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ロエベ史上もっとも大規模なミラノサローネ コレクション「ロエベ ランプ」を発表

PR TIMES / 2024年4月16日 18時15分

ロエベは2024年のミラノサローネ国際家具見本市において、日本人アーティストを多数含む24名のアーティストたちによって特別にデザインされたランプのコレクションを発表します。



ロエベは2024年のミラノサローネ国際家具見本市において、ロエベと長きにわたり関係のある24名のアーティストたちによって今回の展示のために特別にデザインされたランプのコレクションを発表します。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=FxELwUgjDgM ]


新たに制作を依頼されたフロアランプ、テーブルランプ、ペンダントランプは、2024年4月15日から21日までパラッツォ・チッテリオで開催されるロエベの展示〈ロエベ ランプ〉で公開されます。すべての作品で「光」を主な表現手段とし、アーティストは各自の芸術的実践にもとづいて光の性質を利用し操作しています。国際家具見本市への参加は今回が8度目となり、アーティストと共にクリエイティブな実験に挑戦しながら、何世代にもわたるデザインとクラフトの知識を詳しく紹介します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/10711/69/resize/d10711-69-63b06f2c0656d2ae05ff-0.jpg ]

参加した24名のアーティストの多くにとってランプの制作は初めての経験でしたが、このプロジェクトをきっかけに幅広い表現手段を利用し、素材の特性を生かすことで光との思いがけない相互作用が生み出されました。また、この機会に、新しい技術と素材をそれぞれの芸術的実践に取り入れたアーティストも多くいます。竹、樺の枝、馬の毛のしなやかさ。紙とラッカー仕上げの透光性。ガラス、レザー、セラミックの反射が生むダイナミックなコントラスト。これらを巧みに利用しながら、ライターや店先のシャッター、変形する微生物、ぶら下がったヒョウタンまで、自然や人工のさまざまな物体から得たインスピレーションを形にしています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/10711/69/resize/d10711-69-857ea9eee0726d2bbdd1-1.jpg ]

ペンダントランプをデザインしたうちのひとり、2019年のロエベ財団 クラフトプライズを受賞した漆作家である石塚源太の作品は、一定の形を持たない生物の細胞を思わせます。彼のランプは、光沢のある漆を塗り重ねて仕上げられており、その層を剥がして金の層をのぞかせることで、内側から発せられる柔らかな明かりを引き立てています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/10711/69/resize/d10711-69-d5830b504d501dd9a482-2.jpg ]

著名な陶芸家であるデーム・マグダレン・オドゥンドは、ペンダントランプにレザーを取り入れました。丸めて先端をとがらせた鞘(さや)状のレザーが中央の円柱から突き出すこのランプは、彼女の代表作である手で磨きをかけた丸い器をもとにした、実験的な作品です。
[画像4: https://prtimes.jp/i/10711/69/resize/d10711-69-60f14cd037f1d437857f-3.jpg ]

エンリコ・ダヴィドのテーブルランプには、変容と変形の場としての人間の形状に対する彼の興味が込められています。背を丸めて立つ人の姿に似ており、オニキス製の円盤型の照明が顔の部分のシルエットを浮かび上がらせています。

[画像5: https://prtimes.jp/i/10711/69/resize/d10711-69-311526eca3779ef50fbd-4.jpg ]

平らにした竹を編み合わせた松本破風のテーブルランプからは、竹工芸の大家である飯塚小玕齋のもとでの修行をはじめとする長年の鍛錬を経て得られた、竹の伸張性を巧みに扱う技術を見てとることができます。
[画像6: https://prtimes.jp/i/10711/69/resize/d10711-69-eb5f6772ecc50cba6d62-5.jpg ]

シャッターが降りた店先のような姿で、ロエベのシグネチャーであるゴールドのドーナツチェーンを模したプルコードが付いたアルヴァロ・バーリントンのフロアランプは、アイコニックな戸口にまつわる彼の探求と、幼いころを過ごしたニューヨークの街並みの延長線上にある作品です。
[画像7: https://prtimes.jp/i/10711/69/resize/d10711-69-90ce47c8224f1bdd4b78-6.jpg ]

同様に、ジジフォ・ポスワの作品も、南アフリカの東ケープ州で過ごした思い出と子どものころに見たコサ族の儀式から想起されたものだといいます。彼女のフロアランプはセラミック、ガラス、ブロンズを使い、ボウル一杯の球体を器が支える形状になっています。

[画像8: https://prtimes.jp/i/10711/69/resize/d10711-69-9bb0e80a31c8b43c9611-7.jpg ]

参加するアーティストは以下の通りです(敬称略):アルヴァロ・バーリントン(ベネズエラ)、ニコラス・バーン(英国)、エンリコ・ダヴィド(イタリア)、アンディレ・デャルバニ(南アフリカ)、エルンスト・ガンペール(ドイツ)、浜名一憲(日本)、アンセア・ハミルトン(英国)、平井明子(日本)、ジョー・ホーガン(アイルランド)、アン・ヴァン・ホーイ(ベルギー)、石塚源太(日本)、ダヘー・ジョン(大韓民国)、桑田卓郎(日本)、ジェニファー・リー(英国)、ヤンソン・リー(大韓民国)、アン・ロウ(カナダ)、松本破風(日本)、マグダレン・オドゥンド(ケニア)、ジジフォ・ポスワ(南アフリカ)、マガリ・レウス(オランダ)、四代田辺竹雲斎(日本)、アンドレア・ワルシュ(英国)、ケリス・ウィン・エヴァンス(英国)、横山翔平(日本)

ミラノサローネでは花器、ドアストッパー、ペーパーウェイトといったレザーを編んだホームウェアのコレクションが再び登場するほか、今年の展示でフィーチャーされたアーティストとのコラボレーションにより特別に制作されたデザインも用意されています。

竹工芸家の松本破風はロエベを代表するパズルバッグとハンモックバッグの再解釈を行ったほか、ホーボーバッグとポケットバッグという2種類のまったく新しい形のバッグ(ブラックもしくはタンレザーを展開)も発売予定です。同じく高い竹工芸の技術で知られ、2017年のロエベ財団 クラフトプライズのファイナリストでもある四代田辺竹雲斎は、その編みの技術をカーフスキンレザーに応用することで、複雑に編み上げられたバスケットを作り出しました。2018年のロエベ財団 クラフトプライズのファイナリストである陶芸家のアン・ヴァン・ホーイは、ナパラムスキンの余剰材を利用してさまざまなボウルをデザインしました。21種類のユニークな配色は、彼女が得意とするプロポーションと数学的な精緻さを示しています。アーティストのケイ・セキマチは、自身の先駆的な機織り作品と《Takarabako》シリーズ(1999年)をインスピレーションの源として、ロエベのパズルトートを2種類のサイズに再解釈したほか、新しいバケットバッグをデザイン。共にジャカード生地が用いられています。

これらのアイテムはすべて、パラッツォ・チッテリオとロエベのモンテ・ナポレオーネ店のみで販売を予定しています。パラッツォ・チッテリオに展示されるランプは現地のみで販売されます。また新発売の「ローストヘーゼルナッツ」のキャンドルを、日本の侘び寂びの精神に着想を得たユニークなポットに収め、サローネ限定キャンドルとして販売。不完全さや手仕事ならではの無為自然な姿に美を見出します。

2024年のミラノサローネ国際家具見本市におけるロエベの展示には、ブランドが継続的に行ってきたクラフトへの支援と、長期的な視野でアーティストと協働することを惜しまない姿勢が反映されています。ロエベは過去のサローネにおいても、スティックチェア、織物、籠編みをはじめとするさまざまなデザインタイポロジーとクラフトをテーマに、実験的な試みを行ってきました。

#LOEWE
#LOEWEsalone

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