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東京医療保健大学が、東日本で唯一「がん放射線療法看護認定看護師養成課程」を3年連続で開講

PR TIMES / 2020年7月29日 17時40分



 学校法人 青葉学園が運営する東京医療保健大学(本部:東京都品川区、理事長:田村哲夫、学長:木村哲、以下本学)は、「がん放射線療法看護認定看護師養成課程」を開講いたしました。7月3日(金)に開講式を行い、関東甲信越地区より8名の研修生が参加しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/32781/66/resize/d32781-66-367349-0.jpg ]

 がん放射線療法看護認定看護師は、日本看護協会が認定する看護の領域別のスペシャリストの1つです。がん罹患数の増加を背景に、厚生労働省が発表している「がん対策推進基本計画」では、放射線療法を専門的に行う医療従事者の育成が重視されています。中でも、放射線治療を円滑に進めていく上で、がん放射線療法看護認定看護師への期待が高まっています。

 本学は、2020年度に「がん放射線療法看護認定看護師養成課程」を開講する東日本で唯一の機関です。今年度の開講は、一昨年、昨年に引き続き3度目で、本学大学院看護学研究科長の大島久二教授が新しいセンター長として就任しました。更に、学内外の放射線療法・放射線療法看護に携わる80名程の専門家を非常勤講師としてお迎えし、万全の教育体制を整えております。

 今年度はコロナ禍で短縮した開講式となりましたが、すべての受講生から意気込みを伺うことができ、運営側としても、決意がより一層高まった式となりました。また、新型コロナウイルス感染拡大対策の一環として、7月より通常の対面授業とは異なるビデオ会議サービスを使用した同時双方型遠隔授業での研修を開始しております。研修生は、7月から来年の3月までの9か月間、月曜日から木曜日まではそれぞれの所属施設で通常の勤務を続けながらの受講となります。12月までは金曜日と土曜日、1月中旬からの4週間は毎日の実習期間となり、本課程で学ぶカリキュラムは、非常に過酷なスケジュールの研修となりますので、研修生のサポートを全力で行ってまいります。

 本学は、今後も社会の期待に応えられるがん放射線療法看護認定看護師の育成を目指していきます。

■2020年度 がん放射線療法看護認定看護師養成課程 実施概要
・開講期間:2020年7月~2021年3月
講義:7月~1月 毎週2日間:金曜日・土曜日
講義, 演習, 実習:1月~3月 毎週5日間:月~金曜日

■目的
がん放射線療法看護認定看護師養成課程では、以下の各項を目的として、「がん 放射線療法看護認定看護師」を育成する。

(1)がん放射線療法を受ける患者と家族のQOL向上のため、水準の高い看護実践 ができる看護能力を育成する。
(2)がん放射線療法を受ける患者の看護において、看護実践を通して他の看護 職者に対して指導ができる能力を育成する。
(3)がん放射線療法を受ける患者の看護において、看護実践を通して他の看護 職者に対して相談対応・支援ができる能力を育成する。

■期待される能力
(1)がん放射線療法を受ける患者の身体的・心理的・社会的・スピリチュアルな状況を包含的に理解し、個別的なケアを計画、実施できる。
(2)放射線の特徴及びがん放射線療法の治療計画を理解し、治療の再現性の向上・計画期間の遵守のための看護を実践できる。
(3) がん放射線療法の有害事象についてアセスメントし、効果的な予防と症状緩和ができる。
(4)がん放射線療法において確実な放射線防護策、安全管理を実践できる。
(5)がん放射線療法を受ける患者・家族が、セルフケア能力を維持し、QOL向上ための効果的な看護を実践できる。
(6)がん放射線療法を受ける患者・家族の権利を擁護し、自己決定を尊重した看護を実践できる。
(7)より質の高い医療を推進するため、多職種と協働し、チームの一員としての役割を果たすことができる。
(8)がん放射線療法看護の役割モデルを示し、看護職者への指導・相談対応ができる。

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