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『死の貝』で話題の著者による、中公文庫『死の虫 ツツガムシ病との闘い』を発売!

PR TIMES / 2024年12月27日 11時45分



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65430/69/65430-69-7bea6cd8ef2848c82026b7587683f8ef-1739x2500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
中公文庫『死の虫 ツツガムシ病との闘い』表紙

 株式会社中央公論新社(本社・東京都千代田区、代表取締役社長・安部順一)は、2024年12月23日に、中公文庫『死の虫 ツツガムシ病との闘い』(小林照幸・著)を発売しました。


 本書は、「ウィキペディア三大文学」(インターネット百科事典のウィキペディアで、SNSやネットで特に話題の3つの記事)のひとつとして話題をさらった『死の貝 日本住血吸虫症との闘い』の著者、小林照幸さんによる作品です。今回文庫化した『死の虫』も『死の貝』と同じく、発病するエリアを限定する地方病をテーマにした、風土病サスペンスです。新潟、秋田、山形と日本海側の米どころを中心に毎年夏に死者が続出するのはなぜか? その病原体は一体何なのか? 解明に取り組む人々を追い、真相にたどりつき、克服するまでを詳細に描きます。文庫化にあたり、ツツガムシ病と新型コロナウィルスの共通点などが増補されました。

【概要】 
戦前の新潟・秋田・山形の三県で、毎夏多くの犠牲者を出した謎の風土病。いったい、原因は何なのか? 北里柴三郎ら医学者たちは自らの命と名誉を懸けて、病原体解明に挑んだ。熾烈な先陣争い、研究室内での感染と落命、学名命名論争……。日本医学の金字塔となったツツガムシ病克服までの歩みを描く。〈解説〉仲野 徹

【書誌情報】
〇書名:『死の虫 ツツガムシ病との闘い』
〇著者:小林照幸 〇判型:文庫判
〇ISBN:978-4-12- 207589-4 〇発売日:2024年12月23日
〇定価:990円(10%税込)

【著者】 
小林照幸(こばやし・てるゆき)
1968年、長野県生まれ。ノンフィクション作家。明治薬科大学在学中の92年、『毒蛇(どくへび)』で第1回開高健賞奨励賞を受賞。99年、『朱鷺(トキ)の遺言』で第30回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。信州大学経済学部卒。明治薬科大学非常勤講師。著書に『害虫殲滅工場 ミバエ根絶に勝利した沖縄の奇蹟』『神を描いた男・田中一村』『死の貝 日本住血吸虫症との闘い』『検疫官 ウイルスを水際で食い止める女医の物語』『政治家やめます。ある国会議員の十年間』『車いす犬ラッキー 捨てられた命と生きる』『ペット殺処分 ドリームボックスに入れられる犬猫たち』『熟年性革命報告』など多数。

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