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世界最大規模のVPP事業者「ネクストクラフトヴェルケ」との協業検討について

PR TIMES / 2019年10月28日 18時45分

-国内外で技術・販売面での協業検討-

東芝エネルギーシステムズはこのほど、世界最大規模のVPP事業者である、ドイツのネクストクラフトヴェルケ(以下、「ネクスト社」)とVPPの技術・販売提携の検討を行うことについて合意しました。今後検討を行い、2020年3月末までに技術・販売提携を目指します。両社が持っている知見・技術・商流を生かし、競争力の高いVPPサービスを提供します。



東芝エネルギーシステムズはこのほど、世界最大規模のVPP事業者である、ドイツのネクストクラフトヴェルケ(以下、「ネクスト社」)とVPPの技術・販売提携の検討を行うことについて合意しました。今後検討を行い、2020年3月末までに技術・販売提携を目指します。両社が持っている知見・技術・商流を生かし、競争力の高いVPPサービスを提供します。
 VPPは、太陽光発電、蓄電池、電気自動車、水素エネルギーなど地域に散在する複数の発電・蓄電設備を束ねてIoTにより制御し、一つの発電所のような機能を持たせることで電力網の需給バランス最適化に寄与する技術です。そのため、天候の影響を受けやすい再生可能エネルギーの普及に向けて、VPPへの期待が高まっています。
 現在日本では、固定価格買取制度のもと再生可能エネルギーの導入が進んでいますが、今後、再生可能エネルギーの主力電源化を見すえて系統安定に向けたバランシングや市場取引に対応させるような制度への見直しが検討されています。
 ネクスト社は、多数の再生可能エネルギーを同時に制御する技術を持ち、欧州においてバランシンググループ(注)を形成し、電力市場取引の豊富な実績を持っています。今後日本国内でも制度の見直しにともない、これらの技術のニーズが高まることが想定され、両社の強みである需給予測技術、発電機・蓄電池・需要の最適群制御技術、電力市場取引技術を組み合わせたサービスを提供します。海外では、日本をはじめ欧州などの地域で両社の商流を生かしたビジネス拡大を検討します。
 なお、今回の協業検討に先立ち、ネクスト社と当社はバイオマス発電機を制御する実証実験を行う契約を締結しており、評価結果を今回の提携に反映していきます。
 当社とネクスト社は両社の強みを生かしたサービスの開発を検討し、国内外で、積極的に事業展開を行っていきます。
(注)バランシンググループ:代表契約者制度とも呼ばれ、複数の事業者がグループとなり、需給バランシングを目指す仕組みのこと

<調印の様子>
[画像: https://prtimes.jp/i/32322/69/resize/d32322-69-991455-0.jpg ]



<ネクストクラフトヴェルケ会社概要>
設立:2009年11月
代表者:ヘンドリック・ゼーミッシュ、ヨハン・シュヴィル(共同経営責任者)
本社所在地:ドイツ・ケルン
事業内容: 多数のVPPリソースを最適制御するVPPシステムの開発。約8000台の設備を運用し、電力市場にて取引する事業を展開
売上高:627.7百万ユーロ(2018年)
従業員数:156名

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