myVerifist(マイ ベリフィスト)シリーズ 第二弾「医療エディション」を発表
PR TIMES / 2023年5月18日 15時45分
~マイナンバーカードの健康保険証利用とキャッシュレス決済で医療機関のDX化を支援~
株式会社フライトシステムコンサルティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 片山圭一朗、 以下当社)は、2022年5月30日に発表したiPadと当社決済端末「Incredist Premium II(インクレディスト・プレミアム・ツー)」による公的個人認証サービス「myVerifist(マイ・ベリフィスト)」の第二弾として、「myVerifist 医療エディション」を発表することとなりました。2021年10月より開始されているマイナンバーカードでの健康保険証利用への対応、及び医療機関におけるキャッシュレス決済導入を兼ね合わせた全く新しいソリューションで、サービス開始は2023年7月を予定しております。各医療機関・調剤薬局向けにマイナンバーカード利用促進とキャッシュレス決済導入を通じ、医療現場のDX化を推進し販売をしていく予定です。なおキャッシュレス決済に関しては、株式会社ジェーシービー様、三菱UFJニコス株式会社様(五十音順)のご協力を得て当社が決済代行を行う予定です。
当社は、国内のスマートデバイスによる決済先駆者として、2010年9月よりスマートフォンやタブレットを用いた決済ソリューションを販売しております。なお、決済端末の最新モデル「Incredist Premium II」、「Incredist Trinity(インクレディスト・トリニティ)」ではカード決済だけではなく、マイナンバーカード読取にも対応しており(特許申請中)、またこれら端末を活用し電子署名等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律(平成14年法律第153号)第17条第1項第6号の規定に基づき、プラットフォーム事業者(※1)として主務大臣(※2)の認定を取得しています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/5619/66/resize/d5619-66-f95f918809628fdb81b7-0.png ]
現在マイナンバーカード公布数は2023年4月30日時点で約8,400万枚、交付率は67%まで達しています(※3)。そのような中、マイナンバーカードを軸にした本人確認の動きが活発になってきており、すでに開始されている健康保険証としての利用の他、運転免許情報の一本化など、今後マイナンバーカードを使ったサービスが更に普及するものと考えられます。
このような社会情勢の中、当社では、マイナンバーカードの読取を軸に、本人確認等の処理を行うサービスとして「myVerifist」を立ち上げ、第一弾として公的個人認証への対応、そして第二弾として医療機関向けの対応を進めてきました。なおマイナンバーカード読み取りだけではなく、広く対面窓口業務のDX化を推進するにあたり、当社決済装置「Incredistシリーズ」を活用することで、本人確認からキャッシュレス決済まで一気通貫で行える環境を提供し、導入企業の負担を軽減し、業務効率の改善に貢献できるものと考えております。
■myVerifist医療エディションの特徴
具体的にmyVerifist 医療エディションでは、当社Incredist Trinityを活用し、オンライン資格確認端末(Windows PC)に接続することで、健康保険証が統合されたマイナンバーカードを読み取り、オンライン資格確認を実施することが可能になります。またオンライン資格確認と共通画面の中で各種カード決済にシームレスに画面遷移することが可能で、各医療機関での受付からお会計まで1セットで対応が可能となります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/5619/66/resize/d5619-66-6355f58d81c4d10fc726-1.png ]
現在、医療機関におけるマイナンバーカード保険証の対応状況については2023年2月5日付けの集計で大病院を除く一般診療所では35.1%、歯科診療所では38.3%となっており(※4)、新たにマイナンバーカード読取への対応が義務化され、個人情報を取り扱う窓口業務が複雑化しているのが現状です。
また医療機関でのキャッシュレス決済の普及率は2021年3月に厚生労働省が発表したデータでは26.2%とまだ十分な配備ではない状態です。(※5)
このような中で、当社myVerifist 医療エディションを活用いただくことで、用途に応じて複数の端末を保有する必要がなく、また中小規模のクリニック・歯科医院・薬局など限られた窓口カウンターのスペースを有効活用できる医療機関向けのDXソリューションを実現します。更に持ち運び可能な端末の組み合わせにより、今後の高齢化・過疎化などで需要が見込まれる往診のニーズにも柔軟に対応することが可能です。
今後当社では、クレジットカード決済で永年培ったセキュリティ技術を用い、決済だけではなく安心・安全に多種多様なカード読取を実現するソリューションを展開していく予定です。その中で、マイナンバーカード読取を軸にした「myVerifistシリーズ」を電子決済と融合させることで、スマートな店舗運営を実現するソリューションを広く展開して参ります。
■myVerifistシリーズ
・ myVerifist : 公的個人認証向け
・ myVerifist医療エディション : 医療機関・調剤薬局向け
■myVerifist 医療エディションシステム構成図
[画像3: https://prtimes.jp/i/5619/66/resize/d5619-66-d058097c27583c2147db-2.png ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/5619/66/resize/d5619-66-889ba273dc9887ae3ac2-3.png ]
■推奨パソコン
オンライン資格確認端末として指定されているOS「Windows10 IoT Enterprise 2019 LTSC 64bit版」をプリインストールしており、専用線向けと院内向けの2つのネットワークポートを装備しているエプソンダイレクト株式会社「JN4300-2」のご利用を推奨しています。
JN4300-2 https://shop.epson.jp/pc/note/jn4300-2/
■当社決済ソリューション
当社は、国内のスマートフォン決済先駆者として、2010年9月より国内初のiPhoneやiPadをクレジットカード決済端末にする大企業向けソリューション「ペイメント・マイスター」を販売しております。対応する決済端末としては、モバイル型「Incredist Premium II(インクレディスト・プレミアム・ツー)」、プリンタ内蔵の据置型「Incredist Trinity(インクレディスト・トリニティ)」、自動精算機向け組み込み決済装置「VP6800」・「IFC」などモバイル型・据置型・自動精算機まで多種多様な決済ソリューションを提供しています。更に最新モデル「Incredist Premium II」、「Incredist Trinity(インクレディスト・トリニティ)」ではカード決済だけではなく、マイナンバーカード読取にも対応しており(特許申請中)、またこれら端末を活用し電子署名等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律(平成14年法律第153号)第17条第1項第6号の規定に基づき、プラットフォーム事業者(*1)として主務大臣の認定を取得しています。
(Incredist Premium II公式サイト:https://www.flight.co.jp/meister/ )
(公的個人認証 myVerifist 公式WEBサイト:http://www.myverifist.com )
※1:プラットフォーム事業者
マイナンバーカードを用いた公的個人認証をサービスとして提供するには、主務大臣からプラットフォーム事業者としての認定を受ける事が必要です。当社は18社目の認定事業者となります。
なお、iPadを用いたソリューションとしては初めて認定されるソリューションとなります。
※2:主務大臣
複数官庁が関わる行政事務の場合、特定の行政事務を遂行する権限を有する大臣のことを指します。本認定においては総務大臣と内閣総理大臣が主務大臣となります。
※3:総務省発表 https://www.soumu.go.jp/kojinbango_card/kofujokyo.html
※4:デジタル庁発表 https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/049442db-8ca3-4019-928a-c8b76aaa75d5/07e1fec7/20230217_meeting_card-integration-mynumber-and-insurance_outline_02.pdf
※5:厚生労働省発表 https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000956428.pdf
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