【EdTech】子ども向けSTEAM教材開発のワンダーラボ、旺文社ベンチャーズ、EduLab Capital Partnersから資金調達。同シリーズの調達は総額3.1億円。
PR TIMES / 2021年3月3日 11時45分
テクノロジーと教育への知見を活かして、STEM / STEAM教育時代の教材開発を加速。幼少期教育、アプリ・タブレット教育市場での存在感を強める
子ども向けアプリ・タブレット教材開発・運営などを行うワンダーラボ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:川島 慶 以下、ワンダーラボ)は、株式会社旺文社ベンチャーズ(本社:東京都新宿区)、および、株式会社EduLabのグループファンドであるEduLab Capital Partners(本社:ボストン)がそれぞれ運営するファンドを引受先とした第三者割当増資による資金調達を実施いたしましたので、お知らせ致します。2020年7月に実施した株式会社小学館からの資金調達を経て、3社からの合計調達額は3.1億円となります。
資金調達の背景
ワンダーラボは、STEAM教育領域の子ども向けデジタル教材の開発・運営を手がけるEdTech(教育テック)分野のスタートアップです。思考力育成アプリ「シンクシンク」は、150か国延べ150万人に利用されており、学力・非認知能力の両面に効果があることが実証実験で明らかになっています。STEAM教育領域の通信教育「ワンダーボックス」も、これまでにないデジタルとリアルを組み合わせた教材として、昨年のリリースから好評を得ています。
プログラミング教育の必修化など、ここ数年で大きな盛り上がりを見せている教育のオンライン化に加えて、新型コロナウイルスの影響が続く状況下、家庭学習を含めて、デジタル化へのニーズはさらに高まっています。
また、学習指導要領に規定された教科学習のみならず、AIが台頭する新しい時代に向けて、非認知能力にも注目が高まり、課題解決型の教育、STEM / STEAM教育の推進が進められています。
EdTech分野では、マシンラーニングなどを用いた学習の効率化・最適化にスポットライトがあてられてきましたが、私たちは、「子どもの『知的なわくわく』を引き出す」ことにこそ、その時代の最高の技術や知見を活用して参ります。
今回の株式会社旺文社ベンチャーズ、EduLab Capital Partnersからの資金調達、および、2020年7月に実施した株式会社小学館からの資金調達を経て、3社からの合計調達額は3.1億円となります。
資金調達の目的
今回調達する資金は、主にプロダクトの開発体制の整備や人材採用、プロモーションに投資し、成長を加速させていきます。また、海外展開に向けた調査・体制整備も積極的に行ってまいります。
投資家からのコメント
株式会社旺文社ベンチャーズ マネージングパートナー 粂川 秀樹 様
STEAM領域や非認知能力の向上が、解決すべき課題として国内外でクローズアップされています。非認知能力の土台であるモチベーションや意欲を刺激する手法は様々なものがありますが、ワンダーラボ様のアプローチは、子どもが自ら学びたくなる「知的なワクワク」をプロダクトを通じて「内発的」に刺激するという点で非常にユニークであると考えています。ワンダーラボ様の事業成長に伴って、知的に躍動する子供たちが世界中に増えていく未来を期待しています。
株式会社EduLab 取締役副社長兼COO 和田 周久 様
「人の学びを科学する」をミッションとする我々 EduLabグループにとって、子どもの発達に影響を及ぼす人生早期に培われる「非認知的」要素に関する評価、測定、育成は大きな関心領域です。ワンダーラボの「世界中の子どもたちから''知的なわくわく”を引き出す」という野心的なミッションに大きな期待を寄せるとともにわくわくを感じます。この度の資本提携を機に、世界共通の一大関心分野であるこの領域に踏み出すお手伝い、共に学べることを楽しみにしております。
ワンダーラボ 会社概要
ワンダーラボは、2014年創業の教育テック(EdTech)分野のスタートアップです。子どもたちが本来持っている「知的なワクワク」を引き出すためのコンテンツを開発・運営しており、国際的な算数大会の問題などを多数製作・監修している、STEAM/STEM教材・思考力教材製作のパイオニアです。
2017年にリリースした思考力育成アプリ「シンクシンク」は、日本e-Learning大賞 Edtech特別賞受賞、海外でGoogle Play Awards 2017/2019 TOP5選出(*1)(*2)など、国内外で高い評価を得ています。同アプリは抽象思考の基礎となる思考センスを育てる問題を多数収録し、世界中に配信しており、JICA・慶應義塾大学との実証実験では、学力・非認知能力の両面に高い効果が確認されています(*3)。
また、三重県と「教育振興のための包括協定」を締結し、2018年度より、同県全土への教材提供やアドバイスを行っている(*4)他、カンボジアではJICA・政府との協働案件として同国への思考力教育の導入を推進するなど(*5)、国内外で官学と連携した取り組みを行っています。
2018年11月には、世界最大の教育ベンチャーのコンペ「Global EdTech Startup Awards (GESA)」の日本予選にて最優秀賞を受賞(*6)。また、SXSW EDUなど、世界的な教育フォーラムに日本代表として出展、登壇などを行なってきた実績があります。
2020年2月、社名を花まるラボからワンダーラボに変更し、STEAM教育領域の新しい通信教育「ワンダーボックス」を発表しました(*7)。同年7月、小学館株式会社を引受先とした第三者割当増資を実施しています。
(*1) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000012970.html
(*2) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000012970.html
(*3) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000012970.html
(*4) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000012970.html
(*5) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000012970.html
(*6) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000012970.html
(*7) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000012970.html
関連リンク
ワンダーラボ株式会社
https://wonderlabedu.com/
WonderBox|ワンダーボックス 公式サイト
https://box.wonderlabedu.com/
Think!Think!|シンクシンク 公式サイト
https://think.wonderlabedu.com/
▼採用情報
ワンダーラボでは、各職種で積極的に採用を行っています
https://wonderlabedu.com/recruit/index.html
お問い合わせ・ご質問・取材のお申し込み
ワンダーラボ株式会社 マーケティング部 徳丸・池田
Mail: marketing@wonderlabedu.com
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
【アジア財団】「STEM ConnectHER」参加学生募集のお知らせ
PR TIMES / 2024年9月19日 16時45分
-
知育アプリ「スクール版シンクシンク」実証実験レポート
PR TIMES / 2024年9月13日 21時40分
-
~ 着るロボットの“力と技のアシスト”で身体能力を拡張する ~ 株式会社INOMERがシードラウンドで資金調達を実施
PR TIMES / 2024年9月5日 10時0分
-
ヤマハのインドへの日本型音楽教育導入に関する事業で、IGSの子ども向け非認知能力可視化ツール「Ai GROW」が導入開始
PR TIMES / 2024年8月28日 15時15分
-
【イベントレポート】「シンクシンクカップ2024」に子どもたち330名が熱狂
PR TIMES / 2024年8月26日 10時15分
ランキング
-
1「コンビニは高い」払拭目指すセブン-イレブン 松竹梅の“梅”重点強化
食品新聞 / 2024年9月20日 9時57分
-
2漁業関係者、「ぬか喜びにならなければ」=歓迎も中国側の手のひら返し警戒
時事通信 / 2024年9月20日 20時55分
-
3ほっかほっか亭「コラボ依頼して賛否」への違和感 日清食品「10分どん兵衛」の成功例に倣えるか
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 15時20分
-
4キオクシアHD、1200億円の融資枠設定=三重・岩手の投資に活用
時事通信 / 2024年9月20日 22時41分
-
5ミニストップ、外国籍の利用客に“不適切な張り紙” 「問題を重く受け止め」謝罪
ORICON NEWS / 2024年9月20日 15時53分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください