ロンドン五輪メダリスト元バレーボール日本代表 佐野優子さんを講師に迎えて フェアプレイスクール in 信濃町立信濃小中学校を開催!
PR TIMES / 2019年10月28日 12時45分
~台風19号の被災地・長野県を元気に~
スポーツを「する」「ささえる」「みる・表現する」ための環境づくりを行うJSPO(正式名称:公益財団法人日本スポーツ協会 東京都新宿区/会長 伊藤雅俊)は、10月25日(金)長野県信濃町立信濃小中学校にて、フェアプレイスクールを開催しました。
フェアプレイスクールとは、世界で活躍した元トップアスリートが、子どもたちにフェアプレーの精神や行動を伝えるため、全国の小中学校・特別支援学校などに訪問しフェアプレーについての講義とスポーツ体験授業を行う取組です。
台風19号により長野県下も被災し、当協会としても予定通り開催すべきかどうか葛藤がありました。しかしながら、学校側からも開催を望む声があり、当協会としても子どもたちを元気づけたいという強い思いから開催を決断し、関係各位のご尽力のもと無事開催することができました。
当日は、元バレーボール女子日本代表でロンドンオリンピック銅メダリストの佐野優子さんを講師に、同校中学3年生50人がフェアプレーについて学びました。
はじめに、代表生徒4名が自ら経験したフェアプレイエピソードを披露し、“試合以外でも自ら率先して準備や片付けを行うこと”、“誰かのために動くこと”、“相手や道具に感謝すること”、といったテーマのエピソードが発表されました。
続いて、佐野氏によるフェアプレー講義を行い、生徒が発表したエピソードに対し、「共感し相手を思いやることが大切で、日頃から挨拶や感謝の気持ちを伝えると自然と身についていく」と講評するとともに、自身のバレーボールでのエピソードを交えながらフェアプレーについてお話いただきました。そして講義後は、ソフトバレーボールを用いた体験授業で、学んだフェアプレーをスポーツで実践しました。
スクールにゲストとして参観いただいたAKB48チーム8の長野県代表である高橋彩香さん(フェアプレイ応援団)にも体験授業に参加いただくとともに、休み時間などには生徒と笑顔で接する姿が印象的でした。
スクール中は、終始子どもたちが笑顔で活発に活動していて、このような活動が少しでも長野県をはじめとする被災地各地が元気になることを願っています。
また今回、当協会の「フェアプレイキャンペーン」をより広めていくためのアイテムとして作成した“楯”のお披露目も行い、早速今回関わった皆さんにフェアプレイ宣言の署名をいただきリボンを取りつけました。
今後も、フェアプレイスクールをはじめとする取組で「フェアプレイで日本を元気に」キャンペーンにご賛同いただき、全国にフェアプレーを広めていく取組を継続していきます!
[画像1: https://prtimes.jp/i/42202/68/resize/d42202-68-417607-3.png ]
-フェアプレイスクールを終えてのコメント-
○佐野 優子さん(講師 バレーボール女子日本代表)
中学生のフェアプレーに対して真剣に考えている姿を見て、改めてフェアプレーの大切さを自身も感じることができました。
○高橋 彩香さん(AKB48チーム8 フェアプレイ応援団)
生徒さんと一緒に体を動かしながらフェアプレーを学べて、よい経験となりました。
○勝野 学先生(信濃小中学校 校長)
オリンピックのメダリストとAKB48チーム8の話を聞くだけでも心に落ちるのに、プラスして一緒にスポーツをやれたことが子供たちにとっては忘れられないものとなったし、この2人だからこそ心に響くものがあると思う。フェアプレーの真髄を学べてよかった。
【10月25日(金)フェアプレイスクール 実施内容】
・フェアプレイ応援団(AKB48チーム8)フェアプレー応援ムービー上映
・代表生徒によるフェアプレイエピソード発表
・講師講評、フェアプレーに関する講義
・スポーツ体験授業
・楯のお披露目、記念撮影
◆「フェアプレイで日本を元気に」キャンペーンとは
JSPOでは、スポーツを通じて育まれるフェアプレーが社会を元気にする人づくり・地域づくり・国づくりに必ず貢献できるはずと考え、世の中にフェアプレーの軸を浸透させるために2011年から「フェアプレイで日本を元気に」キャンペーンを行っています。
来る2020年を見据え、世界からも注目が集まる日本。フェアプレイ精神を広め、日本中がフェアプレーに溢れている社会を目指し、フェアプレーに溢れる社会となった日本で、世界中のお客様をお迎えしたい。そのためにもこの広がりをスポーツ関係者に止めることなく日本全国にメッセージを発信していきたいと考えています。
公式サイト:https://www.japan-sports.or.jp/fair/
◆「フェアプレイで日本を元気に」キャンペーン応援団 AKB48チーム8の活動内容
2017年に「フェアプレイで日本を元気に」キャンペーンの応援団に、AKB48チーム8が就任しました。AKB48チーム8には、フェアプレーの輪を広げるべく、公式サイトで公開されている応援メッセ―ジ動画への参加やフェアプレイスクールへの参加などの活動を行っていただいております。
◆JSPOが考えるフェアプレーとは
JSPOの考えるフェアプレーとは、「行動としてのフェアプレイ」と「フェアプレイ精神」、大きく分けてその2つです。
スポーツは、定められたルールのもと、対戦相手(記録)と競い合い勝利を目指します。スポーツを成立させるためには、「ルールを守る」、「審判や対戦相手を尊重する」、「全力を尽くして戦い、勝っても驕らず負けてもふてくされない」というフェアなプレーに徹しなければなりません。
しかしスポーツでは、どうしても勝ちたいという欲求の中で、自分の勝利を難しくするルールや、勝利という同じ目的を持って自分を阻もうとする相手を尊重しなければならないという、相反する厳しい状況におかれます。そのような中でフェアなプレーに徹するためのゆるぎない心(魂)が必要とされます。自分自身の心に問いかけた時に恥ずかしくない判断ができる心、それがフェアプレイ精神です。行動と精神は切り離せないもの。だからこそ、スポーツを真に楽しむ上でこの2つのフェアプレーは欠かせないものだと考えます。
◆JSPO(公益財団法人日本スポーツ協会)について
JSPOは、1911年7月に「国民スポーツの振興」と「国際競技力の向上」を目的に、大日本体育協会として創立。日本体育協会を経て、2018年4月1日、現在の名称となりました。
JSPOでは、国民体育大会や日本スポーツマスターズなど各世代を網羅したスポーツ大会の開催、スポーツ少年団や総合型地域スポーツクラブなどスポーツをする場の創出、スポーツの楽しみをサポートするスポーツ指導者の育成、最新の医・科学に根差したスポーツの推進など、誰もが自発的にスポーツを「する」「ささえる」「みる・表現する」ための幅広い事業を展開しています。また、わが国スポーツの統一組織として、国や60を超える競技団体、47都道府県スポーツ・体育協会など、様々なスポーツ関連団体・組織や個人と連携しています。
2019年の大河ドラマ「いだてん」で、主人公を導く重要な役回りとして登場する嘉納治五郎はJSPOの初代会長であり、JSPOは「いだてん」の舞台でもあります。
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