未来医療研究センターとTXP Medicalが連携し、製薬企業及び医療機器メーカー向けのリアルワールドデータサービスを提供開始
PR TIMES / 2023年11月9日 14時45分
DPCやレセプトなどの支払いデータだけではなく、臨床検査データやカルテテキストデータを網羅した大規模データベースは極めて限られています。今回の連携により、研究に十分な検査項目を含むデータベースとしては日本最大級となります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/31630/66/resize/d31630-66-230fe83f2e0433fd7795-1.png ]
TXP Medical株式会社(本社:東京都千代田区 以下TXP Medical)は、この度、株式会社未来医療研究センター(本社:東京都千代田区)との連携により、製薬企業や医療機器メーカー向けの新たなデータサービスを開始します。未来医療研究センターは徳洲会グループの大規模な施設ネットワークの下、治験・臨床研究等に係わる業務をサポートする企業です。
製薬企業及び医療機器メーカーにおけるリアルワールドデータを用いた研究はますます活性化していますが、DPCやレセプトなどの支払いデータだけではなく、臨床検査データやカルテテキストデータを網羅した大規模データベースは極めて限られています。今回の連携により、臨床研究に十分に必要な検査項目の揃ったデータベースになり、日本最大級のカバーをすることが可能となりました。
今回、徳洲会グループの1,400万人を超えるデータ(※1)とTXP Medical株式会社の大学病院クラスの地域の大病院を中心としたデータベースにより急性期医療領域をはじめとして、がん領域や希少疾病など幅広い領域のリアルワールドデータ研究のカバーが可能となります。未来医療研究センターとTXP Medicalは、今回の連携で医療業界の進歩に貢献すべく協力してまいります。
(※1)全施設が75病院、電子カルテ導入施設が72病院 計1400万人(2023年10月31日現在 )
[画像2: https://prtimes.jp/i/31630/66/resize/d31630-66-ae8caa3b50580d496424-0.png ]
※徳洲会インフォメーションシステム株式会社(以下TIS) 徳洲会グループ全体の情報システム管理・統括をおこなっている会社です
徳洲会メディカルデータベースの特徴
日本最大の病院グループである医療法人徳洲会が保有する、72病院、累計1400万人を超える医療ビッグデータ(2023年8月25日時点)です。保有者である医療法人徳洲会及び共通の電子カルテシステムの保守管理を担当する徳洲会インフォメーションシステム株式会社協力の下、当社との連携によりリアルワールドデータベース研究を推進しております。 徳洲会ネットワークシステムの構築以降、リモートアクセスモニタリング環境の確立による大規模ネットワーク型治験事業への積極的参画、抗がん剤プロトコールシステムの構築、BioBank Japan への参加、PMDAが構築した MID‒NET(R) へのデータ提供等に取り組み、実績を蓄積してきました。更に近年、アカデミアのみならず、製薬企業及び医療機器メーカー等に対するデータベース研究としてのデータ提供も行われています。このリアルワールドデータベースを「徳洲会メディカルデータベース(Tokushukai Medical Database:TMD)」と呼称しています。徳洲会メディカルデータベースは、構造化データ及びnarrativeデータからなり、主に入院・外来レセプト情報、DPCデータ、血液・生化学検査結果、バイタルサインを含む電子カルテ情報及び院内がん登録情報から構成されています。
TXP Medical株式会社の医療データベースの特徴
大学病院クラスの地域の大病院を中心としたデータベース。救急医療プラットフォーム『NEXT Stage ER』により構造化された救急外来データ、900項目(広範囲の領域をカバー、かつ検査データはすべての病院で規格を統一化)の検査データ、温度板のバイタルサインデータ、救急外来以外の院内全患者の診療録テキストデータの解析も可能 。 対象施設は20施設(契約上直ちに利用可能な施設は10施設 2023年7月現在、対象施設は3施設/月で増加中)。契約施設のほぼ全てが 400床以上の大病院、救命救急センター指定。急性期疾患、がん領域のみならず、難病や希少疾患にも対応。
株式会社未来医療研究センター 代表取締役社長 歌田直人氏コメント
