-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■調査の背景と目的
日本のスタートアップエコシステムは急速に発展しており、スタートアップによる資金調達額は1兆円近く※1になっていますが、欧米と比較すると差が開いている状況にあります。スタートアップが持続可能な成長を遂げるためには、多額のリスクマネーが必要であり、VCだけでなく事業会社(CVC含む)や大学、政府との連携が不可欠です。

国内事業会社によるスタートアップへの投資金額は、2013年の約396億円から2023年には約2,049億円と約5倍になり、また事業会社系のファンド設立本数も増加傾向にあるなど※2、企業がスタートアップと連携してイノベーション推進に積極的に取り組んでいることが示されています。

本レポートを通じて、日本国内におけるCVCの動向や課題、CVCの運営における戦略的意義を明らかにし、スタートアップエコシステムの発展とイノベーション促進に寄与することを目指しています。

※1:借入を含む数値。INITIAL「2023年 Japan Startup Finance - 国内スタートアップ資金調達動向決定版 -(2024年1月31日 初版発行)」P.19 国内スタートアップ資金調達額・調達社数及びP.21 スタートアップのデットファイナンス(2024年1月23日時点)
※2:INITIAL「2023年 Japan Startup Finance - 国内スタートアップ資金調達動向決定版 -(2024年1月31日 初版発行)」P.75 投資家タイプ別の投資額及びP.113 事業会社系のファンド設立動向(2024年1月23日時点)
■JAPAN CVC Report 2024の概要
●目次
・レポート発行の背景
・CVC国内動向
・アンケートから見えるCVCの現在地 
・CVCの効果的運営 シナジー創出3つの焦点
・Interview
・おわりに
●一部抜粋
・シナジーと財務的リターンのバランスを重視する投資戦略がシナジー創出に効果的

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/57515/65/57515-65-129b666dab27c0afd011a804e2c81c08-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「投資戦略」と「投資先と本体/母体企業との間でのシナジー創出有無」のクロス集計を行った結果、以下の3つの投資戦略のうち、シナジーと財務的リターンのバランスを考慮している投資戦略がシナジー創出に最も効果的であることが分かりました。・CVC運営の課題として意思決定の遅さ、異文化の壁、専門知識の不足
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/57515/65/57515-65-e7a082bc594c88d6fd3389b749a3a422-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


CVCの運営課題について聞く設問では、意思決定に関わる複数のステークホルダー間の連携不足が投資判断の遅れにつながっているという意見のほか、本体企業/母体企業との文化的な相違や柔軟性の不足が、CVCの迅速かつ適切な対応を妨げているという意見が目立ちました。さらに、適切な専門知識を持った人材や、経験豊富な投資専門家が不足しているという回答も得られました。
●調査詳細
調査担当:ジャフコ グループ株式会社、株式会社Relic
調査期間:2023年12月13日~12月22日
調査方法:Google Formを活用したアンケート調査、オンラインでの対面インタビュー調査
調査対象:国内でスタートアップ投資業務に関わっている方
総回答数:186件
有効回答数:146件 (投資業務に主務ないしは兼務で関わっていると回答)
<ジャフコ グループについて>
ジャフコは、1973年の設立以来、常に時代をリードする起業家とともに歩んできました。
国内外における運用ファンドの出資約束金額は累計で1兆円を超え、累計上場社数も
1,000社以上にのぼります。ベンチャー投資に加えてバイアウト投資も展開しており、
パーパスとして「挑戦への投資で、成長への循環をつくりだす」を掲げ、世界中で革新的な技術・サービスの創造にコミットしています。起業家のいちばん近くにあって、その「志」を実現したいという想いのもと、HR、マーケティング・セールス、バックオフィスなども支援しています。

社名       :ジャフコ グループ株式会社/英文:JAFCO Group Co., Ltd.
取締役社長    :三好 啓介
本社所在地    :東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー24階
Web       :https://www.jafco.co.jp/
設立       :1973年4月
資本金      :33,251百万円
株式上場市場   :東証プライム市場
従業員数     :159名(連結)(2024年3月末現在)
<Relicについて>
Relicは、日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する「事業共創カンパニー」です。世界でも類を見ない新規事業開発に特化したSaaS型プラットフォームを提供する「インキュベーションテック事業」、総合的かつ一気通貫で新規事業やイノベーション創出を支援する「事業プロデュース/新規事業開発支援事業」、スタートアップ企業への投資や大企業との共同事業/JVなどを通じてイノベーションを共創する「オープンイノベーション事業」という3つの柱となる事業を統合的に展開してまいりました。創業から8年間の活動を通じて、4,000社・20,000件以上の新規事業開発に携わってきた実績も含め、新規事業やイノベーションの共創や支援の分野において唯一無⼆の価値と意義、そして業界トップクラスの規模や成長を実現してきたリーディングカンパニーです。

社名       :株式会社Relic
代表者      :代表取締役CEO 北嶋 貴朗
本社所在地    :東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー19F
Web       :https://relic.co.jp
設立       :2015年8月
従業員数     :340名

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