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IGS、企業から若年層への教育投資が"インパクト投資"となる、持続可能な人材育成基盤の調査事業をインドで開始:経済産業省補助金に採択

PR TIMES / 2024年12月27日 13時45分



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/54457/69/54457-69-3f65ca99538ca92c93e74d2e35282674-1080x617.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
企業から若年層への教育投資が、「インパクト投資」に

Institution for a Global Society 株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 COO:中里 忍、以下「IGS」)は、経済産業省の「令和5年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(我が国企業によるインフラ海外展開促進調査)」に採択され、「インド/企業主導によるインパクト投資を通じた持続可能な若年層人材育成基盤調査事業」を開始することをお知らせいたします。 
本調査事業は、企業から若年層への教育投資を「インパクト投資」として位置付け、持続可能な社会のエコシステムを構築することを目指しています。寄付や財政だけに頼らない、新しい人材育成基盤の実現可能性について、まずはインドを対象に調査いたします。
IGSは、パーパス「分断なき持続可能な社会を実現するための手段を提供する」の実現に向けて、HR事業・教育事業・プラットフォーム/Web3事業がこれまで培ったアセットを活用し、本調査事業を通して更なる海外展開を進めてまいります。

・経済産業省公式サイト「令和5年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(我が国企業によるインフラ海外展開促進調査:二次公募)」に係る間接補助事業者の採択結果について」:
https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/saitaku/2024/s241212002.html
■調査事業の背景と位置づけ
当社は中期経営計画で海外展開を進め、「インパクト投資」を重要な成長手段と位置づけています。
「インパクト投資」とは、金銭的リターンの獲得と、環境や社会にポジティブな影響(インパクト)の双方を求める、新しい投資行動です。世界全体のインパクト投資市場は年間21%と急成長しており、運用資産額は1兆5,710億ドルに達しています※。
※GIIN「SIZING THE IMPACT INVESTING MARKET2024」より

また、世界の中でも特に人口増加や都市化が急速に進む「グローバルサウス」では、企業が求めるスキルを持つ人材を育成する環境づくりが不可欠です。この人材基盤の構築は、現地教育機関や行政、企業との連携を通じ、社会的課題の解決と持続的な市場創造に直結します。

本事業ではインドを対象に、教育・労働市場の現状を分析します。具体的には、企業が求めるスキルと若年層の現状のスキルとのギャップを特定し、デジタル技術を用いた教育支援・評価制度の導入可能性を検討します。これにより、インパクト投資における評価基準や評価手法などの枠組みを明確化し、企業が教育支援を通じて得られる社会的・経済的リターンを可視化します。

さらに、こうした知見を活用し、当社は中期計画で掲げるグローバル戦略を強化するとともに、国内外での教育関連サービス拡充にもつなげてまいります。

今回の採択は、インパクト投資を通じた持続可能な人材育成のエコシステムを創出し、グローバルサウスでの事業拡大と社会貢献を同時に実現する第一歩となるものです。
■調査事業の概要
本調査事業では、インドにおける次世代リーダー育成のため、若年層向けのスキルマップ設計や多様な能力評価手法を開発し、検証します。教育投資により人材が能力をどれだけ伸ばしたか測定し、金融機関との連携を通じて、企業から教育分野へのインパクト投資が生み出す社会的・経済的リターンを可視化。さらに、IT産業や教育委員会との連携により、インド進出をめざす日本企業や現地企業と若手人材の双方にとって最適なマッチングとなる仕組みづくりを模索します。

この取り組みは、企業にとって、将来の安定的な人材確保やブランド価値向上、さらには、社会貢献を通じたステークホルダーからの信頼獲得に直結します。また、教育投資の効果が定量的に把握できることで、中長期的な戦略立案やリスク評価が容易になり、企業経営の強化にも寄与します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/54457/69/54457-69-4d09048f69c1a50fe1ee91def96d4bdd-1080x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
企業から若年層への教育投資を促すインパクト投資

これらを実現するうえで、当社が強みとする3つの事業領域(HR事業・教育事業・プラットフォーム/Web3事業)が持つ資産を結集します。
- HR事業:企業向けスキルマップ構築支援で培ったノウハウを、グローバルな育成・評価基盤づくりに展開
- 教育事業:国内外で活用してきた能力評価ツール「Ai GROW」による若年層のスキル測定と育成モデル開発
- プラットフォーム/Web3事業:ブロックチェーン技術を用いた、安全・透明性の高い人材マッチングプラットフォームの実証