当社は、徳洲会グループの一員として、「いつでも、どこでも、だれもが最善の医療を受けられる社会」を目指すというグループ理念の元、弛まぬ活動を続けています。現在までに、徳洲会メディカルデータベースを利活用したリアルワールドデータベース研究が30件以上実施されてきており、その研究成果は、医療業界の発展に貢献してきております。今回、TXP Medicalとの協業により、お互いの関係するリアルワールドデータから、共同のデータベース研究としてデータを提供するインフラを提供致します。従来にも増して、製薬企業及び医療機器メーカー等に対して、より優れた医療サービスに貢献できる環境づくりに邁進する所存です。
TXP Medical株式会社 代表取締役 園生智弘氏コメント
「急性期医療領域においてはリアルワールドデータ解析に用いることのできるデータベースが限られていました。この度の株式会社未来医療研究センターとの連携により、検査データ等の統合された国内最大級のデータベースを構築することができるため、リアルワールドデータ解析による医学研究を促進する重要な一歩であると考えます。本データベースを活用することにより、製薬企業及び医療機器メーカー、あるいは臨床研究者のクリニカルクエスチョンに応えるべく、より精緻な研究を実施し、戦略的な意思決定、医学の進歩を実現することができます。我々は”医療データで命を救う。”というミッションのもと、医療データ領域のリーディングプレーヤーとして邁進して参ります。
【会社概要】
会社名:株式会社未来医療研究センター
所在地:東京都千代田区九段南一丁目3番地1 東京堂千代田ビルディング
代表者:代表取締役社長 歌田直人
設立:2006年6月 URL:https://www.mirai-iryo.com/
事業内容:徳洲会グループにおける大規模治験ネットワークの運営管理・支援業務、治験審査委員会(共同IRB)・倫理審査委員会(共同EC)・CRB等の事務局業務、リアルワールドデータの利活用によるデータベース研究支援業務、各種CRO業務
会社名:TXP Medical株式会社
所在地:東京都千代田区神田東松下町41-1 H1O神田706
代表者:代表取締役医師 園生智弘
設立:2017年8月 URL: https://txpmedical.jp/
事業内容:救急医療データシステムの提供、臨床研究支援サービス、リアル・ワールド・データ解析サービス 等
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
AI創薬プラットフォーム事業に関する中間発表会
PR TIMES / 2024年10月18日 16時40分
-
倉敷中央病院とJMDCグループ、電子カルテデータベースを用いて、小児適応外薬の公知申請に資するエビデンス創出を目指した共同研究を開始
@Press / 2024年10月7日 9時0分
-
横浜市の救急活動の新ソリューションとしてNSER mobileの実証がスタート
PR TIMES / 2024年10月3日 21時40分
-
TOPPANホールディングス、「第29回日本薬剤疫学会」と「日本臨床疫学会第7回年次学術大会」に出展
PR TIMES / 2024年10月2日 17時15分
-
TXP Medicalが東大病院消化器内科の消化器がん研究用データベースを構築
PR TIMES / 2024年9月22日 23時40分
ランキング
-
1「PASMO」って10年以上使わないと失効するんですか? 母がひさしぶりに上京してくるのですが、チャージしていた「残高」もなくなってしまうのでしょうか…?
ファイナンシャルフィールド / 2024年10月19日 4時30分
-
2コストコとイケアはなぜ時給が高いのか? 日本企業の「人手不足」はただの言い訳に過ぎない
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月19日 6時15分
-
3お父さんは海にまいたわ…20年、父と絶縁状態の「54歳長男」が緊急帰国。「57歳長女」の仰天発言に「ギョッ」とするも一転、号泣したワケ
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年10月19日 10時45分
-
4「超おトクに空港でぜいたくし放題だった“神カード”」が衝撃の改悪!? それでもおすすめな理由は?
乗りものニュース / 2024年10月19日 8時42分
-
5今も1杯430円「スガキヤ」安くやってこられた理由 地元密着企業の、こんなにもある強さの秘訣
東洋経済オンライン / 2024年10月19日 8時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください