ノボ ノルディスク ファーマ、インスリン発見100周年プロジェクトの一環として、1型糖尿病をテーマにしたSNS漫画「漫画で分かる糖尿病」を本日より順次公開
PR TIMES / 2021年7月16日 19時45分
特設ウェブサイト「A LIFE-SAVING DISCOVERY TURNS 100 YEARS ~インスリン発見100周年『糖尿病治療の過去、現在、未来』~」および公式Twitterにて公開
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社 (代表取締役社長:オーレ ムルスコウ ベック、本社:東京都千代田区) は、インスリン発見から100周年の今年スタートした新プロジェクト「A LIFE-SAVING DISCOVERY TURNS 100 YEARS ~インスリン発見100周年『糖尿病治療の過去、現在、未来』~」の一環として、1型糖尿病患者さんの日々の治療などの体験に基づいたSNS漫画「漫画で分かる糖尿病」を制作し、第1話目となる「糖尿病と僕 糖尿病ってなに?」を、本日特設ウェブサイトにて公開しました ( https://www.club-dm.jp/100th-anniv-of-insulin/037.html?PRTIMES )。本SNS漫画は全3話から成り、特設ウェブサイトおよびノボ ノルディスク ファーマ公式Twitterで順次配信していきます。
※ SNS漫画:Twitter等のSNS上で発表される漫画の総称
[画像: https://prtimes.jp/i/6756/68/resize/d6756-68-1d9a8363ffebee481764-0.png ]
第1話目「糖尿病と僕 糖尿病ってなに?」より
今回のSNS漫画は、1型糖尿病をはじめインスリン療法を必要とする患者・家族の支援団体である「特定非営利活動法人 日本IDDMネットワーク」 (https://japan-iddm.net/) の協力により、患者さんに発症時のエピソードや日々の治療や生活から得た経験などを取材し制作しました。作家には、レポート漫画を得意とするイラストレーター・漫画家のごえたむ氏を起用しました。
<SNS漫画 「漫画で分かる糖尿病」 作品概要>
・第1話 「糖尿病と僕 糖尿病ってなに?」 (本日公開)
https://www.club-dm.jp/100th-anniv-of-insulin/037.html?PRTIMES
【あらすじ】
2歳のとき、1型糖尿病と診断を受けた主人公 ひろ君。日々、病気と向き合いながら、自分の好きなことに取り組むひろ君のストーリーと、1型糖尿病についてご紹介します。
・第2話「糖尿病を受け入れられたきっかけ」 (8月公開予定)
【あらすじ】
幼い頃に1型糖尿病と診断された一人の女性。病気とともに明るく過ごす彼女も、今までたくさんの辛い経験をし、悩みながら乗り越えてきました。彼女が1型糖尿病と向き合えるようになった日までのストーリーです。
・第3話「糖尿病と歩む」 (9月公開予定)
【あらすじ】家族ができたことをきっかけに、1型糖尿病についてもっと知ろうと奮闘する主人公の男性。医師や周りの患者さんとの関わりの中で、糖尿病であっても自分らしく生きる道を見つけた主人公のストーリーです。
【作画】 ごえたむ氏
【監修】 永寿総合病院 糖尿病臨床研究センター センター長 渥美 義仁 先生
永寿総合病院 糖尿病臨床研究センター センター長補佐 小出 景子 先生
【制作】 ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
※ 本漫画は個人の体験談を基に作られており、全ての糖尿病患者さんを代表するものではありません。
今回制作したSNS漫画3作品を通じて、一人でも多くの方に1型糖尿病や、糖尿病とともに生きる患者さんの姿を知っていただくことで、糖尿病への理解や患者さんやそのご家族をサポートする輪が広がり、患者さんが自分らしく生きられる社会の実現の一助になることを願っています。
■「認定特定非営利活動法人 日本IDDMネットワーク」について
1995年、阪神・淡路大震災を機に、全国IDDM連絡協議会として発足。2000年8月にNPO法人化。「救う」「つなぐ」「解決する」の3つの約束を掲げて活動中。
救う:患者・家族へ正確な情報提供、相談対応などを行う。
つなぐ:協働、啓発などで患者・家族と医療者、企業、行政など社会全体をつなぐ。
解決する:「1型糖尿病研究基金」により1型糖尿病を根絶するための研究を促進する。
当面のゴールは、1型糖尿病を「治らない」病気から「治る」病気にすることだが、究極の目標は”1型糖尿病の根絶 (=治療+根治+予防) ”です。
詳細はウェブサイトをご確認ください (https://japan-iddm.net/)。
■インスリン発見100周年プロジェクト 「A LIFE-SAVING DISCOVERY TURNS 100 YEARS ~インスリン発見100周年『糖尿病の過去、現在、未来』~」について
インスリン発見から100周年の節目の年である2021年に、ノボ ノルディスク ファーマが開始した新プロジェクトです。本プロジェクトでは、インスリンの100年の歩みのほか、糖尿病患者さんやそのご家族が日々の生活で生かせるアイデアや実践的なアドバイス、また糖尿病にあまり詳しくない一般の方にも理解が深まるようなオリジナルコンテンツを、100周年にちなんで100本、特設ウェブサイト上で順次公開しています。本プロジェクトのコンテンツは、ノボ ノルディスク ファーマ公式TwitterおよびYouTubeチャンネルでも順次お知らせ・公開しています。
インスリン発見100周年特設ウェブサイト「A LIFE-SAVING DISCOVERY TURNS 100 YEARS ~インスリン発見100周年『糖尿病治療の過去、現在、未来』~」: https://www.club-dm.jp/100th-anniv-of-insulin.html?PRTIMES
ノボ ノルディスク ファーマ公式Twitter: https://twitter.com/novonordiskjp
ノボ ノルディスク ファーマ公式YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/channel/UCwrns6qLjLnDq3tvMkbbqFg
■インスリンについて
インスリンは化学信号のように膵臓から分泌されるホルモンです。インスリンはブドウ糖を血中から体内の細胞へ移動させ、移動したブドウ糖はそこでエネルギーとして利用されます。インスリンがなければ体内でブドウ糖を利用できず、ブドウ糖は血中にとどまります。高い血糖値が続くと、深刻な急性および慢性合併症につながる場合があります(1)。内因性インスリン (すなわち、自身の膵臓から分泌されるインスリン) は、夜間や食間に血糖値を非常に狭い範囲に維持します。健康な人の体内では、常時基礎インスリンを分泌して血糖値を調節していますが、食事中には追加のインスリンが一度に分泌され、食事から吸収されたブドウ糖を体内の細胞へ素早く移動させます(2)。1型糖尿病患者さんは内因性インスリンを自身でほとんど作れないため、発症早期からインスリン療法が必要です。2型糖尿病患者さんは、経時的に膵臓の機能が低下し内因性インスリン分泌が低下または枯渇してしまった場合などにインスリン療法を始めます。
■糖尿病について (3)
糖尿病とは、インスリン作用不足による慢性の高血糖状態を主徴とする代謝疾患群です。
1型糖尿病では、インスリンを合成・分泌する膵ランゲルハンス島β細胞の破壊・消失がインスリン作用不足の主要な原因となります。2型糖尿病は、インスリン分泌低下やインスリン抵抗性をきたす素因を含む複数の遺伝因子に、過食 (とくに高脂肪食)、運動不足、肥満、ストレスなどの環境因子および加齢が加わり発症します。
参照資料
1. Ramachandran A, Snehalatha C, Nanditha A. Classification and diagnosis of diabetes. Textbook of Diabetes JohnWiley & Sons Ltd, Chichester. 2017:23–28.
2. Jones PM, Persaud SJ. Islet Function and Insulin Secretion. In: Textbook of Diabetes.2010:85–103.
3. 一般社団法人日本糖尿病学会、糖尿病治療ガイド2020-2021、株式会社文光堂、2020年4月30日、p.14
ノボ ノルディスクについて
ノボ ノルディスクは、1923年創立のデンマークを本拠とする世界有数のヘルスケア企業です。私たちのパーパスは、変革を推進し、糖尿病および肥満症、血液系希少疾患、内分泌系希少疾患などのその他の深刻な慢性疾患を克服することです。その目的達成に向け、科学的革新を見出し、医薬品へのアクセスを拡大するとともに、病気の予防ならびに最終的には根治を目指して取り組んでいます。ノボ ノルディスクは現在80カ国に約4万5,800人の社員を擁し、製品は約170カ国で販売されています。日本法人のノボ ノルディスク ファーマ株式会社は1980年に設立されました。詳細はウェブサイトをご覧ください。( https://www.novonordisk.co.jp/ )
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