これらの取り組みによって創出される教育改革モデルは、企業各社が次世代市場において競争力を高め、人材戦略を強化する上で有意義な選択肢となり得ます。われわれは、本プロジェクトを通じて、各企業が国際的な成長機会を捉え、持続的なビジネス基盤を築く後押しをしてまいります。

<APPENDIX>
■経済産業省「令和5年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」とは
グローバルサウス諸国が抱える課題を解決することを通じて当該地域の市場の成長力を活かし、日本国内のイノベーション創出等により国内産業活性化を目指すと共に、グローバルサウス諸国との経済連携を強化するため、本邦企業が行うインフラの海外展開に向けたFS事業及び小規模実証事業の実施に必要な費用の一部補助を目的としている。
・経済産業省公式サイト:https://gs-hojo-web.jp/
■IGSの事業領域およびサービスについて
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/54457/69/54457-69-f82d0ad9aaf1f759222188925f7763bd-1760x1375.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
IGSの事業領域図 https://i-globalsociety.com/ir/individual/

HR事業で提供している「スキルマップ構築支援」とは
企業の経営戦略に基づく人材ポートフォリオ構築に向けて、人材に必要なハードスキル・ソフトスキルをレベル別に表し、能力測定(測定ツール「GROW(グロー)」シリーズ)、人材の過不足の可視化まで一気通貫で支援しています。
- サービスサイト:https://www.grow-360.com/


教育事業で提供している「Ai GROW」とは
生徒一人ひとりの強みを可視化・育成するための非認知能力測定ツール「Ai GROW(アイ・グロー)」を2019年4月にリリースし、2024年11月末現在、国内外の小学校・中学校・高等学校400校以上、国内では44都道府県へ導入されています(累計)。
- 「Ai GROW」サービスサイト: https://www.aigrow.jp/aigrow


教育事業で展開している海外での児童・生徒の能力測定とは
インドやコロンビアで「Ai GROW」による児童・生徒の非認知能力の測定を開始しています。
- 「ヤマハのインドへの日本型音楽教育導入に関する事業で、IGSの子ども向け非認知能力可視化ツール「Ai GROW」が導入開始」(2024年8月28日)
- - https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000054457.html
- 「ヤマハがコロンビアの公立初等学校23校で、リコーダーを活用した音楽教育の試験導入を開始。IGSの非認知能力可視化ツール「Ai GROW」で教育効果を検証」(2024年6月18日)
- - https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000054457.html


プラットフォーム/Web3事業における人材マッチングプラットフォームとは
IGSは、教育に資金が持続的に巡る社会を実現するために、慶應義塾大学経済学部附属経済研究所FinTEKセンター、東京理科大学インベストメント・マネジメントなどの6社/組織と共に、2023年2月に始動したプロジェクト「ONGAESHI(オンガエシ)プロジェクト」に参画し、その国内運営を担っています。本プロジェクトは、ブロックチェーン技術を活用し、タレント(学ぶ人)一人ひとりに対して学びのスポンサーがつくことで、教育費用が賄われる未来の教育システム「連帯貢献システム」の社会実装に挑戦しています。日本国内においては、まずは若手社会人のリスキリング講座を無償化し、転職までを支援するサービスが2023年10月よりスタートしています。
- 「コクヨ、三井住友信託銀行、慶大経済学部附属経済研究所FinTEKセンター、東京理科大学インベストメント・マネジメント、IGSが、ONGAESHIプロジェクトに参画」(2023年2月2日)
- - https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000115918.html
- 「ONGAESHI」サービスサイト(日本国内向け):https://www.ongaeshi-pj.com/ 

■Institution for a Global Society(IGS)株式会社 会社概要
多様な「評価」と新たな「お金の流れ」で、世界中の「教育」を変えるテックカンパニー。社会で活躍する際に重要な「非認知能力」を中心に、人の能力を子どもから社会人まで一貫して可視化できるツールの提供や、NFTを活用することで無償教育と人材マッチングを促進する人材育成・転職プラットフォームなどを国内運営。「分断なき持続可能な社会を実現するための手段を提供する」を企業パーパスに掲げ、2021年12月29日に東証マザーズ市場(現・グロース市場)に上場。
- 所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-11-2 4F
- 設立:2010年5月
- 資本金:50百万円(2024年9月末現在)
- 事業内容:AIを活用した人材評価プラットフォームを企業や学校に提供
- コーポレートサイト: https://www.i-globalsociety.com/


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