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中公文庫『八日目の蟬』(角田光代・著)が 本屋大賞×JR西日本 presents 「ほな西へいこか本大賞」(イコカ本大賞) 受賞!

PR TIMES / 2024年12月3日 16時40分



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中公文庫『八日目の蟬』

 株式会社中央公論新社(本社・東京都千代田区、代表取締役社長・安部順一)が、刊行する中公文庫『八日目の蟬』が「ほな西へいこか本大賞」(イコカ本大賞)を受賞しました。この賞は本屋大賞実行委員会とJR西日本が主催で、"読むと西エリア(関西・北陸・せとうち・山陰・九州)のどこかへ旅にでかけたくなる日本の「文庫本」小説"を決定する文学賞です。このたび、書店員投票で選ばれたノミネート5作品の中から、『八日目の蟬』が栄えある大賞に選ばれました。

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イコカ本大賞特設サイト


イコカ本大賞特設サイト
https://www.hontai.or.jp/history/index_icoca.html




【投票書店員のコメント】
・感情移入し、打ち震えながら読んだ作品。その重要な舞台が小豆島。島の生活を後追いしたくなるような小説だった。(啓文社岡山本店 三島政幸さん)
・この本を読んで小豆島に行った。行かずにはいられなかった。「どこかではないここ」で登場人物 たちの声に耳を傾け、体温を感じたかった。(くまざわ書店錦糸町店 阿久津武信さん)
・主人公がたどり着いた、束の間の安住の地・小豆島。瀬戸内特有のきらきらと輝く海をはじめとした美しい光景を、ぜひ実際に目にしてほしい。(丸善ジュンク堂書店外商部 石本秀一さん)

【作品概要】
 直木賞作家・角田光代が全力を注いで書き上げた、心ゆさぶる 傑作長編。不倫相手の赤ん坊を誘拐し、東京から名古屋、小豆島 へ、女たちにかくまわれながら逃亡生活を送る希和子と、その娘として育てられた薫。偽りの母子の逃亡生活に光はさすのか、そして、薫のその後は――!? 極限の母性を描く、ノンストップ・ サスペンス。第2回中央公論文芸賞受賞作にして、累計160万部突破のベストセラーです。

【書誌情報】
〇書名:『八日目の蟬』 〇著者:角田光代
〇判型:文庫判 〇発売日:2011 年1月25日 〇定価:649円(10%税込)

【著者】 角田光代(かくた・みつよ)
 1967 年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。90年「幸福な遊戯」でデビュー。96 年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の 彼女』で直木賞、07年『八日目の蟬』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12 年には『かなたの子』で泉鏡花文学賞及び『紙の月』で柴田錬三郎賞を、14年『私のなかの彼女』で 河合隼雄物語賞、21年『源氏物語』の完全新訳で読売文学賞を受賞。その他の著書に『月と雷』『坂の 途中の家』『方舟を燃やす』『タラント』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』『月夜の散歩』などがある。

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