AIバウムクーヘン職人「THEO(テオ)」 ロンドンへ派遣! ユーハイムがジェトロの実証実験に参画し、英国でバウムクーヘンの焼成を再開
PR TIMES / 2021年11月10日 9時45分
2021年11月19日(金)フィリップ・コンティチーニ ロンドンにて発売開始
株式会社ユーハイム(本社:神戸市中央区港島中町7-7-4 代表取締役社長:河本英雄 以下、ユーハイム)は、バウムクーヘン専用AIオーブン「THEO(テオ)」を欧州初となるロンドンに派遣し、バウムクーヘンを11月19日(金)に発売することを決定しました。今回テオは、ロンドン市内にある「PHILIPPE CONTICINI(フィリップ・コンティチーニ)」の3店舗に設置される予定です。
ロンドンのフィリップ・コンティチーニで、初めてバウムクーヘンが焼かれたのは2020年。しかし、新型コロナウイルスによるロックダウンの影響を受け、短期間で休止せざるを得ませんでした。今回、日本貿易振興機構(ジェトロ)が行う「中堅・中小企業輸出ビジネスモデル調査・実証事業費補助金(フードテック)」に参加することにより、ロンドンの地で再びバウムクーヘンの販売を始めます。日本の精巧なAI技術やロボット工学を駆使して作られ、職人と同等レベルのバウムクーヘンを焼くことができるテオが、海外市場におけるフードテックの新しいビジネスモデルを模索します。
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輸出ビジネス実証事業への参画
株式会社ユーハイムは、日本貿易振興機構(ジェトロ)が行う「中堅・中小企業輸出ビジネスモデル調査・実証事業費補助金(フードテック)」に参画します。本事業で、新開発であるAI技術を駆使したバウムクーヘン自動焼成機「THEO(テオ)」を用いて、海外における新しいビジネスモデルの可能性や有効性等の検証を行います。
この日本貿易振興機構(ジェトロ)によるビジネスモデル調査・実証事業は、デジタル化の潮流をとらえた中堅・中小企業の海外展開が自律的に拡大する仕組みの構築を目的として、中堅・中小企業の海外への輸出を支援する民間事業者による新たなビジネスモデルを構築するための実証的な取組に対する支援するものです。
「THEO(テオ)」が、海外市場でのフードテックに関する新たなビジネスモデルの構築に貢献できるよう、意欲的に取り組んでいきます。
THEO(テオ)が日本のフードテックを世界に発信する
テオは熟練の菓子職人が焼く生地の焼き具合を、各層ごとに画像センサーと温度センサーで解析することでデータ化、各種データをAI学習させることで無人で、職人と同等レベルのバウムクーヘンを焼きあげることができます。このバウムクーヘン専用AIオーブンの特長は、「いつでも、どこでも、誰でも」バウムクーヘンを焼けること。菓子職人や専用のオーブンがなくても、テオが派遣されることで、材料があればバウムクーヘンを作ることができるのです。加えて、テオは世界中のテオが焼いているバウムクーヘンのレシピの共有が可能です。職人同士がネットワークで繋がることによって、職人の技術継承や地位向上を目指し、菓子業界の発展に貢献します。日本の機械技術を駆使して誕生したAIバウムクーヘン職人テオが、進化する日本のフードテックを世界に発信します。
巨匠フィリップ・コンティチーニ×AIバウムクーヘン職人
今回、テオとタッグを組むのは、フランスのパティスリー界の巨匠であるフィリップ・コンティチーニ。かつて来日した際に初めてバウムクーヘンを食べたフィリップは、バウムクーヘンの生地のもつシンプルでありながら、素材の長所を生かしたしっとりとした食感に感銘を受け、バウムクーヘンのレシピを作成し始めました。フィリップのバウムクーヘンは生地の持つしっとりさを保ちながら、ふんわりとした食感で、口どけが非常に良く、2019年にサロン・デュ・ショコラ・パリや、パリのフィリップ・コンティチーニの各店、2020年にロンドン・カムデンマーケット店で販売したときは、熱烈なファンが多く訪れました。しかしその後、新型コロナウイルス流行によるロックダウンの影響を受け、約6か月という短い期間で休止を余儀なくされました。
今回、再びバウムクーヘンを届けるために、職人と同等レベルのバウムクーヘンを焼くことができるAI職人がロンドンに派遣されます。フィリップ・コンティチーニのお菓子の哲学を継承したAIバウムクーヘン職人は、この先もその職人技を披露します。
PHILIPPE CONTICINI(フィリップ・コンティチーニ)
1963年フランス生まれ。料理とデセール(菓子)の両方の世界で育ち、「デザートを料理する」という革命的な言葉とともにデビュー。以来、全く新しい菓子作りで世界中のパティシエを魅了し続けています。
料理とデセールを手がけた「ラ・ターブル・ダンヴェール」「ペトロシアン」はともに『ミシュランガイド』で1つ星を獲得。菓子の名店「ペルティエ」では、レストランデセールとブティック菓子を融合した「ヌーボーデセール」によって、五感で味わう新たな菓子の時代を切り開きました。また、グラスデザート「ヴェリーヌ」の第一人者としても知られています。
2021年10月現在、パリ市内に4店舗、ロンドンに1店舗、日本では渋谷スクランブルスクエアに店舗を展開しています。
AI職人THEO(テオ)とは
THEO(テオ)は株式会社ユーハイムが開発した、AIを搭載したバウムクーヘン専用オーブンです。
職人が焼く生地の焼き具合を、各層ごとに画像センサーで解析することで、その技術をAIに機械学習させデータ化、無人で職人と同等レベルのバウムクーヘンを焼きあげることができます。
ベテランの菓子職人のほか、ロボット工学の研究者、AIの専門家、デザイナーなど、様々なプロフェッショナルにご協力いただき、5年がかりで誕生しました。
【THEOの開発ストーリー】https://www.youtube.com/watch?v=q7zQzXvpO10
THEO(テオ)にはもっとお菓子をおいしく、世界を平和にする力がある
THEOは、長年バウムクーヘンを焼き続けている職人の焼成データを元に、何本もバウムクーヘンを焼いて菓子づくりを学びました。職人は、焼成データを取った際に初めて数値化された自身の焼き方を見て、よりおいしいバウムクーヘンになるポイントを見つけることができ、「もっとお菓子はおいしくなる」と確信しました。職人とTHEOは師弟関係として互いに成長し合い、感動するお菓子を追求していきます。そして同時に、THEOを必要とする多くの場所で導入・問題を解決し、「お菓子には世界を平和にする力がある」ことを証明するためにTHEOはさまざまな課題に挑みます。
【THEO Webサイト】https://theo-foodtechers.com/
【Instagram】@theo_foodtechers
【Twitter】@THEO_foodtechers
【PHILIPPE CONTICINI】(フランス)https://philippeconticini.fr/ (日本)https://conticini.jp/
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